一宮ジャンクション
愛知県一宮市にある名神高速道路と東海北陸自動車道のジャンクション
(一宮JCTから転送)
一宮ジャンクション(いちのみやジャンクション)は、愛知県一宮市大和町にある[1]名神高速道路と東海北陸自動車道のジャンクションである[2]。
一宮ジャンクション | |
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所属路線 | E1 名神高速道路 |
IC番号 | 25-1 |
本線標識の表記 |
(上り線) E41 東海北陸道 岐阜 高山 E1 東名 静岡 E19 中央道 名古屋高速 (下り線) E41 東海北陸道 岐阜 高山 E1 名神 E8 北陸道 京都 |
起点からの距離 | 359.4 km(東京IC起点) |
◄一宮IC (4.4 km) (6.6 km) 羽島PA► | |
所属路線 | E41 東海北陸自動車道 |
本線標識の表記 |
E1 名神 名古屋 E1 東名 静岡 E1 名神 京都 大阪 |
起点からの距離 | 0.0 km(一宮稲沢北IC起点) |
◄一宮稲沢北IC (0.0 km) (1.0 km) 一宮西IC► | |
供用開始日 | 1998年(平成10年)12月13日[1] |
通行台数 | 非公表 |
所在地 |
〒491-0926 愛知県一宮市大和町北高井 |
概要
編集全区間高架橋構造であり、「鋼管井筒基礎」、「鋼橋脚」、「鋼箱桁橋」などが採用されている。一般道への出入りは近隣の一宮稲沢北IC(当JCTとの相互利用は不可)[3]、一宮西IC、または一宮ICを利用する。このJCTの真下を南北に貫く形で愛知県道14号岐阜稲沢線(西尾張中央道)が走っており、計画されている一宮西港道路への接続が考慮されている。
名神下り線では、平日のラッシュ時・土曜・日曜および長期連休中(ゴールデンウィーク・お盆・年末年始)に当ジャンクションを先頭とする渋滞が発生しやすく[4]、最後尾は小牧IC付近や名古屋高速16号一宮線の清洲JCT付近まで伸びることがある。2019年には、渋滞緩和策として加速車線と走行車線の間にラバーポールを設置 [4][5]。ファスナー状に1台ずつ合流する「ファスナー合流」の方式を導入した[6][4][5]。さらなる対策として中日本高速道路(NEXCO中日本)は2021年度(令和3年度)に一宮IC - 一宮JCT間の路肩・車線幅を減少して片側3車線運用化する工事に着手し、2024年(令和6年)9月7日に上り線の3車線化工事が完了した[7]。
なお名神下り線のJCT手前には、飛驒清見ICから先は(飛驒トンネル区間)危険物積載車両通行禁止であることを示す標識が設けられている。
歴史
編集道路
編集隣
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e 東名高速 2011, p. 43.
- ^ a b c “通行止めの北陸自動車道・敦賀―今庄IC 下り復旧は8月末”. 京都新聞. (2022年8月8日). オリジナルの2022年8月8日時点におけるアーカイブ。 2022年9月7日閲覧。
- ^ “愛知県の一宮稲沢北IC、3月28日開通 県主体で建設”. 日本経済新聞. (2021年2月5日) 2022年9月7日閲覧。
- ^ a b c “「ファスナー合流大作戦」で渋滞緩和 高速道で初の試み”. 朝日新聞デジタル. (2019年12月15日). オリジナルの2019年12月16日時点におけるアーカイブ。 2022年9月7日閲覧。
- ^ a b “NEXCO中日本、名神の一宮JCTでのファスナー合流の渋滞削減効果を確認”. トラベルWatch (2020年3月2日). 2022年9月7日閲覧。
- ^ “「ファスナー合流」へのお願い” (PDF). NEXCO中日本. 2024年1月4日閲覧。
- ^ 『E1 名神 一宮IC〜一宮JCT(上り線)の3車線運用を2024年9月7日(土)15時から開始します 〜中京圏の渋滞多発区間における渋滞緩和が期待されます〜』(プレスリリース)中日本高速道路株式会社 名古屋支社、2024年9月5日 。2024年10月5日閲覧。
- ^ 東名高速 2011, p. 62.
- ^ “東海北陸自動車道の概要”. 岐阜県県土整備部道路建設課 (2018年3月29日). 2022年9月7日閲覧。
参考文献
編集- 『東名高速をゆく』イカロス出版、2011年9月30日。ISBN 978-4-86320-484-3。
関連項目
編集外部リンク
編集- 標識ナビまっぷ 名神・東海北陸エリア - 中日本高速道路(一覧に一宮JCTの記載あり)