ベノムビンAB

ベノムビンAB(Venombin AB、EC 3.4.21.55)は、以下の化学反応を触媒する酵素である^[1]。

フィブリノーゲンのArg-結合を選択的に切断し、フィブリンを生成して、フィブリノペプチドAとBを遊離する。

この酵素は、ガボンアダーの毒から単離された。

出典

^ Pirkle, H., Theodor, I., Miyada, D. and Simmons, G. (1986). “Thrombin-like enzyme from the venom of Bitis gabonica. Purification, properties and coagulant actions”. J. Biol. Chem. 261: 8830-8835. PMID 3522580.