トニー・クラッグ
1949-, イギリス出身の彫刻家
略歴
編集- 1969年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートなどで学ぶ。
- 1978年、デュッセルドルフ芸術アカデミーで教え始める。
- 1982年、ドクメンタ7に出品(1987年にも出品)
- 1988年、ヴェネツィア・ビエンナーレ英国館で個展。ターナー賞を受賞。
- 2002年、テート・ギャラリーリバプールで個展。大英帝国上級勲爵士号を受勲。
- 2007年、第19回高松宮殿下記念世界文化賞彫刻部門受賞。
- 2008年、ドイツのヴッパータールに彫刻庭園をオープンさせる。
作品
編集水辺で拾ったプラスチックを集めて床や壁に配置したり、三角フラスコやガラス瓶を題材にしたりしている。クラッグは人間と物質の間にある、脆弱だけど不即不離の関係をほのめかしている。[1]
脚注
編集- ^ 『現代アーティスト事典 クーンズ、ハースト、村上隆まで──1980年代以降のアート入門』P57 文:保坂健二朗
出典
編集『現代アーティスト事典 クーンズ、ハースト、村上隆まで──1980年代以降のアート入門』美術手帖編集部 (2012/10/3)