ポリアンナ (1960年の映画)
『ポリアンナ』(原題:Pollyanna)は、1960年のアメリカ合衆国のファミリー映画。監督はデヴィッド・スウィフト、出演はヘイリー・ミルズとジェーン・ワイマンなど。エレナ・ホグマン・ポーターの1913年の児童文学『少女パレアナ(少女ポリアンナ)』(原題:Pollyanna)を原作としている。「Pollyanna」は「極めて前向きな楽観主義者」の意味として使われ、心理学分野での用語「ポリアンナ効果」「ポリアンナ症候群」が生まれた。
ポリアンナ | |
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Pollyanna | |
監督 | デヴィッド・スウィフト |
脚本 | デヴィッド・スウィフト |
原作 | エレナ・ホグマン・ポーター |
製作 | ウォルト・ディズニー[1] |
出演者 |
ヘイリー・ミルズ ジェーン・ワイマン |
音楽 | ポール・J・スミス |
撮影 | ラッセル・ハーラン |
編集 | フランク・グロス |
製作会社 | ウォルト・ディズニー・プロダクション |
配給 |
ブエナ・ビスタ・ディストリビューション 日本RKO |
公開 |
1960年5月19日 1963年3月21日 |
上映時間 | 134分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
同原作の映像化としては、1920年のサイレント映画『青春の夢』(ポール・パウエル監督、メアリー・ピックフォード主演)に次ぐ2度目の映画化である。 第33回アカデミー賞において主演のヘイリー・ミルズが特別賞(子役賞、Academy Juvenile Award)を受賞した。
ストーリー
編集両親を亡くした孤児のポリアンナは母方の叔母ポリーに引き取られ、小さな町ハリントンにやって来る。 そこは「ハリントン」の名が示すようにハリントン家が実質的に支配している町で、町中の人が現在のハリトン家当主ポリーの顔色をうかがうように生活していた。 またポリー本人も一見穏やかだが、頑な性格で姪のポリアンナに対しても心を開くことがなかった。
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キャスト
編集- ポリアンナ:ヘイリー・ミルズ(吹替:松島トモ子) - 母の妹ポリーに引き取られた孤児。父親は牧師だった。
- ポリー・ハリントン:ジェーン・ワイマン - ポリアンナの叔母。ハリントンの実質的な支配者。
- エドモンド・チルトン先生:リチャード・イーガン - ポリーとかつて愛し合ったことのある医師。5年ぶりに町に戻って来た。市長の甥。
- ポール・フォード牧師:カール・マルデン - ポリーの言いなりになっている牧師。
- ナンシー・ファーマン:ナンシー・オルソン - ポリーのメイド。
- ペンダーガスト氏:アドルフ・マンジュー - 大きな屋敷に1人で暮らす気難しい世捨て人。
- カール・ウォーレン市長:ドナルド・クリスプ - ハリントン家の支配を脱し、町を改革しようとしている。チルトン先生は甥に当たる。
- スノウ夫人:アグネス・ムーアヘッド - 娘と2人暮らしの気難しい初老の女性。
出典
編集- ^ クレジットなし。“Pollyanna (1960) - Full cast and crew” (英語). IMDb. 2012年4月26日閲覧。