ソルラル

韓国の旧暦1月1日を記念する休日
旧正月 > ソルラル

ソルラル: 설날)とは、大韓民国におけるお正月のことを意味する。

ソルナル、韓国の旧正月
ソルナル、韓国の旧正月
正月に食べる雑煮
正式名称 ソルラル(朝鮮語: 설날
別名 旧正月、旧暦の元旦
挙行者 韓国
日付 旧暦の1月1日
2024年 2月10日(土)
2025年 1月29日(水)
行事 国民の祝日
行事 板跳びユンノリトックク(餅)、チャリェ(ko:차례 茶礼)、セベ(ko:세배)、ボクゾリ(ko:복조리
関連祝日 秋夕(チュソク 추석
テンプレートを表示

ソルラルをソル(설)と略したり, グゾン(구정(旧正)=旧正月)と表現したりもする。旧正月の当日を含めて前後3日間が祝日である。秋夕(チュソク=旧暦のお盆)とともに2大祝日に数えられる。

概要

編集

「ソルラル」という言葉自体は、元旦を意味する韓国語の一般名詞でもある(例えば「日本の元旦」は「日本のソルラル」と表現する)が、特に断りが無い場合は、旧暦における韓国の元旦(旧正月)を意味する。

李氏朝鮮の旧暦は、宗主国だった中国朝が使用していた時憲暦なので、ソルラルの日付と中国の春節(旧正月)の日付は一致する。

朴正煕政権時代は旧正月を廃止しようとしたが、国民の抵抗が強く叶わなかった。旧正月が公休日になったのは、その後の全斗煥政権からである。

日本元旦正月)と同じく、

  • 田舎・実家に帰省する
  • 伝統行事を行う
  • 伝統料理を食べる
  • 伝統遊戯を遊ぶ

といった日として認識・期待されている。秋の秋夕(チュソク)と対になっている。帰省ラッシュ高速国道が渋滞し、公共交通機関も混雑するのが定例となっている。

由来と歴史

編集

文化・行事

編集

ソルラルに特徴的な文化としては、以下の様なものがある[1]

伝統遊戯

脚注・出典

編集

関連項目

編集