吉原毎文
(ラッキーフィールドから転送)
吉原 毎文(よしはら つねぶみ、1947年5月15日[1][2] - )は、日本の実業家、馬主。
よしはら つねぶみ 吉原 毎文 | |
---|---|
飛鳥ステークス表彰式(2024年2月10日) | |
生誕 |
1947年5月15日(77歳)[1][2] 日本 東京都[2] |
出身校 | 玉川大学 |
職業 | |
肩書き |
|
配偶者 | 吉原 世紀恵[2] |
親 | 吉原 貞敏(父)[2] |
経歴
編集1973年5月、父の創業した東京鐵鋼に入社[1]。1988年6月に同社の代表取締役副社長に就任したのち1992年6月より現在まで代表取締役社長を務めている[1]。
馬主活動
編集ラッキールーラなどの馬主として知られた父・貞敏と同じく、日本中央競馬会(JRA)に登録する馬主として知られる[3]。勝負服の柄は黄、青一本輪、青袖で、冠名には「エア」を用いるが、いずれも父から受け継いだものである。名義は1997年より法人の「株式会社ラッキーフィールド」(代表者は妻の世紀恵[2])であるが、会社名は自身の姓(吉=Lucky、原=Field)に由来する[2]。
冠名「エア」は、毎文の長男が考えたもので、バスケットボール選手のマイケル・ジョーダンとその愛称「エア」を組み合わせたエアジョーダンが初の「エア」を冠する馬であった[2][注 1]。
主な所有馬
編集GI級競走優勝馬
編集- エアグルーヴ(1995年阪神3歳牝馬ステークス2着、1996年優駿牝馬、チューリップ賞、1997年天皇賞・秋、札幌記念、マーメイドステークス、ジャパンカップ2着、有馬記念3着、1998年産経大阪杯、札幌記念、ジャパンカップ2着、宝塚記念3着、エリザベス女王杯3着)
- エアジハード(1998年富士ステークス、1999年安田記念、マイルチャンピオンシップ、天皇賞・秋3着)
- エアシャカール(2000年皐月賞、菊花賞、東京優駿2着)
- エアメサイア(2005年秋華賞、ローズステークス、優駿牝馬2着、2006年ヴィクトリアマイル2着)
重賞競走優勝馬
編集- エアガッツ(1996年朝日杯3歳ステークス3着、1997年ラジオたんぱ賞)
- エアウイングス(1997年阪神牝馬特別)
- エアデジャヴー(1998年クイーンステークス、優駿牝馬2着、桜花賞3着、秋華賞3着)
- エアスマップ(2001年オールカマー)
- エアザイオン(1998年クイーンステークス)
- エアピエール(2003年佐賀記念)
- エアトゥーレ(2001年阪神牝馬ステークス、2002年モーリス・ド・ゲスト賞2着)
- エアエミネム(2001年神戸新聞杯、札幌記念、菊花賞3着、2003年函館記念、オールカマー)
- エアセレソン(2005年新潟大賞典)
- エアシェイディ(2008年アメリカジョッキークラブカップ、有馬記念3着、2009年有馬記念3着)
- エアジパング(2008年ステイヤーズステークス)
- エアパスカル(2008年チューリップ賞)
- エアソミュール(2014年鳴尾記念、毎日王冠)
- エアハリファ(2015年根岸ステークス)
- エアアンセム(2018年函館記念)
- エアスピネル(2015年デイリー杯2歳ステークス、朝日杯フューチュリティステークス2着、2016年菊花賞3着、2017年京都金杯、富士ステークス、マイルチャンピオンシップ2着、2021年フェブラリーステークス2着)
- エアウィンザー(2018年チャレンジカップ)
- エアアルマス(2020年東海ステークス)
その他の所有馬
編集- エアダブリン(貞敏の没後に名義変更)
脚注
編集注釈
編集- ^ 所有は貞敏。