マテウス・ウリベ
アンドレス・マテウス・ウリベ・ビジャ(Andrés Mateus Uribe Villa、1991年3月21日 - )は、コロンビア・メデジン出身のプロサッカー選手。コロンビア代表。カタール・スターズリーグ、アル・サッド所属。ポジションはMF。
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コロンビア代表でのウリベ(2018年) | ||||||
名前 | ||||||
本名 | Andrés Mateus Uribe Villa | |||||
ラテン文字 | Mateus Uribe | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | コロンビア | |||||
生年月日 | 1991年3月21日(33歳) | |||||
出身地 | メデジン | |||||
身長 | 182cm | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | アル・サッド | |||||
ポジション | MF | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
エンビガド | ||||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2010-2011 | デポルティーボ・エスパニョール | 4 | (2) | |||
2012-2016 | エンビガド | 87 | (7) | |||
2015-2016 | → デポルテス・トリマ (loan) | 49 | (9) | |||
2016-2017 | アトレティコ・ナシオナル | 28 | (6) | |||
2017-2019 | クラブ・アメリカ | 65 | (15) | |||
2019-2023 | ポルト | 113 | (10) | |||
2023- | アル・サッド | |||||
代表歴2 | ||||||
2017- | コロンビア | 45 | (5) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2023年6月7日現在。 2. 2023年6月7日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
来歴
編集キャリア初期
編集コロンビアのメデジンで生まれたウリベは、エンビガドFCのユースチームに加わったが、トップチームでの出場機会は限られていたため、アンティオキア県の地域リーグで1年間プレーした後、アルゼンチンサッカー3部リーグのデポルティーボ・エスパニョールでプロ初試合を経験して、そこで4試合で2得点を挙げた。コロンビアに帰国後は、エンビガドFC、デポルテス・トリマ、アトレティコ・ナシオナルのレギュラー選手としてプレーした[1]。
アメリカ
編集2017年8月1日、ウリベはメキシコのリーガMXのクラブ・アメリカに加入した[2]。 加入初年度には、クラウスーラ(後期リーグ戦)で通算14ゴールを挙げる活躍をし[1]、2018年のクラウスーラ・ベストイレブンに選出された[3]。
ポルト
編集2019年8月5日、FCポルトと4年契約を締結した[4]。加入から9日後、ホームスタジアムで行われたUEFA CL予選のFCクラスノダール戦2ndレグで、負傷したセルジオ・オリヴェイラに代わって途中出場しポルトでのデビューを果たした[5]。11月、チームメイトのルイス・ディアス、アグスティン・マルチェシン、レンソ・サラビアとともに、ウリベの妻の誕生日パーティーを夜明けまで行ったとして、ボアヴィスタFCとのダービーゲームは出場停止処分となった[6]。
シーズン最終日の2020年7月25日、SCブラガ戦でポルトでの初ゴールを決めたものの、試合は1-2で逆転負けした[7]。
翌年の2月10日、同じくブラガとのタッサ・デ・ポルトガル準決勝では、ダヴィド・カルモがルイス・ディアスのプレーによって救急車で運ばれる事態となった。VARの結果、ディアスのプレーは意図的ではなかったと認められたものの、ディアスはレッドカードを提示され退場となった。この中断による15分間のアディショナルタイムの際、アンドレ・オルタとの一騎打ちの後、カッとなったウリベは近くのリカルド・エスガイオに頭突きし、その場で退場処分となった[8]
アル・サッド
編集2023年6月5日、ウリベはQSLのアル・サッドと3年契約を結んだ[9]。
代表
編集2017年1月25日、リオデジャネイロで行われたブラジル戦でコロンビア代表デビューを果たした[10]。
2018年6月4日、ウリベは2018 FIFAワールドカップの最終メンバー23人に選ばれた[11]。 大会では4試合のうち3試合に出場し、セネガル戦では先発出場した[12]。 ラウンド16のイングランド戦では、既にイエローカードをもらっていたカルロス・サンチェスに代わって79分から出場。後半終了間際にウリベのシュートからコーナーキックを獲得すると、ジェリー・ミナが値千金の同点ゴールを決めた。その後、延長戦でも勝敗は決まらずPK戦に突入。ウリベは4人目のキッカーを務めたが、シュートはクロスバーを直撃。5人目のカルロス・バッカも決められなかったため、コロンビアは準々決勝進出を逃した[13]。
2019年6月9日、ブラジルで開催されるコパ・アメリカに先立って行われたペルーとの親善試合では、自身の代表初ゴールを含む2ゴールを挙げた[14]。
代表歴
編集出場大会
編集試合数
編集- 2024年1月1日現在
- 国際Aマッチ 53試合 6得点(2017年-)[15]
コロンビア代表 | 国際Aマッチ | |
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年 | 出場 | 得点 |
2017 | 5 | 0 |
2018 | 10 | 0 |
2019 | 11 | 3 |
2020 | 2 | 0 |
2021 | 11 | 1 |
2022 | 4 | 1 |
2023 | 10 | 1 |
2024 | ||
通算 | 53 | 6 |
得点
編集- 2023年6月7日現在
# | 開催日 | 開催地 | 対戦国 | スコア | 結果 | 試合概要 |
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1. | 2019年6月9日 | ペルー・リマ | ペルー | 1–0 | 3-0 | 親善試合 |
2. | 2–0 | |||||
3. | 2019年11月19日 | アメリカ合衆国・ハドソン | エクアドル | 1–0 | 1-0 | |
4. | 2021年6月3日 | ペルー・リマ | ペルー | 2-0 | 3-0 | カタールW杯・南米予選 |
5. | 2022年3月24日 | コロンビア・バランキージャ | ボリビア | 3-0 | 3-0 |
タイトル
編集- アトレティコ・ナシオナル
- カテゴリア・プリメーラA: 2017
- コパ・コロンビア: 2016
- コパ・リベルタドーレス: 2016
- レコパ・スダメリカーナ: 2017
- FCポルト
- プリメイラ・リーガ: 2019-20
- タッサ・デ・ポルトガル: 2019-20
- スーペルタッサ・カンディド・デ・オリベイラ: 2020
- 個人
- CONCACAFチャンピオンズリーグベストイレブン: 2018[16]
- リーガMXベストイレブン: 2017-18クラウスーラ
脚注
編集- ^ a b Pulido, Juan Ricardo. “Las primeras jugadas de Mateus Uribe en el barrio San Cristóbal de Medellín [Mateus Uribe's first playing experience in Medellín's San Cristobal neighbourhood]” (スペイン語). Radio Nacional de Colombia 18 October 2019閲覧。
- ^ “Bienvenido Mateus Uribe [Welcome Mateus Uribe]” (スペイン語). Club América. (1 August 2017) 18 October 2019閲覧。
- ^ “Mateus Uribe en el XI ideal de la Liga MX [Mateus Uribe in the Liga MX Best XI]” (スペイン語). Diario AS. (29 May 2018) 20 November 2019閲覧。
- ^ “ポルト、コロンビア代表MFウリベを完全移籍で獲得”. 超ワールドサッカー (2019年8月6日). 2019年8月6日閲覧。
- ^ “Sérgio Oliveira lesionou-se, saiu em lágrimas e Uribe estreou-se pelo FC Porto [Sérgio Oliveira injured himself, left in tears and Uribe debuted for FC Porto]” (ポルトガル語). O Jogo. (13 August 2019) 18 October 2019閲覧。
- ^ “FC Porto afasta quatro jogadores por motivos disciplinares [FC Porto sideline four players for disciplinary reasons]” (Portuguese). Diário de Notícias. (9 November 2021) 11 October 2021閲覧。
- ^ “Mateus Uribe sale llorando por una terrible lesión, luego de marcar con el Porto [Mateus Uribe goes off crying with a terrible injury, after scoring for Porto]” (スペイン語). マルカ. (25 July 2020) 26 July 2020閲覧。
- ^ “Dragões com dois jogadores expulsos empatam em Braga nas meias-finais da Taça de Portugal”. SAPO Desporto. 2023年6月4日閲覧。
- ^ “OFFICIAL: Al-Sadd sign Colombian player Mateus Uribe” (英語). アル・サッド. (5 June 2023) 5 June 2023閲覧。
- ^ “"Se mantuvo el orden, pero hay cosas que mejorar": Mateus Uribe ["We kept order, but there are things to improve": Mateus Uribe]” (スペイン語). Fútbol Red. (25 January 2017) 18 October 2019閲覧。
- ^ “Oficial: Tesillo, fuera de la lista de los 23 para Rusia 2018 [Official: Tesillo out of the list of 23 for Russia 2018]” (スペイン語). Diario AS. (8 June 2018) 19 June 2018閲覧。
- ^ “Mateus Uribe Player Profile”. ESPN. 6 July 2018閲覧。
- ^ “Story of the match: England end shootout hoodoo with win over Colombia”. York Press (4 July 2018). 6 July 2018閲覧。
- ^ Leal, Sebastián (9 June 2019). “Mateus Uribe marca doblete en la victoria de Colombia sobre Perú [Mateus Uribe scores a brace in Colombia's victory against Peru]” (スペイン語). マルカ 18 October 2019閲覧。
- ^ マテウス・ウリベ - National-Football-Teams.com
- ^ “2018 SCCL - Best XI”. CONCACAF. 26 April 2017閲覧。