ソユーズTM-32
ソユーズTM-32 (Союз ТМ-32 / Soyuz TM-32) は、国際宇宙ステーション (ISS) への往来を目的としたソユーズのミッションである。コールサインは「クリスタル」。史上初の自費による宇宙旅行者であるデニス・チトーが乗っていたことで知られる。
ソユーズTM-32 | |||||
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徽章 | |||||
ミッションの情報 | |||||
ミッション名 | ソユーズTM-32 | ||||
質量 | ~7.2 t | ||||
乗員数 | 3 | ||||
コールサイン | Кристалл | ||||
発射台 |
バイコヌール宇宙基地 ガガーリン発射台 | ||||
打上げ日時 |
2001年4月28日 07:37:20 (UTC) | ||||
着陸または着水日時 |
2001年10月31日 05:00:00 (UTC) | ||||
ミッション期間 | 185日21時間22分40秒 | ||||
遠地点 | 247 km | ||||
近地点 | 193 km | ||||
公転周期 | 88.6分 | ||||
軌道傾斜角 | 51.6° | ||||
乗員写真 | |||||
チトー、ムサバイエフ、バトゥーリン | |||||
年表 | |||||
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乗組員
編集打上げ時
編集- タルガット・ムサバイエフ (3) - カザフスタン
- ユーリー・バトゥーリン (2) - ロシア
- デニス・チトー (1) - アメリカ合衆国(宇宙飛行関係者)
帰還時
編集- ヴィクトル・アファナシェフ (4) - ロシア
- クローディ・エニュレ (2) - フランス(欧州宇宙機関)
- コンスタンチン・コゼエフ (1) - ロシア
ISSとのドッキング
編集ミッションハイライト
編集ソユーズTM-32は、2人のロシア人宇宙飛行士と1人のアメリカ人の宇宙旅行者をISSに運んだ。ミッションSTS-100のスペースシャトル・エンデバーがISSから分離した数時間後の2001年4月30日7時57分にISSに結合した。乗組員は1週間宇宙に滞在し、ソユーズTM-31に乗って帰還した。ソユーズTM-32は第2次長期滞在及び第3次長期滞在の救命艇として、6ヶ月間ISSに留まり、ソユーズTM-33でISSを訪れた3名の宇宙飛行士を乗せて10月31日に帰還した。