ピンク・レディーの活動大写真
(ピンクレディーの活動大写真から転送)
『ピンク・レディーの活動大写真』(ピンク・レディーのかつどうだいしゃしん)は、1978年制作、小谷承靖監督の日本映画。
ピンク・レディーの活動大写真 | |
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監督 | 小谷承靖 |
脚本 | ジェームス三木 |
原案 | ジェームス三木 |
製作 | |
出演者 | |
音楽 | 都倉俊一 |
撮影 | 稲垣涌三 |
編集 | 黒岩義民 |
製作会社 | |
配給 | 東宝 |
公開 | 1978年12月16日[1] |
上映時間 | 83分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
概要
編集当時スーパーアイドルだったピンク・レディーの初主演映画であり[1][注釈 1]、本人たちの大ヒットシングル[注釈 2]が散りばめられていた。
実際のコンサートの映像も含まれていた。(四国と後楽園球場で行われたもの)
ミーとケイがドレスを着て「カメレオン・アーミー」を通常とは違う振り付けで歌唱するシーンがある。
モンスター(モンちゃん)のデザインは薩谷和夫、造形は安丸信行が手掛けた[2]。スーツは3体制作され、毛にはモヘヤを用いている[2]。
2006年7月28日DVD化された。オーディオコメンタリーは監督の小谷承靖と坂下千里子が担当。パッケージ内冊子には2006年当時の未唯、増田恵子のメッセージも載っている。2017年12月現在でも非レンタル化である。
90年代に民放で昼間の映画番組で唯一の放送を行った。
あらすじ
編集ピンク・レディーの主演映画を作ろうとアイデアを出し合うプロデューサーの白川(石立鉄男)、監督の赤沢(田中邦衛)、脚本家の青田(秋野太作)。青田の企画は恋愛メロドラマ、白川の企画はモンスターとの交流を描いたSF映画、そして赤沢の企画は西部劇。それぞれの主張がまとまらず映画は一体どうなってしまうのか。
キャスト
編集- 根本美鶴代(ピンク・レディー) - ミー
- 増田啓子(ピンク・レディー) - ケイ
- 石立鉄男 - 白川仙吉
- 田中邦衛 - 赤沢信平、ペッパー保安官
- 秋野太作 - 青田宏
- 田中健 - 田中高之
- 春川ますみ - 田中静江
- なべおさみ - 杉本
- 塩沢とき - 看護婦長
- 団巌 - モンスター
- ウィリアム・ロス - サーカスの団長
- 佐藤蛾次郎 - 猪熊(調教師)
- 丹古母鬼馬二 - 金庫破りの怪漢
- 三角八郎 - ピエロ
- 小松政夫 - バス停の酔漢
- ザ・ハンダース - 不良学生
- 岡本富士太 - シュガー
- 田中浩 - ガーリック
- トビー門口 - マスタード
- きくち英一 - ガーリックの手下
- 松山英太郎 - 記者
- 大林宣彦 - ドク・ウィークデイ(ピアノ弾き)[注釈 3]
- 樹れい子 - 秘書・ルミ子
スタッフ
編集挿入歌
編集サウンドトラック
編集ピンク・レディーの活動大写真(1978.12.25)(CD:1991.9.21)ビクター音楽産業
同時上映
編集『炎の舞』
脚注
編集注釈
編集- ^ 結果として唯一となった。
- ^ 「ペッパー警部」~「カメレオン・アーミー」までのシングル10曲。
- ^ ノンクレジット。
出典
編集- ^ a b 東宝写真集 2005, p. 113, 「ピンクレディーの活動大写真」
- ^ a b 「特撮映画以外の造形」『オール東宝怪獣大図鑑』洋泉社〈洋泉社MOOK 別冊映画秘宝〉、2014年4月27日、280頁。ISBN 978-4-8003-0362-2。
参考文献
編集- 竹内博 編『東宝特撮・怪獣・SF映画写真集』朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクション〉、2005年8月30日。ISBN 4-257-03716-4。