フランソワ・ミュジー
フランソワ・ミュジー(François Musy、1955年10月6日[1] - 2023年11月22日)は、フランスの録音技師である[1]。スイス・ジュネーヴ出身[2]。
フランソワ・ミュジー François Musy | |
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生年月日 | 1955年10月6日 |
没年月日 | 2023年11月22日(68歳没) |
出生地 | スイス |
国籍 | フランス |
職業 | 録音技師 |
ジャンル | 映画 |
経歴
編集『パッション』や『カルメンという名の女』、『ヌーヴェルヴァーグ』、『新ドイツ零年』など、数多くのジャン=リュック・ゴダール監督作品で録音を担当した[3]。そのほかに、トニー・ガトリフ監督の『ガスパール 君と過ごした季節』やアンヌ=マリー・ミエヴィル監督の『そして愛に至る』などを手がけている[4]。
2023年11月22日に死去[5]。
フィルモグラフィー
編集長編映画
編集- パッション Passion (1982年)
- カルメンという名の女 Prénom Carmen (1983年)
- ゴダールのマリア Je vous salue, Marie / Le Livre de Marie (1985年)
- 映画というささやかな商売の栄華と衰退 Grandeur et décadence d'un petit commerce de cinéma (1986年)
- ゴダールのリア王 King Lear (1987年)
- 右側に気をつけろ Soigne ta droite (1987年)
- ヌーヴェルヴァーグ Nouvelle vague (1990年)
- ガスパール 君と過ごした季節 Gaspard et Robinson (1990年)
- 新ドイツ零年 Allemagne année 90 neuf zéro (1991年)
- ゴダールの決別 Hélas pour moi (1993年)
- メランコリー Les Marmottes (1993年)
- 君が、嘘をついた。 Les Menteurs (1996年)
- フォーエヴァー・モーツアルト For Ever Mozart (1996年)
- そして愛に至る Après la réconciliation (2000年)
- 愛の世紀 Éloge de l'amour (2001年)
- アワーミュージック Notre musique (2004年)
- 情痴 アヴァンチュール Une aventure (2005年)
- Quand j'étais chanteur Quand j'étais chanteur (2006年)
- ゴダール・ソシアリスム Film socialisme (2010年)
- シチリアの裏通り Via Castellana Bandiera (2013年)
- 偉大なるマルグリット Marguerite (2015年)
受賞
編集- 2007年 - 第32回セザール賞 - 録音賞(『Quand j'étais chanteur』)[6]
- 2016年 - 第41回セザール賞 - 録音賞(『偉大なるマルグリット』)[7]
脚注
編集- ^ a b “François Musy”. アロシネ. 2016年11月22日閲覧。
- ^ “International Jury”. ジュネーブ国際映画祭 Tous Ecrans (2005年). 2016年11月22日閲覧。
- ^ 「スタッフ・プロフィール」『アワーミュージック』東宝、2005年10月15日。
- ^ 「INTRODUCTION」『ゴダール・ソシアリスム』東宝、2010年12月18日。
- ^ “François Musy, disparition d’un «écouteur»” (フランス語). ル・タン (2023年11月24日). 2023年12月2日閲覧。
- ^ “'Lady Chatterley' tops French Cesar awards”. ハリウッド・リポーター (2007年2月25日). 2016年11月22日閲覧。
- ^ “Cesar Awards: Philippe Faucon’s Drama ‘Fatima’ Wins Best Film”. バラエティ (2016年2月26日). 2016年11月22日閲覧。