ハーレム・ナイト
『ハーレム・ナイト』(原題:Harlem Nights)は、1989年制作のアメリカ合衆国のコメディ映画。
ハーレム・ナイト | |
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Harlem Nights | |
監督 | エディ・マーフィ |
脚本 | エディ・マーフィ |
製作 |
マーク・リプスキー ロバート・D・ワックス |
製作総指揮 | エディ・マーフィ |
出演者 | エディ・マーフィ |
音楽 | ハービー・ハンコック |
撮影 | ウッディ・オーメンズ |
編集 |
ジョージ・バワーズ アラン・バルサム |
製作会社 | パラマウント映画 |
配給 | パラマウント=UIP |
公開 |
1989年11月17日 1989年12月23日 |
上映時間 | 116分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $30,000,000[1] |
興行収入 | $60,864,870[2] |
“エディ・マーフィ版スティング”ともいえる映画で、マーフィが主演・監督・脚本・製作総指揮の1人4役をこなしている。彼の初監督作品である。
マーフィの主演作品としては、1985年『ビバリーヒルズ・コップ』、86年『ゴールデン・チャイルド』、87年『ビバリーヒルズ・コップ2』、88年『星の王子 ニューヨークへ行く』に続いて5年連続、5本目の全米No.1ヒットとなった(翌1990年にも『48時間PART2/帰って来たふたり』が全米No.1ヒットし、それも合わせると、6年連続全米No.1ヒットを記録するという快挙を成し遂げた)。
一方、評価はまちまちで、第62回アカデミー衣装デザイン賞、第10回ゴールデンラズベリー賞の最低監督賞と最低脚本賞にノミネートされ、ゴールデンラズベリー賞最低脚本賞を受賞した[3]。
あらすじ
編集1918年のニューヨーク・ハーレム。孤児だったクイックは、ハーレム最大のクラブの経営者シュガー・レイに引き取られて育てられ、彼の右腕をつとめるまでになった。
ある日、ギャングのボス、バグジーが悪徳刑事のフィルを使ってレイに嫌がらせをし、売り上げの3分の2のピンハネを要求してくるが、クイックとレイは逆に彼らを罠にはめて、大金をせしめようと画策する。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
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ソフト版 | フジテレビ版 | ||
クイック・ブラウン | エディ・マーフィ | 山寺宏一 | 下條アトム |
シュガー・レイ | リチャード・プライヤー | 納谷六朗 | 尾藤イサオ |
ベニー・ウィルソン | レッド・フォックス | 藤本譲 | 富田耕生 |
フィル・カントン | ダニー・アイエロ | 増岡弘 | 家弓家正 |
バグジー・カルホーン | マイケル・ラーナー | 大宮悌二 | 石田太郎 |
ヴェラ | デラ・リース | 巴菁子 | 片岡富枝 |
ジャック | スタン・ショウ | 吉村よう | 福田信昭 |
ドミニク・ラ・ルー | ジャスミン・ガイ | 土井美加 | 吉田理保子 |
リッチー | ヴィック・ポリゾス | 谷口節 | 屋良有作 |
サンシャイン | レラ・ローコン | 井上喜久子 | 佐々木優子 |
トニー | デヴィッド・マルシアノ | 小室正幸 | 喜多川拓郎 |
トミー | トミー・フォード | 金尾哲夫 | 辻親八 |
クイック少年 | デシ・アーネス・ハインズ2世 | 亀井芳子 | 浦野裕介 |
ウィリー | アンクル・レイ | 幹本雄之 | 屋良有作 |
レオーニ | ジョー・ペコラロ | 伊井篤史 | |
ジェローム | ロビン・ハリス | 広瀬正志 | 福田信昭 |
アニー | バーリンダ・トルバート | 藤生聖子 | |
ジミー | チャールズ・マーフィ | 秋元羊介 | |
メル | ロベルト・デュラン | 星野充昭 | |
泣く男 | アーセニオ・ホール | 牛山茂 | |
その他 | 辻親八 | 北村弘一 渡部猛 |