トキメキ☆成均館スキャンダル
2010年韓国のテレビドラマ
吹替を担当した声優について加筆する場合は、必ず出典を明記の上、「韓国国外での放送」節の「日本」節中に記して下さい。無出典の情報はWikipedia:検証可能性に基づき除去されます。 |
『トキメキ☆成均館スキャンダル』(トキメキ ソンギュンガン スキャンダル、原題:성균관 스캔들)は、2010年に韓国KBSで放送されたテレビドラマ。原作はチョン・ウングォルの小説『成均館儒生たちの日々』である。原作では「奎章閣閣臣たちの日々」という成均館卒業後を描いた物語もある。
トキメキ☆成均館スキャンダル | |
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ジャンル | テレビドラマ |
原作 | チョン・ウングォル |
脚本 | キム・テヒ |
演出 | キム・ウォンソク |
出演者 | パク・ユチョン、パク・ミニョン、ユ・アイン、ソン・ジュンギ 他 |
製作 | |
制作 | KBS |
放送 | |
放送国・地域 | 韓国 |
放送期間 | 2010年8月30日~2010年11月2日 |
放送時間 | 60分 |
放送枠 | KBS月火ドラマ |
回数 | 20 |
公式ウェブサイト |
トキメキ☆成均館スキャンダル | |
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各種表記 | |
ハングル: | 성균관 스캔들 |
漢字: | 成均館 스캔들 |
発音: | ソンギュングァン スケンドゥル |
日本語読み: | ときめき そんぎゅんがん すきゃんだる |
ローマ字: | Seong-gyungwan Seukaendeul |
英題: | Sungkyunkwan Scandal |
あらすじ
編集時は18世紀、朝鮮王朝時代。第22代王正祖(チョンジョ)の時代。幼い頃、父を亡くしたキム・ユニは、母と病気の弟の面倒をみるため、男装して科挙(朝鮮の官僚登用試験)の代筆(代理受験)でお金を稼ごうとする。試験当日、ユニは代筆の依頼人と間違え、イ・ソンジュンに声をかけてしまう。ユニは、ソンジュンに摘まみ出されそうになるが、母と弟のためにも見逃して欲しいと懇願し、なんとか大事を逃れる。ソンジュンはユニの才能に気づき、無理矢理科挙試験を受けさせる。そして自分がユニに代理受験を依頼したと正祖に明かした。激怒する正祖によって、ユニとソンジュンは罰として成均館(ソンギュンガン)に入学し寄宿舎で暮らす事になる。女であることがバレたら厳罰に処されてしまうが、家族の為にも、ユニは男としての生活を始める事を決心した[1]。
登場人物
編集主要登場人物
編集- キム・ユニ(金允熙):パク・ミニョン
- 本作の主人公。男装の儒生。別名は大物(テムル)。21歳。
- 南人一門の父と死別後、家族を養うために、父から譲り受けた文才で生計を立てようとする。弟(ユンシク)の名で受けた科挙試験に合格し、身分を隠したまま成均館に入学する。幼い頃から、向学心が強く、勉強家。聡明で、特に文才に恵まれている。何事にも物怖じしない性格で、対立する党派をまとめるだけの魅力を持つ。本貫はドラマでは金海金氏、小説では安東金氏。
- イ・ソンジュン(李先俊):パク・ユチョン
- 老論(ノロン)派の家系の跡取。別名は佳郎(カラン)。23歳。
- 博学博識で武芸にも長けた美青年。身分の差や党派に関係なく、才能がある者が登用される政治を志す。清廉潔白で不正を嫌うが、頑固でプライドが高く気難しい性格から、人と交わる事が苦手。当初、ユニとは反目しあっていたが、自分のことを理解してくれる彼女に惹かれていく。下戸。本貫はドラマでは不明だが、小説では真城李氏。字は康武、号は微水。
- ク・ヨンハ(具龍河):ソン・ジュンギ
- 市場を支配する大商人の息子。別名は女林(ヨリム)。24歳。
- 女好きなプレイボーイで、直感と観察眼が鋭く、おしろいの匂いで下着の色を当てることが出来る。ユニの正体にもいち早く気づいた。無党派だが、正義感は強い。奔放かつ軽薄だが、実はある苦悩がある。ジェシンとは親友。実は雲従街の大商人の息子で、元の身分階級は中人だが、両班具(ク)家の族譜を購入し成均館に入学した。小説での本貫は綾城具氏。
- ムン・ジェシン(文在信):ユ・アイン
- 少論一門の青年。別名は桀驁(コロ)。24歳。
- 素行の悪さから、「暴れ馬」の異名を持ち、学生から恐れられている。無口で強面だが、本当は心優しく純情。女性の前だと、しゃっくりが止まらなくなる。
- ハ・ヒョウン/芙蓉花(プヨンファ):ソ・ヒョリム
- インス(掌議)の妹で、ソンジュンの婚約者。天真爛漫でロマンチスト。
- 成均館の博士。丁載遠の四男。南人派。ユニの亡父キム・スンホン(前成均館博士)の弟子。ユニが女であることを知るが、見逃すことに。正祖から信頼されている。
- イ・ジョンム:キム・ガプス
- イ・ソンジュンの父。職位は左議政(チャイジョン)。老論党首で、家門の名誉を高め、老論政権の維持を志す。
- ハ・ウギュ:イ・ジェヨン
- インスとヒョウンの父。50代。老論派。職位は兵曹判書(ピョンジョパンソ)。正祖に敵対心を抱く。
- 本名は李祘(イ・サン)。李氏朝鮮22代王。天才君主、博学多識。派閥を超え優秀な人材を登用し新しい朝鮮王朝を築こうと考えるが、鉄壁のように囲まれた老論派の反対を受ける。
その他の登場人物
編集- ハ・インス:チョン・テス
- 成均館の掌議(チャンイ)(学生長)。父は兵曹判書(ピョンジョパンソ)。学生たちを自分に服従させる傲慢な性格。しかし、思うように操れないソンジュンとは敵対する。チョソンに想いを寄せる。
- 領議政(ヨンイジョン)。ドラマのイ・サンの彼とは違い、やや冷たい性格。
- ムン・グンス:チェ・ドンジュン
- 司憲府(サホンブ)の大司憲(テサホン)。桀驁(コロ)の父。
- チェ・シンムク:キム・ハギュン
- 成均館(ソンギュンガン)の大司成(テサソン)(学長)。
- 貂蝉(チョソン):キム・ミンソ
- 長安(チャンアン)一の妓生(キーセン)。妓生とは思えない傲慢な性格。鋭い洞察力を持つ。容姿の良さから、高官達から寵愛を受けるが、本人は人として接してくれたユニに想いを寄せている。
- キム・スンホン(金承憲):
- 故人。南人。ユニとユンシクの父。成均館の博士。チョン・ヤギョン博士の師匠。ムン・ジェシンの兄と共に『金縢之詞(クムドゥンジサ)』を運ぶ最中に襲撃され、死亡した。
- キム・ユンシク(金允植):ハニョン
- ユニの弟。病弱。
- 趙氏夫人:キム・ミギョン
- ユニ・ユンシクの母。老論の家系。
視聴率
編集放送回 | 放送日 | TNMS 視聴率 | AGB 視聴率 | ||
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大韓民国(全国) | ソウル(首都圏) | 大韓民国(全国) | ソウル(首都圏) | ||
1話 | 8月30日 | 7.7% | 8.1% | 6.3% | 7.7% |
2話 | 8月31日 | 7.2% | 8.6% | 6.3% | 7.0% |
3話 | 9月6日 | 8.0% | 9.9% | 7.3% | 8.3% |
4話 | 9月7日 | 7.6% | 8.3% | 7.5% | 8.7% |
5話 | 9月13日 | 7.8% | 8.2% | 8.0% | 9.4% |
6話 | 9月14日 | 8.0% | 9.6% | 8.4% | 8.4% |
7話 | 9月20日 | 9.7% | 9.0% | 8.7% | 9.1% |
8話 | 9月21日 | 8.2% | 9.8% | 7.9% | 8.5% |
9話 | 9月27日 | 9.8% | 9.2% | 9.2% | 9.6% |
10話 | 9月28日 | 10.1% | 9.3% | 10.2% | 10.6% |
11話 | 10月4日 | 9.2% | 8.8% | 10.4% | 10.5% |
12話 | 10月5日 | 9.9% | 9.7% | 10.7% | 11.1% |
13話 | 10月11日 | 11.2% | 11.1% | 12.8% | 13.1% |
14話 | 10月12日 | 10.3% | 10.1% | 10.9% | 10.9% |
15話 | 10月18日 | 13.0% | 13.0% | 13.1% | 14.0% |
16話 | 10月19日 | 13.7% | 13.7% | 14.3% | 15.1% |
17話 | 10月25日 | 12.9% | 13.1% | 13.0% | 13.9% |
18話 | 10月26日 | 12.0% | 11.9% | 12.6% | 13.4% |
19話 | 11月1日 | 12.5% | 12.2% | 11.8% | 12.6% |
20話 | 11月2日 | 13.3% | 13.2% | 12.8% | 13.4% |
サウンドトラック
編集『成均館スキャンダル OST』 | |
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JYJ ほか多数 の サウンドトラック | |
リリース | |
ジャンル | ドラマ挿入曲 |
時間 | |
レーベル | レモンレイン |
# | タイトル | 歌手 | 時間 |
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1. | 「성균관 스캔들」 | ||
2. | 「찾았다 (Title)」 | ||
3. | 「그대를 그리다」 | ||
4. | 「Too Love」 | ||
5. | 「너에겐 이별 나에겐 기다림」 | ||
6. | 「청춘스캔들」 | ||
7. | 「Sad To Say」 | ||
8. | 「사랑이란」 | ||
9. | 「그대를 그리다 (Acoustic Ver.)」 | ||
10. | 「너에겐 이별 나에겐 기다림 (Voice Ver.)」 | ||
11. | 「자운영」 | ||
12. | 「Trouble Maker」 | ||
13. | 「유생들의 나날」 |
韓国国外での放送
編集日本
編集日本ではBSジャパンで放送したのち、2011年9月14日から11月24日までテレビ東京「ランチチャンネル」(水・木曜 12:30 - 13:25、関東ローカル)で放送された。その後2013年7月2日から7月29日までワールド・ハイビジョン・チャンネル(TwellV)で放送された。また、2014年1月15日から同年2月12日までTBSテレビ「韓流☆セレクト」(月 - 金曜 10:05 - 11:00、関東ローカル)でディレクターズカット版が放送された。
- 吹替キャスト[2]
受賞
編集- 2010年 KBS演技大賞 女子 優秀賞、ネチズン賞、ベストカップル賞 パク・ミニョン
- 2010年 KBS演技大賞 男子 新人賞、ネチズン賞、ベストカップル賞 パク・ユチョン
- 2010年 KBS演技大賞 男子 人気賞、ベストカップル賞 ソン・ジュンギ
- 2010年 KBS演技大賞 ベストカップル賞 ユ・アイン
- 2010年 KBS演技大賞 男子 最優秀賞 キム・ガプス
- 2011年 百想芸術大賞 男子 新人賞、人気賞 パク・ユチョン
- 2011年 百想芸術大賞 新人監督賞 キム・ウォンソク
- 2011年 百想芸術大賞 TV部分中短編ドラマ賞
- 2011年 ソウルドラマアワード 韓流ドラマ 男子俳優賞,ネチズン 人気賞 パク・ユチョン
- 2011年 ソウルドラマアワード 韓流ドラマ 優秀 作品賞
- 2011年 第38回韓国放送大賞 中短編ドラマ部門作品賞
- 2011年 コリアドラマフェスティバルアワード 演出賞 キム・ウォンソク
- 2012年 ニューヨークフェスティバル テレビエンターテイメントスペシャルミニシリーズ部門銅賞
スタッフ
編集- 原作:チョン・ウングォル
- 演出:キム・ウォンソク
- 脚本:キム・テヒ
- 制作: レモンレイン, C-JeS Entertainment
脚注
編集- ^ 以上、第2話まで。(参考:“トキメキ☆成均館スキャンダル - 各話あらすじ 第2話「決意の日」”. TBS. 2017年9月24日閲覧。)
- ^ トキメキ☆成均館スキャンダル - テレビ東京
外部リンク
編集- ディレクターズカット版 番組サイト(TBSテレビ) ※日本版サブタイトル閲覧可
- 「トキメキ☆成均館スキャンダル」を2倍楽しむ(navicon)
テレビ東京 ランチチャンネル 水・木曜日【12:35 - 13:30→12:30 - 13:25】枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
推奴
(2011.6.22 - 9.8) |
トキメキ☆成均館スキャンダル
(2011.9.14 - 11.24) |
アテナ:戦争の女神
(2011.11.30 - 2012.2.9) |
TwellV 韓流💛12 月 - 金曜日【16:00 - 17:00】枠 | ||
-
|
トキメキ☆成均館スキャンダル
(2013.7.2 - 7.29) |
宮〜Love in Palace
(2013.7.30 - 8.30) |
TBS 韓流☆セレクト 月 - 金曜日【10:05 - 11:00】枠 | ||
男が愛する時
(2013.11.21 - 2014.1.14) |
トキメキ☆成均館スキャンダル
〜ディレクターズカット版〜 (2014.1.15 - 2.12) |
シークレット・ガーデン
(2014.2.14 - ) |