一騎当千 (大日本プロレス)
、大日本プロレスが主催するシングルマッチのリーグ戦である
一騎当千(いっきとうせん)は、大日本プロレスが主催するシングルマッチのリーグ戦。奇数年はデスマッチBJの「DeathMatch Survivor(デスマッチ・サバイバー)」、偶数年はストロングBJの「strong climb(ストロング・クライム)」を交互で開催している。
ルール
編集- 試合は30分1本勝負。
- 出場者をAブロックとBブロックに分け、勝ち2点・引分1点・負け0の勝ち点方式による総当たり戦で争う。
- 各ブロック上位2名(年度によっては1名)が決勝トーナメント進出(対戦カードはAブロック1位 vs Bブロック2位・Aブロック2位 vs Bブロック1位で行う)。得点で並んだ場合は対象選手同士の勝敗で順位を決定。
- デスマッチの場合は試合会場の規制等を勘案の上、対戦する両者合意の下で試合形式を決定する。
- 優勝者がデスマッチBJの場合はBJW認定デスマッチヘビー級王座、ストロングBJの場合はBJW認定世界ストロングヘビー級王座への挑戦権が与えられる。
2011年大会(DeathMatch Survivor)
編集- 参加者10人
- Aブロック
- Bブロック
2012年大会(strong climb)
編集- 参加者12人
- Aブロック
- Bブロック
2013年大会(DeathMatch Survivor)
編集- 参加者12人
- Aブロック
- 伊東竜二 ※優勝
- 宮本裕向(666)
- "黒天使"沼澤邪鬼
- シャドウWX
- 星野勘九郎
- ドレイク・ヤンガー (CZW)
- Bブロック
- アブドーラ小林
- 木高イサミ(ユニオン) ※準優勝
- 竹田誠志(U-FILE CAMP)
- 塚本拓海
- 稲松三郎(K-DOJO)
- ダニー・ハボック(CZW)
- 大会内容
- 第1回同様、デスマッチリーグ戦として開催。各ブロック1位が4月10日新木場1stRING大会での決勝戦に進出[7]。
2014年大会(strong climb)
編集- 参加者12人
- Aブロック
- Bブロック
- 大会内容
- 当初は怪我人の続出により中止が明言されていたが、5月5日横浜文体での関本の提言により時期を遅らせての開催が決定[8]。
- A・Bブロックとも6点の選手は直接対決を制していた宮本と征矢が2位で決勝に進出し、準決勝は関本対宮本、修司対征矢。決勝は関本対修司となり、石川修司が優勝。
2015年大会(DeathMatch Survivor)
編集- 参加者12人
- Aブロック
- 伊東竜二 6点・ブロック2位
- 竹田誠志(U-FILE CAMP)8点
- 星野勘九郎 6点・ブロック3位
- 高橋匡哉(ASUKA PROJECT)
- 関根龍一(K-DOJO)
- "黒天使"沼澤邪鬼
- Bブロック
- アブドーラ小林 6点・ブロック2位 ※優勝
- 木高イサミ (ユニオン) 8点 ※準優勝
- 稲松三郎(K-DOJO)
- 稲葉雅人(フリー)6点・ブロック3位
- 塚本拓海(フリー)
- 植木嵩行
- 大会内容
- デスマッチリーグ戦として開催。3月1日後楽園大会で開幕し、各ブロック上位2名が4月19日札幌テイセンホール大会での決勝トーナメント進出[9]。優勝決定戦の地方開催はデスマッチ・ストロング通じ初めてであり、同ホールは6月を最後に閉鎖されるため最初で最後の開催となった。
- なおメンバー発表前から、開幕戦同日に宮本裕向vs"黒天使"沼澤邪鬼のBJWデスマッチヘビー級王座戦が決定していたため、この試合での勝者が5月5日の横浜文体で一騎当千優勝者との防衛戦、敗者が一騎当千へ出場ということになり、敗れた沼澤が一騎当千に出場した。
- A・Bブロックとも6点の選手は直接対決を制していた伊東と小林が2位で決勝に進出し、準決勝は竹田対小林、イサミ対伊東。決勝はイサミ対小林となり、アブドーラ小林が優勝。
2016年大会(strong climb)
編集- 参加者12人
- Aブロック
- Bブロック
- 大会内容
- ストロングBJのリーグ戦として開催。3月6日後楽園大会で開幕し、各上位2名が札幌マルスジムでの決勝トーナメントに進出[10]。
- 当初出場予定だった橋本和樹は、エントリー発表後に行われた試合で骨折したため欠場し、忍が代替で出場。
- Aブロックで6点だった選手3人からは直接対決に勝利していた橋本大地と神谷が決勝に進出し、準決勝は大地対石川、神谷対鈴木。決勝は石川対神谷となり、石川修司が優勝。
2017年大会(DeathMatch Survivor)
編集- 参加者12人
- Aブロック
- Bブロック
- "黒天使"沼澤邪鬼 6点・ブロック2位
- 宮本裕向 (666) 4点
- 竹田誠志(フリー) 6点
- 星野勘九郎 2点
- 関根龍一(BASARA) 4点
- 高橋匡哉(ASUKA PROJECT) 8点・ブロック1位 ※優勝
- 大会内容
- デスマッチリーグ戦として開催。3月5日後楽園大会で開幕し、各ブロック上位2名が4月8日札幌マルスジム大会での「決勝トーナメント」へ進出となる。
- 準決勝はイサミ対沼澤、高橋対吹本。決勝は高橋対イサミとなり、高橋匡哉が初優勝。
2018年大会(strong climb)
編集- 参加者12人
- Aブロック
- Bブロック
- 関本大介 7点・ブロック2位
- 鈴木秀樹(フリー) 8点・ブロック1位 ※優勝
- 河上隆一 6点
- 宇藤純久 5点
- 橋本和樹 2点
- 菊田一美 2点
- 大会内容
- ストロングBJのリーグ戦として開催。3月11日福岡・博多スターレーン大会で開幕し、各上位2名が札幌マルスジムでの決勝トーナメントに進出。また大地の要望で、鈴木以外の出場選手を大日本正式所属選手のみとし、リーグ戦の制限時間を20分に短縮して開催(決勝トーナメントは通常通り30分)。
- ストロングヘビー級王者である大地が決勝に進出した為、決勝は選手権試合を兼ねて行われた。
2019年大会(DeathMatch Survivor)
編集- 参加者14人
- Aブロック
- Bブロック
- 藤田ミノル(フリー) 6点
- 星野勘九郎 2点
- 塚本拓海 (BASARA) 8点
- 佐久田俊行 8点・ブロック2位
- 植木嵩行 2点
- 竹田誠志(フリー) 10点・ブロック1位 ※準優勝
- リッキー・シェイン・ペイジ (フリー) 6点
- 大会内容
- デスマッチリーグ戦として開催。2月28日後楽園大会で開幕し、各ブロック上位2名が4月14日札幌マルスジム大会での「決勝トーナメント」へ進出となる。
- 準決勝はイサミ対佐久田、竹田対小林。決勝はイサミ対竹田となり、木高イサミが初優勝。
2020年大会(strong climb)
編集- 参加者20人
- Aブロック
- 兵頭彰 3点
- 河上隆一 4点
- 橋本大地 5点・ブロック1位 ※優勝
- 稲村愛輝(NOAH) 4点
- T-Hawk(#STRONGHEARTS) 4点
- Bブロック
- Cブロック
- 神谷英慶 2点
- 浜亮太 4点
- 岡林裕二 4点
- 火野裕士(ZERO1) 5点
- クワイエット・ストーム(フリー) 5点・ブロック1位 ※準優勝
- Dブロック
- 大会内容
- ストロングBJのリーグ戦として開催。3月3日東京・後楽園ホール大会で開幕し、各ブロック上位1名が「決勝トーナメント」へ進出となる。
- 優勝決定戦は前回同様マルスジムを予定していたが、入居するオーナーの意向に依り貸出不可となったためサッポロ・イーワン・スタジアムに変更された。
- その後、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い地方大会の中止が相次いだため、そこで組まれていた公式戦は両者引き分け扱いに。さらに4月7日に大日本本社を置く神奈川県を含む7都府県に緊急事態宣言発令のため以降の大会は中止・延期となった。そのため、優勝決定戦も26日に無観客での配信大会とする措置を講じた。
- 準決勝は大地対関本、ストーム対リー。決勝は大地対ストームとなり、橋本大地が初優勝(BJW認定世界ストロングヘビー級王者としての優勝は初)。
2021年大会(DeathMatch Survivor)
編集- 参加者16人
- Aブロック
- アブドーラ小林 2点
- "黒天使"沼澤邪鬼 0点
- 高橋匡哉 4点
- ビオレント・ジャック(フリー) 6点・Aブロック1位
- Bブロック
- Cブロック
- 伊東竜二 4点・Cブロック1位 ※準優勝
- 星野勘九郎 2点
- 藤田ミノル(フリー) 2点
- 竹田誠志(フリー) 4点
- Dブロック
- 木高イサミ (BASARA) 2点
- 神谷英慶 4点・Dブロック1位
- 石川勇希 2点
- 兵頭彰 4点
- 大会内容
- デスマッチリーグ戦として開催。3月3日新木場1stRING大会で開幕し、各ブロック得点1位4人が5月16日後楽園ホール大会での「決勝トーナメント」決に進出し優勝を争う。優勝決定戦の後楽園開催は一騎当千としては2014年大会以来7年ぶり、デスマッチは2011年大会以来10年ぶりとなる。
2022年大会(strong climb)
編集- 参加者12人
2024年大会(一騎当千スペシャルリーグ DEATHMATCH STRAIGHT FLASH)
編集- 参加者10人
- Aブロック
- 神谷英慶 ※優勝
- アブドーラ・小林
- 菊田一美
- マッドマン・ポンド
- ドクター・リダクテッド
- Bブロック
- 伊東竜二
- 石川勇希
- 若松大樹 (2AW) ※準優勝
- デイル・パトリックス
- ビーストマン
脚注
編集- ^ 大日本プロレス (2011年4月3日). “一騎当千 公式リーグ戦終了”. 2012年9月10日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 大日本プロレス (2011年4月18日). “2011年4月18日(月) 後楽園ホール大会”. 2012年9月10日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 大日本プロレス (2012年2月19日). “2/26(日)一騎当千 strong climb開幕のお知らせ”. 2012年9月10日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 大日本プロレス (2012年3月21日). “2012年3月21日(水) 大分・大分イベントホール大会”. 2012年9月10日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 大日本プロレス (2012年3月26日). “2012年3月26日(月) 東京・後楽園ホール大会”. 2012年9月10日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 『「一騎当千 DEATHMATCH SURVIVOR」開催決定のお知らせ』(プレスリリース)大日本プロレス、2013年2月9日 。
- ^ 『一騎当千 開催のお知らせ』(プレスリリース)大日本プロレス、2014年5月6日 。
- ^ 『※3/1(日)後楽園ホール大会で、開幕戦!一騎当千~DEATHMATCH SURVIVOR~出場選手&ブロック分け決定のお知らせ』(プレスリリース)大日本プロレス、2015年2月16日 。
- ^ ストロングBJリーグ戦「一騎当千~strong climb~」