タンゴ・ヨーロッパ
タンゴ・ヨーロッパ(Tango Europe)は、主に1980年代前期に活躍していた5人組のガールズバンドである。
タンゴ・ヨーロッパ Tango Europe | |
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出身地 | 日本 |
ジャンル | ロック |
活動期間 | 1980年 - 1984年 |
レーベル |
アルファレコード (1982年 - 1983年) キングレコード(1984年) |
メンバー |
斉藤美和子(ヴォーカル) 坂口かおる(ベース) 是沢淳子(ギター) 石田美紀(ドラム) 塚越優香(キーボード&サックス) |
来歴
編集1980年12月結成。1982年、アルファレコードより『きらいDAIきらい』でメジャーデビュー。
“ミーハー・ファンキー”という新しいジャンルの音楽を目指していたという。『笑ってる場合ですよ!』『オレたちひょうきん族』(共にフジテレビ系)にも何回か出演していたことがあった。
1984年に所属レコード会社をキングレコードへ移籍。キングレコードからはシングル、アルバム各1枚ずつをリリースしたが、この後に解散。
その後のメンバーは
- ニャンコこと斉藤美和子 → ソロ歌手、作詞家として
- 坂口かおる → 後にチカブーンのメンバーとして
- 是沢淳子 → 後に蛇喜猫賀(じゃきびょうが)のメンバーとして
- 石田美紀 → 後にサンディー&ザ・サンセッツ、チカ・ブーンのメンバーとして
- 塚越優香 → 現在はYUKARIEとしてサックスプレイヤーに転向。小林克也&ザ・ナンバーワンバンド(テナーサックス)、JAGATARA(コーラス)を経て、現在はTHE THRILL(サックス)、Mean Machine(ここではベース)他、各種セッションで活躍。
メンバー
編集ディスコグラフィー
編集■ - キングレコードからリリースされた作品。
シングル
編集- きらいDAIきらい (1982年10月21日発売、B面『ようちえん時代』)
- 恋した女のイマジネーション (1983年2月21日発売、B面『HONEYMOON IN MIYAZAKI』)
- ダンスホールで待ちわびて (1983年9月28日発売、B面『BAND GIRL』)
桃郷 シンデレラ■ (1984年6月21日発売、B面『よろしく・タンゴ』)- ※この曲は、1994年にマヒマヒ(TBSラジオの『シンデレラドリーム ミッドナイト☆パーティー』から出た歌手ユニット)によってカバーされている。
アルバム
編集- 乙女の純情 (1983年1月21日発売[2])
- 収録曲:パジャマ・パーティ / 乙女の純情 / HONEYMOON IN MIYAZAKI / 恋した女のイマジネーション / ぷん・ぷん・ぷん / きらいDAIきらい / おさな妻の嘆き / アフリカの夫婦 / ラ・ラ・ラ・LOVE / 愛のゆびきり / タンゴNo.1
- ※以上11曲中7曲の作詞は森雪之丞。
- ※『タンゴNo.1』はアタックNo.1のオープニングテーマの替え歌。
- フラストレーション■ (1984年6月21日発売)
- 収録曲:ぺんぎんさんまでひとっとび / ごめんねBOY / ああ、発車オーライ / PaPa、泣かないで / ホンダラ行進曲 / かしの樹の下で / てぇーへんだ!てぇーへんだ / おじさんはWANA / めざせ結婚 / アーモンドの月
- ※このアルバムは、1994年6月22日に同じキングレコードから『音楽市場 MUSIC BAZAAR 1500』シリーズの一枚としてCD化され再発売。この際に、最後の11曲目に『桃郷シンデレラ』が追加収録されている。
- ※『ホンダラ行進曲』は、ハナ肇とクレージーキャッツの同タイトル曲のカバー。
- ※『かしの樹の下で』は、この前年の1983年7月5日にリリースされたサザンオールスターズのアルバム『綺麗』の3曲目に収録された同タイトル曲のカバー。
出演番組
編集- ラジオ
- ニャンコのオールナイトニッポン (1982年10月 - 1983年9月、ニッポン放送)
- タンゴ・ヨーロッパ 乙女の純情 (エフエム北海道)
脚注
編集- ^ “saitoinco of Office Without”. officewithout.com. 2024年1月30日閲覧。
- ^ “ALFA MUSIC | 乙女の純情”. alfamusic.co.jp. 2024年1月30日閲覧。