リヴリア
リヴリア(Rivlia、1982年4月20日 - 1993年9月8日)[1]はアメリカ合衆国生産のサラブレッド競走馬。種牡馬として日本へ輸出され、皐月賞優勝馬のナリタタイシンなど多くの活躍馬を輩出した。
リヴリア | |
---|---|
欧字表記 | Rivlia[1] |
品種 | サラブレッド[1] |
性別 | 牡[1] |
毛色 | 鹿毛[1] |
生誕 | 1982年4月20日[1] |
死没 | 1993年9月8日(11歳没) [2] |
父 | Riverman[1] |
母 | Dahlia[1] |
母の父 | Vaguely Noble[1] |
生国 | アメリカ合衆国[1][2] |
生産者 | Bluegrass Farm[1] |
競走成績 | |
生涯成績 | 41戦9勝[1] |
獲得賞金 | 364,900フラン、966,100ドル[3] |
経歴
編集競走馬時代
編集現役時はアメリカ合衆国およびフランスのレースに出走し、重賞5勝、うちG1 3勝(ハリウッド招待ハンデキャップ、カールトン・F・バークハンデキャップ、サンルイレイステークス)という成績を残した。
種牡馬時代
編集競走馬引退後は種牡馬として日本へ輸出された。1992年に産駒がデビューし、同年の3歳新種牡馬ランキングで1位となっている[4]。初年度産駒から皐月賞優勝馬のナリタタイシンをはじめ5頭の中央競馬重賞優勝馬を輩出するなど優秀な繁殖成績を収めたが、1993年9月8日に腸捻転により死亡した[2]。11歳没。結果的に5世代しか産駒を残すことができなかった。
ブルードメアサイアーとしてもテイエムオーシャンやオリオンザサンクスなど多くの重賞優勝馬を輩出している[5]。
主な産駒
編集太字は勝利したGI級競走。
- 1990年産
- 1992年産
ブルードメアサイアーとしての主な産駒
編集- 1996年産
- 1998年産
- 2000年産
- ラントゥザフリーズ(父ブライアンズタイム、共同通信杯)
- タニノマティーニ(父ウォーニング、キーンランドカップ)
- エリモカントリー(父ティンバーカントリー、東京ハイジャンプ、京都ジャンプステークス)
- 2002年産
- ダンスインザモア(父ダンスインザダーク、スプリングステークス、福島記念)
- 2007年産
血統表
編集リヴリアの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父 Riverman 1969 鹿毛 |
父の父 Never Bend 1960 黒鹿毛 |
Nasrullah | Nearco | |
Mumtaz Begum | ||||
Lalun | Djeddah | |||
Be Faithful | ||||
父の母 River Lady 1963 鹿毛 |
Prince John | Princequillo | ||
Not Afraid | ||||
Nile Lily | Roman | |||
Azalea | ||||
母 Dahlia 1970 栗毛 |
Vaguely Noble 1965 鹿毛 |
*ヴィエナ | Aureole | |
Turkish Blood | ||||
Noble Lassie | Nearco | |||
Belle Sauvage | ||||
母の母 Charming Alibi 1963 栗毛 |
Honeys Alibi | Alibhai | ||
Honeymoon | ||||
Adorada | Hierocles | |||
Gilded Wave | ||||
母系(F-No.) | (FN:13-c) | [§ 2] | ||
5代内の近親交配 | Nearco 4×4、Hyperion 5・5(母系内) | [§ 3] | ||
出典 |
脚注
編集注釈
編集- ^ 当時の格付けはOP。
出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k l “リヴリア(USA)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年8月18日閲覧。
- ^ a b c 「今月のトピックス」『優駿』1993年11月号、日本中央競馬会、58頁
- ^ 『優駿』1993年2月号、日本中央競馬会、167頁
- ^ 『優駿』1993年8月号、日本中央競馬会、47頁
- ^ “種牡馬情報:BMS成績|リヴリア(USA)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2015年7月14日閲覧。
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|リヴリア(USA)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2015年7月14日閲覧。
外部リンク
編集- 競走馬成績と情報 netkeibaJBISサーチ
- リヴリア(USA) - 競走馬のふるさと案内所