デヴォナデール (Davona Dale) は、アメリカ合衆国サラブレッド競走馬、および繁殖牝馬1979年に史上5頭目のニューヨーク牝馬三冠を達成した。1985年アメリカ競馬殿堂に選出されている。

デヴォナデール
欧字表記 Davona Dale
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1976年
死没 (不明)
Best Turn
Royal Entrance
母の父 Tim Tam
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産者 Calmet Farm
馬主 Calmet Farm
調教師 John M. Veitch
競走成績
生涯成績 18戦11勝
獲得賞金 641,612ドル
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経歴

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当時の名門牧場、カルメットファームで生産された競走馬の一頭である。

2歳時は2戦して1勝したのみであったが、翌年の3歳シーズンから活躍が始まるようになる。1985年は年初のフロリダから始動、最初の2戦こそ落とすが、2月末のボニーミスステークスで勝ちを挙げると、そこから連勝劇が始まるのであった。デビュータントステークス、ファンタジーステークスを優勝し、続いて3歳牝馬の大一番ケンタッキーオークスも軽々と制覇した。

以後も連勝は止まらず、ブラックアイドスーザンステークスを挟んだニューヨーク牝馬三冠第1戦エイコーンステークスでは2馬身1/4差、マザーグースステークスでは10馬身差、最後のコーチングクラブアメリカンオークスでも8馬身差をつけてそれぞれを優勝、史上5頭目のニューヨーク牝馬三冠を達成した。

その翌戦アラバマステークスでイッツインジエアに敗れて連勝は8で止まり、牡馬との対戦になったトラヴァーズステークスでも大きく離された4着と見せ場がなかった。しかしシーズン前半の成績は大いに評価され、同年のエクリプス賞最優秀3歳牝馬に選出された。

4歳シーズンは足首および腱の損傷のため、シーズン前半を休養で棒に振った。8月に入って復帰し、2戦目のバレリーナステークスでは以前に敗れたイッツインジエアを3着において勝ちを挙げた。同年3戦目のマスケットステークス3着を最後に引退した。

繁殖牝馬として牧場に戻ったが、これといった産駒は出なかった。後の1985年、アメリカ競馬名誉の殿堂博物館はその競走成績を評価して、同馬を殿堂馬として選定した。

評価

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主な勝鞍

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1978年(2歳) 2戦1勝
ホリーステークス
1979年(3歳) 13戦8勝
ニューヨーク牝馬三冠エイコーンステークスマザーグースステークスコーチングクラブアメリカンオークス)、ケンタッキーオークス (G1)、ファンタジーステークス (G1)、ブラックアイドスーザンステークス (G2)、ボニーミスステークス
2着 - アラバマステークス (G1)、シャーリージョーンズステークス
1980年(4歳) 3戦1勝
バレリーナハンデキャップ

年度代表馬

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表彰

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血統表

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デヴォナデール血統(ターントゥ系(ロイヤルチャージャー系) / Miz Clementine・Two Lea 3x3=25.00%、 Bull Lea 4x4x4=18.75%Bull Dog 5x5x5x5=12.50%、 Hyperion 5x5=6.25%、 Pharos 父内5x5=6.25%) (血統表の出典)

Best Turn
1966 青鹿毛 アメリカ
父の父
Turn-to
1951 鹿毛 アイルランド
Royal Charger Nearco
Sun Princess
Source Sucree Admiral Drake
Lavendula
父の母
Sweet Clementine
1960 鹿毛 アメリカ
Swaps Khaled
Iron Reward
Miz Clementine Bull Lea
Two Bob

Royal Entrance
1965 鹿毛 アメリカ
Tim Tam
1955 鹿毛 アメリカ
Tom Fool Menow
Gaga
Two Lea Bull Lea
Two Bob
母の母
Princes Gate
1957 鹿毛 アメリカ
Sun Again Sun Teddy
Hug Again
Siena Way Bull Lea
Hydroplane F-No.3-l


外部リンク

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