ヌーサ国立公園
オーストラリアの国立公園
ヌーサ国立公園(-こくりつこうえん)はオーストラリア・クイーンズランド州にある国立公園の一つ。ブリスベンから北へ160kmほど、サンシャイン・コーストの海岸線沿いのヌーサにある国立公園である。
ヌーサ国立公園 | |
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地域 | オーストラリア・クイーンズランド州 |
最寄り | ヌーサ・ヘッヅ(Noosa Heads) |
座標 | 南緯26度23分4秒 東経153度6分46秒 / 南緯26.38444度 東経153.11278度座標: 南緯26度23分4秒 東経153度6分46秒 / 南緯26.38444度 東経153.11278度 |
面積 | 22.80 km2 |
創立日 | 1939年 |
運営組織 | クイーンズランド州公園・野生生物局 |
概要
編集ヌーサ国立公園は北部はヌーサ川、南部はクーラム・ビーチまでの地域にある。この国立公園には年間約150万人もの観光客が訪れる。ヌーサ・ヘッドランド地区、ペリージャン地区、エミュー・マウンテン地区、イースト・ウェイバ地区の4地区に分かれる。
国立公園の付近には雨林、塩湖、淡水湖、ヒース、沼と海岸砂丘があるのに対し、西側の内陸部は山岳地帯で、クーロイ山、クールーラ山、クーラン山などの残丘がある[1]。
ヌーサ・ヘッドランド地区
編集ヌーサ・ヘッドランド地区は国立公園の中で最も北に位置する地域である。ヌーサの観光拠点であるヌーサ・ヘッヅの東にあり、海岸沿いは海水浴やサーフィンを楽しむ観光客が多く訪れる地区でもある。またブッシュウォーキングなどを楽しむ観光客が多い。太平洋に面したアレクサンドリア・ベイはヌーディストビーチである。
国立公園のインフォメーションセンターが、この地区にある。
自然
編集国立公園一帯の植生は主にユーカリの林とコバノブラシノキ属である[1]。
国立公園内にはコアラ、ミズネズミモドキ[1]が生息している。コアジサシ[1]、テリクロオウムなどをはじめとする希少な鳥類を含め、200種以上の鳥類が生息する。
また、6月から10月の期間は、沖を回遊するザトウクジラを、ヌーサ・ヘッドランド地区のドルフィン・ポイントやヘルズ・ゲイトなどの展望台、岬から観察することが出来る。
脚注
編集参考文献
編集- John & Lyn Daly, TAKE A WALK in South-East Queensland, pp81-86, ISBN 9780957793170
- Queensland. Environmental Protection Agency,Noosa National Park, 2009年09月26日閲覧