一九〇五 (映画)
『一九〇五』(いちきゅうぜろご)は、黒沢清監督による日本・中国合作映画。2013年1月クランクアップ、同年秋公開の予定だったが、尖閣諸島問題の影響を受けて撮影が進まず、企画・製作・配給を行うプレノン・アッシュが資金繰りの悪化により2013年2月20日に東京地裁から破産手続開始の決定を受け[1]、製作中止となった[2]。
一九〇五 | |
---|---|
1905 | |
監督 | 黒沢清 |
製作会社 | プレノン・アッシュ |
配給 |
松竹 プレノン・アッシュ |
公開 | 制作中止 |
製作国 | 日本・ 中国 |
言語 | 日本語・中国語 |
概要
編集あらすじ
編集まだ清朝であった時代の中国広東省の高利貸し楊雲龍(ヤン・ユンロン)は、5人の男に貸した金を取り立てるため、日本の横浜へとやってくる。香港育ちで中国語を話す国粋主義者の加藤保は、その同じ5人である中国人革命家の強制送還の任務を言い渡される。楊と加藤は日本で出会い、お互いの利害の一致を見て協力し行動していく[3]。
キャスト
編集以下のキャスティングが予定されていた。
脚注
編集- ^ 尖閣問題で日中共同映画頓挫、配給会社が破産 読売新聞 2013年2月25日
- ^ 前田敦子ら出演予定映画が製作中止に デイリースポーツ 2013年2月25日
- ^ トニー・レオン、日本映画初出演!松田翔太&前田敦子と黒沢清監督作でタッグ 映画.com 2012年9月10日