一龍斎貞弥
日本の女性声優、講談師 (1964-)
一龍斎 貞弥(一龍齋 貞弥、いちりゅうさい ていや、1964年[5]2月2日[4] - )は、青二プロダクションに所属する[4]女性声優、講談師、ナレーター[7]。大分県大野郡野津町(現:臼杵市)出身[2]。本名・旧芸名は原 亜弥(はら あや)[1][7]。
プロフィール | |
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本名 | 原 亜弥(はら あや)[1][2](旧芸名) |
性別 | 女性 |
出身地 | 日本・大分県大野郡野津町(現:臼杵市)[2] |
生年月日 | 1964年2月2日(60歳) |
血液型 | A型[3] |
身長 | 160 cm[3] |
職業 |
声優 講談師 |
事務所 | 青二プロダクション[4] |
公式サイト | 一龍斎 貞弥|青二プロダクション |
活動 | |
活動期間 | 1990年[5] - |
本名 | |
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生年月日 | 1964年2月2日(60歳) |
出身地 | 日本・大分県大野郡野津町(現:臼杵市)[2] |
師匠 | 五代目一龍斎貞花 |
活動期間 | 2007年 - |
所属 | 講談協会 |
受賞歴 | |
2021年 日本台湾交流協会表彰 | |
備考 | |
2018年 臼♡応援大使 2022年3月 常陸太田大使[6] | |
経歴
小学5年生の時に放送クラブに所属しており、校内放送で声を聞いていた同級生の母が、「いい声しちょるね」と褒めてもらい、この時に初めて自分の声を「人間の声って違いがあるんだ」と意識した[2]。大分県立大分上野丘高等学校時代は合唱部に入部してから声のトレーニングを始める[2]。
文化祭のクラスの出し物で、オリジナルの脚本の芝居でラジオ番組のアシスタント役として台詞を喋ってたところ、それを聞いていた教師から褒められ、自信がつき、日本女子大学文学部国文学科[9]に進学し、放送研究会に入部して基礎的トレーニングを学ぶ[2]。
大学卒業後、一旦は外資系ホテルに就職しVIP客担当のコンシェルジュに勤務するが、「他人が自分を評価する基準は何処にあるのだろう」と考えるようになり、子供の頃から気になっていた「声の仕事に挑戦してみよう」となって[2]、1年半で退職[7]。声優事務所・青二プロダクションの付属養成所に入所する[7]。
1989年に青二塾東京校10期生となり、1990年に青二塾を卒業して青二プロダクションに所属する[4]。
2007年に講談師の一龍斎貞花に入門し[7]、貞弥(ていや)の号を受ける。2008年に前座、2011年二つ目に昇進。
2022年秋、真打に昇進[7]。真打昇進披露宴は東京會舘に200名ほどの客を招き、異例の「パーティーでの口上」を交えて催された[10]。
人物
講談師以外の出演歴
テレビアニメ
- 1991年
-
- キテレツ大百科(ピアノの先生、歯科医)
- 1992年
-
- ちびまる子ちゃん(女の人)
- 超電動ロボ 鉄人28号FX
- 美少女戦士セーラームーン(妖怪)
- YAWARA! a fasionable Judo Girl!(鶴亀女子社員)
- 2003年
-
- 釣りバカ日誌(キャサリン)
- 2004年
- 2005年
-
- ブラック・ジャック(空港アナウンス)
- 2009年
- 2021年
-
- オッドタクシー(和田垣母)
OVA
- 銀河お嬢様伝説ユナ(1995年、六本木の舞)
- 超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-(1996年、沙織)
劇場アニメ
- カッタ君物語(1995年、青木律子)
- パーフェクトブルー[12](1998年)
- あたしンち(2003年、おばさん2)
- 映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年、和田垣母)
ゲーム
- 銀河お嬢様伝説ユナ(1992年、六本木の舞、チャイナの麗美)
- LUNAR シルバースターストーリー(1992年、ゼノビア、レミリア)
- 銀河お嬢様伝説ユナ2〜永遠のプリンセス〜(1995年、六本木の舞)|
- 銀河お嬢様伝説ユナ3 LIGHTNING ANGEL(1997年、六本木の舞、家柄と血筋のルミナーエフ)
- スターフォックス アサルト(2005年、クリスタル)
- 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ(2008年 - 2018年、クリスタル、ロビン) - 3作品[注 1]
- 龍が如く3
- LUNAR ハーモニー オブ シルバースター(2009年、ゼノビア、レミリア)
吹き替え
- ビバリーヒルズ青春白書
- ベイビーブラッド
テレビドラマ
ラジオドラマ
- クリック&デッド NETWAYスイーパーズ(平沢京子)
- NISSAN あ、安部礼司 〜 beyond the average 〜 2022年7月3日放送のゲスト(給湯器の音声案内、湯田熱子、女将)
ナレーション
- どっちの料理ショー(ナレーション、レッドキッチン「ドッチくん」の声)[7]
- さんまのSUPERからくりTV[7]
- ドリーム・プレス社
- NHK高校講座 世界史(NHK教育テレビ)
- 桂雀々の大判小判がじゃくじゃく(トゥエルビ)
音声案内
脚注
注釈
出典
- ^ a b 「女性篇」『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年3月30日、500頁。ISBN 4-87376-160-3。
- ^ a b c d e f g h i “お風呂が沸きました ※「温泉はいつも沸いてます」”. we are Oitan. 2023年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月9日閲覧。
- ^ a b “一龍斎 貞弥”. 青二プロダクション. 2016年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月31日閲覧。
- ^ a b c d e f g “一龍斎 貞弥|青二プロダクション”. 青二プロダクション. 2022年2月8日閲覧。
- ^ a b 眠れないほどの腹痛も・・・ステージ4がんを克服して真打ち昇進 講談師・一龍斎貞弥さんの半生
- ^ “常陸太田大使”. 常陸太田市 (2022年3月1日). 2023年4月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k "機械音声キャリア30年!『マイファミリー』脅迫電話に「お風呂が沸きました」の"中の人"が語る「私の声」". 週刊女性PRIME. 主婦と生活社. 21 August 2022. 2022年8月21日閲覧。
- ^ “私のとっておきの大分 第12回【後編】”. koji note. 三和酒類 (2023年10月18日). 2024年3月2日閲覧。
- ^ “Facebook”. www.facebook.com. 2022年6月13日閲覧。
- ^ 講談協会 (2022年10月23日). “【講談かわら版】 寿真打昇進披露宴 一龍齋貞弥”. 講談協会公式チャンネル. youtube. 2022年10月25日閲覧。
- ^ 田中愛子『東京かわら版 2022年10月号』東京かわら版、2022年9月28日、29頁。ISBN 9784910085265。
- ^ “PERFECT BLUE”. マッドハウス. 2016年6月16日閲覧。
- ^ "「マイファミリー」電話の機械音声は「お風呂が、沸きました」と同一人物だった". デイリースポーツ. 株式会社デイリースポーツ. 13 June 2022. 2022年6月13日閲覧。
- ^ 【デビュー150日前】スペーシア X 「車内放送」収録の舞台裏. 【公式】東武鉄道チャンネル / TOBU Railway. 東武鉄道. 15 February 2023. 2023年2月16日閲覧。
外部リンク
- 一龍斎貞弥 - 青二プロダクション
- 一龍斎貞弥 - 講談協会
- 一龍斎貞弥 お風呂が湧きましたの声の人です (@1ryusaiTeiya) - X(旧Twitter)