プロピオール酸メチルは、化学式HC2CO2CH3で表される、プロピオール酸メチルエステルである。有機溶媒と混和性のある無色の液体で、アルキン基の求電子性を利用して有機化合物を合成するための試薬として用いられる[2]

プロピオール酸メチル
識別情報
CAS登録番号 922-67-8
PubChem 13536
ChemSpider 12948
EC番号 213-083-5
バイルシュタイン 4-02-00-01688
特性
化学式 C4H4O2
モル質量 84.07 g mol−1
外観 無色ないしごく薄い黄色の液体
密度 0.945 g mL−1
沸点

102 °C, 375 K, 216 °F [1]

危険性
引火点 10 °C (50 °F; 283 K) [1]
半数致死量 LD50 18mg/kg(マウス、静脈内投与)[1]
関連する物質
関連する異性体 C4H4O2を参照
関連物質 プロピオール酸
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

法規情報

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日本の消防法では、危険物第4類 第一石油類(非水溶性)に区分される[1]

脚注

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  1. ^ a b c d プロピオール酸メチル”. 東京化成工業 (2018年10月4日). 2019年2月25日閲覧。
  2. ^ Hirst, Gavin C. (2001). "Methyl Propiolate". Encyclopedia of Reagents for Organic Synthesis. Encyclopedia of Reagents for Organic Synthesis. doi:10.1002/047084289X.rm237. ISBN 0471936235