フクロウの声が聞こえる

フクロウの声が聞こえる」(ふくろうのこえがきこえる)は、小沢健二SEKAI NO OWARIの楽曲。2017年9月6日にVirgin Musicからシングルとしてリリースされた。

「フクロウの声が聞こえる」
小沢健二SEKAI NO OWARIシングル
初出アルバム『So kakkoii 宇宙
B面 シナモン (都市と家庭) / 小沢健二
リリース
ジャンル チェンバー・ポップ
J-POP
時間
レーベル Virgin Music
作詞・作曲 小沢健二
プロデュース 小沢健二
チャート最高順位
小沢健二 シングル 年表
  • フクロウの声が聞こえる
  • (2017年)
SEKAI NO OWARI シングル 年表
  • フクロウの声が聞こえる
  • (2017年)
So kakkoii 宇宙 収録曲
流動体について
(2)
フクロウの声が聞こえる (魔法的オリジナル)
(3)
失敗がいっぱい
(4)


高い塔
(8)
シナモン (都市と家庭)
(9)
薫る (労働と学業)
(10)
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概要

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小沢健二としては、20枚目のシングルとなり、コラボレーションシングルとしては1994年に小沢健二 featuring スチャダラパー名義で発売された『今夜はブギー・バック (nice vocal)』以来23年ぶりである[3]

表題曲、およびカップリングの「シナモン (都市と家庭)」は、2016年に行われた全国ツアー『魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ』で披露された楽曲である[3]

ジャケット画は松本大洋の描き下ろしによるもの[3]で、前作「流動体について」と同様7インチレコードのサイズでリリースされた。

10月4日には、今作に収録されている「フクロウの声が聞こえる」「シナモン(都市と家庭)」および、前作「流動体について」とそのカップリングである「神秘的」がiTunes Storeにて配信リリースされた。小沢健二の楽曲がデジタル配信されるのはこれが初である[4]

背景

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2017年7月29日、FUJI ROCK FESTIVAL '17に小沢健二が出演し、会場にて「フクロウの声が聞こえる」が9月6日に発売されることが発表された[5]

9月1日、渋谷マルイの壁面に今作の大型広告が掲示され、本作が他アーティストとのコラボレーションであることが明らかになった[6]。広告では共演アーティストの詳細が隠されており、9月3日に張り替えられた広告にて、SEKAI NO OWARIとのコラボレーションであることが発表された[7]

小沢とSEKAI NO OWARIのメンバーは以前から交流があり、彼らの出会いのきっかけに、SEKAI NO OWARIのFukaseNakajinSaoriと幼馴染であるファンタジスタさくらだとその夫でかつて小沢と「今夜はブギー・バック」でコラボレーションしたことがあるBoseが関わっていることが明かされている[8]。また、小沢は前作「流動体について」のレコーディング時にNakajinからギターを借りていた[7]

収録曲

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全曲 作詞・作曲:小沢健二

  1. フクロウの声が聞こえる I Hear an Owl(4:59)
    (編曲:小沢健二・SEKAI NO OWARI / オーケストラ編曲:服部隆之
    小沢健二とSEKAI NO OWARI名義。
    『魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ』および『FUJI ROCK FESTIVAL '17』ではブラス主体のアレンジとなっていたが、本作に収録のものではストリングステルミンなどの楽器を多用した幻想的なアレンジとなっている。また、歌詞も一部変更されている。
    小沢の第2子である次男「天縫(あまぬ)」の名前は、本作の歌詞「い合わす飛行機」というフレーズから引用された[9]
    6thアルバム『So kakkoii 宇宙』には、小沢単独での歌唱となる音源が「フクロウの声が聞こえる (魔法的オリジナル)」というタイトルで収録されており[10][11]、シングルバージョンはアルバム未収録となっている。
  2. シナモン (都市と家庭) Cinnamon (Cities & Households)(3:32)
    (編曲:小沢健二)
    小沢健二名義。
    ハロウィーンをテーマとした楽曲[12]
    2018年8月31日に本作と「流動体について」「強い気持ち・強い愛」のリリックビデオが同時公開された[13]
  3. フクロウの声が聞こえる instrumental(5:00)
  4. シナモン (都市と家庭) instrumental(3:28)

パーソネル

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フクロウの声が聞こえる

シナモン (都市と家庭)

テレビ出演

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フクロウの声が聞こえる

シナモン(都市と家庭)

収録アルバム

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フクロウの声が聞こえる

シナモン (都市と家庭)

脚注

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  1. ^ フクロウの声が聞こえる|小沢健二とSEKAI NO OWARI”. ORICON NEWS. オリコン. 2019年8月1日閲覧。
  2. ^ “Billboard JAPANチャート9/18付およびRADIO ON AIR DATA 9/4〜9/10発表”. Musicman-net (エフ・ビー・コミュニケーションズ株式会社). (2017年9月13日). https://web.archive.org/web/20190731160816/https://www.musicman-net.com/business/68723 2018年7月24日閲覧。 
  3. ^ a b c “小沢健二とSEKAI NO OWARI、コラボの必然性 『フクロウの声が聞こえる』発売までの流れを読む”. リアルサウンド (株式会社blueprint). (2017年9月8日). https://realsound.jp/2017/09/post-107366.html 2018年7月24日閲覧。 
  4. ^ 小沢健二&セカオワの新曲「フクロウの声が聞こえる」がデジタル配信開始”. Billboard JAPAN. ビルボード (2017年10月4日). 2018年7月24日閲覧。
  5. ^ “小沢健二の新シングル『フクロウの声が聞こえる』9月発売 絵本も同時刊行”. CINRA.net (CINRA. inc). (2017年7月31日). https://www.cinra.net/news/20170731-ozawakenji 2019年8月1日閲覧。 
  6. ^ “小沢健二の新シングルは誰かとのコラボ? 巨大広告で明かされる”. rockin'on.com (ロッキング・オン). (2017年9月1日). https://rockinon.com/news/detail/166455 2019年8月1日閲覧。 
  7. ^ a b c “小沢健二ニューシングル、コラボ相手はSEKAI NO OWARI”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2017年9月3日). https://natalie.mu/music/news/247224 2019年8月1日閲覧。 
  8. ^ “小沢健二、Mステは総決算のステージに? コラボ続いた2017年を振り返る”. リアルサウンド (リアルサウンド). (2017年12月22日). https://realsound.jp/2017/12/post-141590.html 2019年8月1日閲覧。 
  9. ^ “小沢健二、第2子次男誕生を報告「天縫(アマヌ)という名前です」”. ORICON NEWS (オリコン). (2016年10月18日). https://www.oricon.co.jp/news/2080125/full/ 2019年8月1日閲覧。 
  10. ^ “小沢健二、17年ぶり歌入り新アルバム11・13発売「聴き狂ってください」”. ORICON NEWS (オリコン). (2019年10月11日). https://www.oricon.co.jp/news/2146381/full/ 2019年10月13日閲覧。 
  11. ^ “小沢健二、13年ぶりアルバムの収録内容公開”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2019年11月11日). https://natalie.mu/music/news/355016 2019年11月15日閲覧。 
  12. ^ 10 18 天を縫い合わす”. Kenji Ozawa 小沢健二 Official Site ひふみよ. 小沢健二 (2016年10月18日). 2018年12月23日閲覧。
  13. ^ “小沢健二リリックビデオ“Official 魔法的字幕”、3曲同時公開”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2018年8月31日). https://www.barks.jp/news/?id=1000159289 2019年10月13日閲覧。 
  14. ^ “小沢健二が『SONGS』に初登場 “愛し愛されて生きるのさ”やTV初披露曲も”. CINRA.net (CINRA. inc). (2017年9月14日). https://www.cinra.net/news/20170914-ozawakenji 2019年8月1日閲覧。 
  15. ^ “小沢健二出演のNHK『SONGS』は10月5日放送 書き下ろしモノローグも披露”. エキサイトニュース (エキサイト). (2017年9月20日). https://www.excite.co.jp/news/article/Cinra_20170920_songs/ 2019年8月1日閲覧。 

外部リンク

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