ペーパーボーイ 真夏の引力
『ペーパーボーイ 真夏の引力』(ペーパーボーイ まなつのいんりょく、The Paperboy)は、2012年のアメリカ合衆国のスリラー映画である。出演はマシュー・マコノヒー、ザック・エフロン、ジョン・キューザック、ニコール・キッドマン、監督はリー・ダニエルズであり、ピート・デクスターによる1995年の小説『ペーパーボーイ』を原作としている。第65回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、パルム・ドールを争った[2]。
ペーパーボーイ 真夏の引力 | |
---|---|
The Paperboy | |
監督 | リー・ダニエルズ |
脚本 |
ピート・デクスター リー・ダニエルズ |
原作 |
ピート・デクスター 『ペーパーボーイ』 |
製作 |
リー・ダニエルズ エド・カゼル3世 カシアン・エルウィズ ヒラリー・ショー |
製作総指揮 | マイケル・ベナローヤ |
ナレーター | メイシー・グレイ |
出演者 |
マシュー・マコノヒー ザック・エフロン デヴィッド・オイェロウォ メイシー・グレイ ジョン・キューザック ニコール・キッドマン スコット・グレン ネッド・ベラミー |
音楽 | マリオ・グリゴロフ |
撮影 | ロベルト・シェイファー |
編集 | ジョー・クロッツ |
製作会社 |
リー・ダニエルズ・エンターテインメント ヌ・イメージ ベナローヤ・ピクチャーズ |
配給 |
ミレニアム・フィルムズ 日活 |
公開 |
2012年5月24日(CIFF) 2012年10月5日 2013年7月27日 |
上映時間 | 101分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $2,424,372[1] |
あらすじ
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キャスト
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- ジャック・ジェンセン - ザック・エフロン(森田成一)
- ウォード・ジェンセン - マシュー・マコノヒー(咲野俊介)
- シャーロット・ブレス - ニコール・キッドマン(田中敦子)
- ヒラリー・ヴァン・ウェッター - ジョン・キューザック(家中宏)
- ヤードリー・ エイクマン - デヴィッド・オイェロウォ(砂山哲英)
- W・W・ジェンセン - スコット・グレン(板取政明)
- タイリー・ヴァン・ウェッター - ネッド・ベラミー
- エレン・ガスリー - ニーラ・ゴードン(竹内絢子)
- アニタ・チェスター - メイシー・グレイ(東條加那子)
評価
編集Rotten Tomatoesでは147件のレビューで支持率は45%である[3]。評価は、『ゴミのようでメロドラマ的なペーパーボーイ 真夏の引力は、強力なキャストと卑劣なプロットで盛り上げてくれるが、ムラがあり、しばしば野暮ったくなってしまう。』となっている。Metacriticでは38件のレビューで加重平均値は45/100である[4]。 『The A.V. Club』では2012年最悪の映画として挙げられた[5]。『ザ・ニューヨーカー』のマイケル・シュルマンは「非常に安っぽく、無意味」と評した[6]。
最も絶賛されたのは、シャーロット・ブレスを演じたニコール・キッドマンで、ゴールデングローブ賞や全米映画俳優組合賞にノミネートされた。
受賞とノミネート
編集賞 | 部門 | 対象 | 結果 |
---|---|---|---|
カンヌ国際映画祭 | パルム・ドール | リー・ダニエルズ | ノミネート |
全米映画俳優組合賞 | 助演女優賞 | ニコール・キッドマン | ノミネート |
ゴールデングローブ賞 | 助演女優賞 | ニコール・キッドマン | ノミネート |
オーストラリア映画協会賞 | 国際女優賞 | ニコール・キッドマン | ノミネート |
華鼎賞[7] | 国際女優賞 | ニコール・キッドマン | 受賞 |
女性映画ジャーナリスト同盟賞[8] | 助演女優賞 | ニコール・キッドマン | ノミネート |
オースティン映画批評家協会賞 | 特別名誉賞 | マシュー・マコノヒー | 受賞 |
サターン賞 | 助演女優賞 | ニコール・キッドマン | ノミネート |
国際シネフィル協会賞[9] | 助演女優賞 | ニコール・キッドマン | ノミネート |
シネマブロガーアワード[10] | 助演女優賞 | ニコール・キッドマン | ノミネート |
ポルトガル・オンライン映画批評家協会賞[11] | 助演女優賞 | ニコール・キッドマン | ノミネート |
オンライン国際映画賞[12] | 助演女優賞 | ニコール・キッドマン | ノミネート |
出典
編集- ^ “The Paperboy” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2013年6月22日閲覧。
- ^ “Cannes Film Festival 2012 line-up announced”. Time Out April 19, 2012閲覧。.
- ^ “The Paperboy (2012)”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2013年6月22日閲覧。
- ^ “The Paperboy”. Metacritic. CBS Interactive. 2013年6月22日閲覧。
- ^ “The worst films of 2012”. The A.V. Club (December 20, 2012). December 20, 2012閲覧。
- ^ Schulman, Michael (January 28, 2013). “Why "The Paperboy" Is a Camp Classic”. The New Yorker May 31, 2013閲覧. "I don't know if there’s an official registry of movies that are so over the top, so deliriously tawdry and nonsensical, that they earn the moniker of camp classic, but if there is I’d like to nominate Lee Daniels’s 'The Paperboy'."
- ^ [1]
- ^ “2012 EDA Award Nominees”. ALLIANCE OF WOMEN FILM JOURNALISTS. 2022年8月12日閲覧。
- ^ [2]
- ^ [3]
- ^ [4]
- ^ [5]
外部リンク
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