ソンバトヘイ - セントゴトハールド線
ソンバトヘイ - セントゴトハールド線(ハンガリー語: Szombathely–Szentgotthárd-vasútvonal)は、ハンガリー国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は21。
ソンバトヘイ - セントゴトハールド線 | |
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基本情報 | |
国 | ハンガリー |
所在地 | ヴァシュ県 |
起点 | ソンバトヘイ駅 |
終点 | セントゴトハールド駅 |
駅数 | 11駅 |
路線番号 | 21 |
路線諸元 | |
路線距離 | 53.3 km |
軌間 | 1435 mm |
線路数 | 単線 |
電化区間 | 全区間 |
電化方式 |
25 kV / 50 Hz(交流) 架空電車線方式 |
最高速度 | 120 km/h |
停車場・施設・接続路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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歴史
編集1850年代中期にコンソーシアム企業はジェール - グラーツ間普通鉄道建設の目的で、グラーツで設立された。1872年9月1日この路線は治安上のおよび技術的な検証を経でセントコットハールト - ジャナファルヴァの国境線区間とともに開通された[1]。その国境は現在ブルゲンラント州とシュタイアーマルク州の境界に当たる。
2006年12月ジェール・ショプロン・エーベンフルト鉄道はソンバトヘイ - セントゴットハールト区間の旅客列車の運営権を引き受けた。2009年10月から翌年12月までレールがソンバトヘイ駅から国境まで改修され、電圧25 kV、周波数50 Hzの電車線が完備された。許容速度は60~70 km/hから120 km/hに向上された。レールは軸荷重22.5トンに適合するよう設計されて、電気運転に相応う列車保安装置が採択された。
運行形態
編集特急「インターシティ(IC)」
編集一日3往復の運行。下記2系統が運行している。
- ドラーヴァ号: ブダペスト - ソンバトヘイ - セントゴトハールド - リュブリャナ
- ムラ号: ブダペスト - ソンバトヘイ - セントゴトハールド - グラーツ
- 両系統が一日1往復ずつ、合計2往復の運行。ソンバトヘイ以東は16号線に、セントゴトハールド以西はオーストリア国鉄530号線に直通する。
- 2021年以前は「ラーバ」号の愛称で、一日1往復の運行であった。また、ソンバトヘイ - セントゴトハールド間はケルメンドのみの停車であった。
- サヴァリア号: ブダペスト - ソンバトヘイ - セントゴトハールド
- 21号線では各駅に停車する。ソンバトヘイ以東は16号線に直通する。
- 2021年以前は、東行のみ「レープツェ」の愛称名であったが、2021年末に「ラーバ」に、2022年4月に上下とも「サヴァリア」で統一された。
普通
編集- ソンバトヘイ - セントゴトハールド
- 特急と合わせて、2時間に1本の運行。平日午後は毎時2本運行される時間帯もある。半数弱がソンバトヘイ以北15号線に直通し、ショプロン - ソンバトヘイ - セントゴトハールドの系統で運行する。
- 2020年以前は終日1-2時間に1本の運行であった。
駅一覧
編集以下では、ハンガリー国鉄15号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。
- 種別
- IC:特急
- S:普通
- 停車駅
- ■印:全列車停車
- ◑印:レープツェ号、サヴァリア号は停車、ラーバ号は通過
- |印:全列車通過
路線名 | 駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | IC | S | 接続路線 | 所在地 | |
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21 | ソンバトヘイ駅 | - | 0 | ■ | ■ | 15号線、16号線、17号線、18号線、20号線 | ヴァシュ県 | ソンバトヘイ郡 |
ソンバトヘイ・セーレーシュ駅 | 4 | 4 | ■ | ■ | ||||
ヤーク・バログニョム駅 | 5 | 9 | ■ | ■ | ||||
エジハーザシュラードーツ駅 | 8 | 17 | ■ | ■ | ケルメンド郡 | |||
ケルメンド駅 | 9 | 26 | ■ | ■ | ||||
ホルヴァートナーダルヤ駅 | 4 | 30 | ■ | ■ | ||||
チャーカーニドロスロー駅 | 5 | 35 | ■ | ■ | ||||
ラートート駅 | 5 | 40 | ■ | ■ | セントゴトハールド郡 | |||
アルショーレネク駅 | 5 | 45 | ■ | ■ | ||||
ハリシュ駅 | 7 | 52 | ■ | ■ | ||||
セントゴトハールド駅 | 1 | 53 | ■ | ■ | オーストリア国鉄530号線 |
参考文献
編集- Franz Krauss: Mittheilungen über die Anlage und den Bau der ungarischen Westbahn, Raab–Graz und Stuhlweissenburg–Klein-Zell. In: Wilhelm Tinter (Red.): Zeitschrift des oesterreichischen Ingenieur- und Architekten-Vereins. Heft 6/7, XVII. Jahrgang (1875). Wien 1875, ZDB-ID 2534647-7, S. 114–126. — Volltext online (PDF; 6 MB).
- Mihály Kubinszky (Hrsg.): Ungarische Lokomotiven und Triebwagen: Akadémiai Kiadó, Budapest 1975, ISBN 963-05-0125-2.(ハンガリー語)
脚注・出典
編集- ^ Volkswirthschaftliche Zeitung. (…) Ungarische Westbahn. In: Das Vaterland, Nr. 239/1872 (XIII. Jahrgang), 1. September 1872, S. 5, Spalte 3 Mitte. (Online bei ANNO)..
- ^ 2015-2016. évi vasúti menetrend