デンソーブライトペガサス
日本の女子ソフトボールチーム
デンソーブライトペガサス(英: Denso Bright Pegasus)は、愛知県安城市を拠点とする女子ソフトボールチーム。JDリーグ所属。
デンソーブライトペガサス | |
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基本情報 | |
正式名 | デンソー女子ソフトボール部 |
愛称 | ブライトペガサス |
運営母体 | デンソー |
創設年 | 1960年 |
所属リーグ | |
リーグ | JDリーグ東地区 |
本拠地 | |
本拠地 | 愛知県安城市 |
組織 | |
部長 | 斎藤功 |
監督 | 中森菜摘 |
成績 | |
2023 | 東地区4位・PO敗退 |
リーグ優勝 | 1回 (1986年) |
獲得タイトル | |
皇后盃全日本総合選手権優勝 (2回) 1981年・1986年 | |
国民スポーツ大会優勝 (2回) 2008年[注 1][注 2]・2016年[注 3] | |
外部リンク | |
公式サイト /公式Twitter |
概要
編集1960年に創部。1972年に日本実業団女子リーグに参加。1982年から日本リーグ所属、2022年からJDリーグ東地区所属。獲得タイトルは、日本リーグ1回・全日本総合2回・全日本実業団2回・国体2回[注 4]。
ブライトペガサスとは、BRIGHT(輝いている、快活な)、PEGASUS(ギリシャ神話に登場する伝説の生き物、鳥の翼を持ち天をかける馬、不死のシンボル)を組み合わせたもので、「常に諦めず輝かしい成績をあげる」という意味が込められている[1][2]。マスコットは「ペガ子」で、ペガサスがモチーフ[2]。
歴史
編集- 1960年 - 日本電装女子ソフトボール部として創部[1]
- 1972年 - 日本実業団女子リーグに参加
- 1981年 - 全日本総合選手権初優勝
- 1982年 - 日本リーグの前身である統一リーグに初参加[1]
- 1986年 - 日本リーグ初優勝[1]
- 1992年 - 日本リーグ1部を8位で終え、2部に降格。しかし1シーズンで1部に復帰[1]
- 1996年 - 親会社の商号変更に伴いデンソー女子ソフトボール部となる
- 2015年 - 本拠地を愛知県刈谷市から安城市に移転[1]
- 2016年 - 日本リーグ1部の所属チームのセカンドネーム登録に伴いデンソーブライトペガサスとなる
- 2022年 - JDリーグ創設に伴い、同リーグ東地区に所属
成績
編集日本リーグ戦績
編集日本リーグ1部に決勝トーナメント方式が導入された1994年から、JDリーグ創設前の最終シーズンとなった2021年までの戦績。
年度 | 所属リーグ | 総合順位 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | リーグ順位 | 全日本総合 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1994 | 日本リーグ1部 | 8位 | 16 | 8 | 8 | 0 | 4位[注 5] | 不明 | 日本電装 |
1995 | 日本リーグ1部 | 6位 | 16 | 6 | 10 | 0 | 3位[注 5] | ベスト4 | |
1996 | 日本リーグ1部 | 6位 | 16 | 9 | 7 | 0 | 3位[注 5] | 不明 | デンソー |
1997 | 日本リーグ1部 | 10位 | 16 | 6 | 10 | 0 | 5位[注 5] | 2回戦 | |
1998 | 日本リーグ1部 | 10位 | 16 | 3 | 13 | 0 | 5位[注 5] | 2回戦 | |
1999 | 日本リーグ1部 | 12位 | 22 | 2 | 20 | 0 | 12位 | ベスト8 | |
2000 | 日本リーグ1部 | 10位 | 22 | 7 | 15 | 0 | 10位 | 1回戦 | |
2001 | 日本リーグ1部 | 9位 | 22 | 6 | 16 | 0 | 9位 | ベスト4 | |
2002 | 日本リーグ1部 | 7位 | 22 | 12 | 10 | 0 | 7位 | ベスト8 | |
2003 | 日本リーグ1部 | 9位 | 22 | 7 | 15 | 0 | 9位 | ベスト8 | |
2004 | 日本リーグ1部 | 9位 | 22 | 8 | 14 | 0 | 9位 | 2回戦 | |
2005 | 日本リーグ1部 | 6位 | 22 | 10 | 12 | 0 | 6位 | ベスト4 | |
2006 | 日本リーグ1部 | 7位 | 22 | 10 | 12 | 0 | 7位 | 準優勝 | |
2007 | 日本リーグ1部 | 5位 | 22 | 12 | 10 | 0 | 5位 | 2回戦 | |
2008 | 日本リーグ1部 | 4位 | 22 | 16 | 6 | 0 | 3位 | ベスト4 | |
2009 | 日本リーグ1部 | 6位 | 22 | 14 | 8 | 0 | 6位 | 2回戦 | |
2010 | 日本リーグ1部 | 5位 | 22 | 13 | 9 | 0 | 5位 | 2回戦 | |
2011 | 日本リーグ1部 | 6位 | 22 | 12 | 10 | 0 | 6位 | ベスト8 | |
2012 | 日本リーグ1部 | 4位 | 22 | 17 | 5 | 0 | 3位 | 2回戦 | |
2013 | 日本リーグ1部 | 4位 | 22 | 15 | 7 | 0 | 3位 | 2回戦 | |
2014 | 日本リーグ1部 | 5位 | 22 | 15 | 7 | 0 | 5位 | ベスト4 | |
2015 | 日本リーグ1部 | 6位 | 22 | 14 | 8 | 0 | 6位 | 準優勝 | |
2016 | 日本リーグ1部 | 5位 | 22 | 14 | 8 | 0 | 5位 | 2回戦 | デンソーブライトペガサス |
2017 | 日本リーグ1部 | 8位 | 22 | 10 | 12 | 0 | 8位 | ベスト4 | |
2018 | 日本リーグ1部 | 5位 | 22 | 11 | 11 | 0 | 5位 | 2回戦 | |
2019 | 日本リーグ1部 | 5位 | 22 | 14 | 8 | 0 | 5位 | 2回戦 | |
2020 | 日本リーグ1部[注 6] | 5位 | 11 | 6 | 5 | 0 | 5位 | 開催中止[注 7] | |
2021 | 日本リーグ1部 | 6位 | 22 | 12 | 10 | 0 | 6位 | ベスト4 |
- 決勝トーナメント方式が導入された1994年以降、「総合順位」の1-4位はリーグ上位4チームによる決勝トーナメントの結果で決定。5位以下は「リーグ順位」に同じ[注 8]
- 「リーグ順位」は、決勝トーナメント方式が導入された1994年以降の、リーグ戦における順位。上位4チームは決勝トーナメントに進出[注 8]
JDリーグ戦績
編集年度 | 所属リーグ | 総合順位 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | リーグ順位 | 全日本総合 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | JDリーグ | - | 29 | 20 | 9 | 0 | 東3位[注 9] | 2回戦 | |
2023 | JDリーグ | - | 29 | 18 | 10 | 1 | 東4位[注 9] | 2回戦 |
選手・スタッフ
編集- 2024年4月現在[3]
ポジション | # | 名前 | 年齢 | 身長 | 投打 | 出身校 | 備考 |
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選手 | |||||||
投手 | 11 | 藤本恵未 | 24歳 | 164cm | 右·左 | 東海学園高→東海学園大 | |
17 | 坪野三咲 | 24歳 | 162cm | 右·右 | 神村学園高→中京大 | ||
20 | 中村美樹 | 28歳 | 174cm | 右·右 | 星野高 | 前所属:戸田中央→日本精工 | |
22 | カーリー・フーバー | 29歳 | 188cm | 右·右 | ルイジアナ州立大 | ||
捕手 | 21 | 小島あみ | 25歳 | 164cm | 右·左 | 神村学園高 | |
25 | 近藤真由美 | 23歳 | 162cm | 右·右 | 神戸野田高→星城大 | ||
77 | ミア・デービットソン | 25歳 | 165cm | 右·右 | ミシシッピ州立大 | ||
内野手 | 1 | 川畑瞳 | 28歳 | 165cm | 右·左 | 神村学園高 | |
2 | 中溝優生 | 26歳 | 160cm | 右·右 | 佐賀女子短大付属佐賀女子高 | 前所属:太陽誘電 | |
6 | 清瀬紗良羅 | 21歳 | 170cm | 右·左 | 創志学園高 | ||
10 | 白石望美 | 27歳 | 153cm | 右·右 | 兵庫大附属須磨ノ浦高→園田学園女子大 | ||
19 | 猿田麻実 | 18歳 | 166cm | 右·右 | 香ヶ丘リベルテ高 | 新人 | |
27 | 黒田菜那 | 25歳 | 164cm | 右·右 | 三国高→城西大 | ||
88 | 住友ゆづき | 21歳 | 157cm | 右·左 | 創志学園高 | ||
外野手 | 5 | 中村優花 | 28歳 | 155cm | 右·左 | 筑陽学園高→園田学園女子大 | |
7 | 舟橋京花 | 24歳 | 164cm | 右·左 | 兵庫大附属須磨ノ浦高→園田学園女子大 | ||
8 | 中野花季 | 23歳 | 163cm | 右·左 | 東海学園高→園田学園女子大 | 新人 | |
9 | 川村莉沙 | 24歳 | 163cm | 右·左 | 創志学園高 | 前所属:太陽誘電 | |
スタッフ | |||||||
監督 | 30 | 中森菜摘 | 36歳 | - | - | 京都産業大附属高 | |
コーチ | 31 | 山崎早紀 | 33歳 | - | - | 常葉学園菊川高 | |
32 | 金江爽友 | 30歳 | - | - | 神村学園高→環太平洋大 |
歴代所属選手
編集→「Category:デンソーブライトペガサスの選手」も参照
- 投手
- 渡辺伴子(1990 - 1998)- アトランタオリンピック代表
- 増淵まり子(2002 - 2008)- シドニーオリンピック代表
- 染谷美佳(2002 - 2012)- 北京オリンピック代表
- ジョーダン・テーラー(2012 - 2013)
- カーリー・フーバー(2019 - )
- 中村美樹(2022 - )
- アレクシス・ヘンドリー(2023)
- 捕手
- 小島あみ(2018 - )
- 内野手
- 安藤美佐子(2000 - 2004)- アトランタ・シドニーオリンピック代表
- 伊藤良恵(2007 - 2009)- シドニー・アテネオリンピック代表
- 川畑瞳(2015 - )- 東京オリンピック代表
- 中溝優生(2024 - )
- 外野手
脚注
編集注釈
編集- ^ デンソー主体のチーム
- ^ 雨天のため1回戦で打ち切り8チーム優勝
- ^ トヨタ自動車、豊田自動織機、デンソーの連合チーム
- ^ 2008年はデンソー主体のチームで、2016年はトヨタ自動車、豊田自動織機、デンソーの連合チームで優勝。愛知県の国体優勝は他に5回(1958年・1961年・1973年・1988年・1992年)記録されているが詳細不明。
- ^ a b c d e 1994-1998年は1部リーグを2グループに分けて開催されたため、所属グループにおける順位
- ^ 新型コロナウイルスの影響により全11試合での開催
- ^ 新型コロナウイルスの影響により開催中止
- ^ a b 2020年、2021年は、上位5チームによる決勝トーナメントを実施
- ^ a b プレーオフ進出(敗退)
出典
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- デンソー ブライトペガサス - JD.LEAGUE
- デンソーブライトペガサス - Wow! Collection
- デンソーブライトペガサス/DENSO (@BP_DENSO) - X(旧Twitter)