ラファエル・ペラルタ (ミサイル駆逐艦)

アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦
艦歴
発注 2011年9月26日
起工 2014年10月30日
進水 2015年11月1日
就役 2017年7月29日
退役
その後 就役中
要目
排水量 9,648 トン
全長 155.3 m (509 ft 6in)
全幅 20.1 m (66 ft)
吃水 9.4 m (31 ft)
機関 COGAG方式
LM 2500-30ガスタービンエンジン (27,000shp) ×4基
可変ピッチプロペラ(5翔)×2軸
最大速 31ノット
航続距離 4,400 海里(20ノット時)
乗員 士官、兵員 380名
兵装 Mk.45 mod.4 5インチ単装砲 ×1基
Mk.38 25mm単装機関砲 ×2基
Mk.15 20mmCIWS×1基
M2 12.7mm機銃 ×4挺
Mk.41 mod.15 VLS ×96セル
Mk.32 3連装短魚雷発射管×2基
艦載機 MH-60R×2機搭載可能
C4ISTAR NTDS mod.5 (リンク 11/16)
AWS B/L 9 (Mk.99 GMFCS×3基)
AN/SQQ-89A(V)15
センサ AN/SPY-1D(V) 多機能レーダー×4面
AN/SPS-67 対水上レーダー×1基
AN/SQS-53C(V)1艦首装備ソナー
電子戦 AN/SLQ-32(V)3 ESM/ECM装置
Mk 36 SRBOC デコイ発射機
モットー

ラファエル・ペラルタ (英語: USS Rafael Peralta, DDG-115) は、アメリカ海軍ミサイル駆逐艦アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の65番艦。

名称

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艦名は、イラク戦争中のファルージャの戦闘で2004年11月に数名の海兵隊員を手榴弾から庇って戦死し、海軍十字章を授与されたアメリカ海兵隊ラファエル・ペラルタ英語版三等軍曹にちなむ[1]

特徴

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本艦はアーレイバーク級駆逐艦の65番艦で、同級の初期建造艦に比して大幅に改良された「フライトIIA」と呼ばれるタイプに属しており[2]イージスシステムは2020年代初期時点で最新型の「ベースライン9」を搭載している[2]。弾道ミサイル対処能力も向上している[2]。さらには、船体後部に艦載ヘリコプター用の発着甲板格納庫を備えており[2]、MH-60 多用途哨戒ヘリコプター(cf. MH-60R シーホーク)を2機搭載できる[3][2]

艦歴

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本艦はバス鉄工所にて建造された。2014年10月30日に起工[4]2015年11月1日進水[2]2017年2月に海軍へ引き渡され、同年7月29日に母港となるカリフォルニア州サンディエゴ海軍基地にて就役した[2]

2021年(令和3年)2月4日に日本に到着し、神奈川県にある横須賀海軍施設第7艦隊に前方配備された[3][2](第15駆逐隊所属[2])。

2023年(令和5年)1月30日から2月3日まで、苫小牧港に入港し、乗員が現地観光などの休養を行った[5]

脚注

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  1. ^ "Navy Names Five New Ships" (Press release). アメリカ合衆国海軍. 15 February 2012. 2012年2月16日閲覧[リンク切れ]
  2. ^ a b c d e f g h i アメリカ海軍 第7艦隊に新顔が登場 イージス艦「ラファエル・ペラルタ」横須賀に到着」『乗りものニュース』株式会社メディア・ヴァーグ、2021年2月5日。2021年2月5日閲覧。
  3. ^ a b USS Rafael Peralta arrives in Yokosuka, joins U.S 7th Fleet” (English). U.S. 7th Fleet (03 February 2021). 2021年2月4日閲覧。
  4. ^ "General Dynamics Bath Iron Works Lays Keel of DDG 115, Starts Fabrication on DDG 118" (Press release). Bath Iron Works. 30 October 2014. 2021年2月17日閲覧
  5. ^ 「ニュース・フラッシュ 米イージス駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」Rafael Peralta DDG-115が苫小牧に寄港」『世界の艦船』第991集(2023年4月号) 海人社 P.127

関連項目

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外部リンク

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