ホログラムを登る男
2015年に発売した平沢進のアルバム
『ホログラムを登る男』(ホログラムをのぼるおとこ)は、平沢進の13枚目となるアルバムである。「平沢進」名義でのスタジオ・アルバムとしては『現象の花の秘密』より3年振りのアルバムで、「核P-MODEL」名義では『гипноза』より2年振りとなる[1]。2015年11月18日に平沢進の自主レーベルである「ケイオスユニオン/TESLAKITE」より発売された[2]。
『ホログラムを登る男』 | |||||
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平沢進 の スタジオ・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 | Studio Wireself | ||||
ジャンル |
テクノポップ プログレッシブ・ロック | ||||
レーベル | ケイオスユニオン/TESLAKITE | ||||
プロデュース | 平沢進 | ||||
平沢進 アルバム 年表 | |||||
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平沢進関連のアルバム 年表 | |||||
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解説
編集リスナー参加型企画「過去向く士 Ψヶ原の策謀」の一環で製作されたアルバム。
「ヒラサワ的基本に立ち返った」と銘打たれており[3]、突弦変異以降の弦楽的手法を踏襲しつつも、前作『現象の花の秘密』では抑えられていた電子音やドラムを解禁している。またギター嫌いを公言する平沢の作品では珍しく、ソロパート以外でもギターを用いた作品が多い。
永続仕様でボーナストラック「クオリア塔(HG-G version)」が収録されている。また、公式ショップ「TESLAKITE ONLINE SHOP」での購入特典として特製カラオケCDが付属し、ファンクラブ会員向けには「クオリア塔」の別バージョンが配信された。
収録曲
編集- アディオス - Adios
- 自ら打ち込んだドビュッシーの楽曲を切り刻み、反転、位置転換が施されたものをループして使用している。
- アヴァター・アローン - Avatar Alone
- 異種を誇る「時」 - The Time being Proud of its Heterogeneity
- MURAMASA
- Wi-SiWi
- 回路OFF回路ON - Circuit OFF Circuit ON
- クオリア塔(LG-G version) - Qualia Tower (LG-G version)
- 火事場のサリー - Sally at the Fire
- ホログラムを登る男 - The Man Climbing the Hologram
- 無料配信曲。間奏に変拍子のオーケストレーションが入る。
- 鉄切り歌(鉄山を登る男) - The Iron Cutting Song (The Man Climbing an Iron Mountain)
ボーナストラック
編集- クオリア塔(HG-G version) - Qualia Tower (HG-G version)
- LG-G versionとはギターのフレーズが異なる。
TESLAKITE限定カラオケCD
編集- アヴァター・アローン - Avatar Alone
- ホログラムを登る男 - The Man Climbing the Hologram
- 鉄切り歌(鉄山を登る男) - The Iron Cutting Song (The Man Climbing an Iron Mountain)
GN会員限定ボーナスダウンロード
編集- クオリア塔(MG-G version) - Qualia Tower (MG-G version)
参加ミュージシャン
編集脚注
編集- ^ 核P-MODEL名義でのライブ・アルバムも含有すると『導入のマジック』より1年振りとなる。
- ^ 平沢進の新アルバム『ホログラムを登る男』が発売決定 - amass、2015年10月12日閲覧。
- ^ 平沢進 13thアルバム ホログラムを登る男 - NO ROOM、2015年10月12日閲覧。
- ^ 【特別編第4弾】 「TRIBUTO A SUSUMU HIRASAWA」VIDRA 2024年12月21日閲覧。
- ^ Vidra / tribute to Susumu Hirasawa 2024年12月21日閲覧。