ロザリンド・シャンド
ロザリンド・モード・シャンド(Rosalind Maud Shand、1921年8月11日 - 1994年7月14日)は、イギリスの人物。陸軍将校のブルース・シャンド少佐の妻で、イギリス国王チャールズ3世の妃カミラの母である。
ロザリンド・モード・シャンド Rosalind Maud Shand | |
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生誕 |
ロザリンド・モード・キュービット 1921年8月11日 イギリス イングランド、ロンドン |
死没 |
1994年7月14日(72歳没) イギリス イングランド、ルイス |
死因 | 骨粗鬆症 |
配偶者 | ブルース・シャンド |
子供 |
カミラ アナベル・エリオット マーク・シャンド |
親 |
第3代アシュコーム男爵ローランド・カルバート・キュービット(父) ソニア・ローズマリー・キュービット(母) |
親戚 | アリス・ケッペル(祖母) |
来歴
編集1921年にロンドンのグロブナー・ストリート16番地に第3代アシュコーム男爵ローランド・カルバート・キュービット(1899年 - 1962年) と妻のソニア・ローズマリー・キュービット(旧姓 ケッペル; 1900 年 - 1986 年) 生まれた[1] 。イギリス国王エドワード7世の愛妾(Royal Mistress)として知られるアリス・ケッペルは母方の祖母にあたる。1939年、マスコミによってその年最高のデビュタントに選ばれた[2]。ロザリンドは1994年7月14日にイーストサセックス州ルイスで、骨粗鬆症による闘病の末、72歳で亡くなった。母親のソニアも 1986 年に同じ病気で亡くなった[3]。
家庭生活
編集- 1947年 - 長女カミラ・ローズマリー・シャンドを出産。アンドリュー・パーカー・ボウルズと結婚するも離婚し、2005年にチャールズ皇太子 (後のチャールズ3世)と再婚し、2022年、エリザベス2世女王の崩御により、チャールズが国王に即位すると同時にイギリス王妃となった。
- 1949年 - 次女アナベル・エリオットを出産。アナベルはサイモン・エリオットと結婚した。現在、保守党の政治家、ベン・エリオットを含む三人の子供がいる。
- 1951年 - 長男マーク・ローランド・シャンドを出産。マーク・シャンドは著名なユダヤ人銀行家一族のゴールドシュミット・ファミリーのメンバーで、エドワード・ゴールドスミスの娘でもある元女優のクリオ・ゴールドスミスと結婚し、旅行作家及び動物愛護活動家として活躍していたが、2014年4月23日死去。
活動
編集ロザリンドは結婚前に養子縁組機関で働いていた[4]。彼女は、1960年代から1970年代にかけて、イースト・サセックス州ノース・チャイリーにある、障害を持つ幼い子供たちを支援するチャイリー・ヘリテージ財団で17年間、ボランティアとして働いていた。彼女の娘のカミラは、2013年にそこに新しい施設を開設した[5]。
出典
編集- ^ ガイルズ・ブランドレス、チャールズとカミラ: 愛の肖像(2007年)ランダムハウス。ISBN 978-0-09-949087-6.
- ^ Lambert, Angela (2011). 1939: The Last Season of Peace. Bloomsbury Reader.
- ^ 「コーンウォール公妃は、年老いた母親が骨粗鬆症で亡くなるのを見て悲嘆に暮れていた」- デイリー・テレグラフ
- ^ 私達の後援者: アナベル・エリオット
- ^ 「コーンウォール公妃、チャイリー・ヘリテージ財団に成人障害者センターを開設」 - theargus.co.uk