スース=マサ地方
スース=マサ地方(スース=マサちほう、アラビア語:سوس ماسة)はモロッコ中部の地方。面積は約5.2万km2、2014年の人口は約267.7万人。[1]首府はアガディール。[2]
スース=マサ地方 سوس ماسة | |
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スース=マサ地方の位置 | |
北緯30度05分 西経8度29分 / 北緯30.08度 西経8.48度座標: 北緯30度05分 西経8度29分 / 北緯30.08度 西経8.48度 | |
国 | モロッコ |
設立 | 2015年9月 |
首府 | アガディール |
政府 | |
• 知事 | Ibrahim Hafidi |
面積 | |
• 合計 | 51,642 km2 |
人口 | |
• 合計 | 2,676,847人 |
• 密度 | 52人/km2 |
等時帯 | UTC+1 (CET) |
ISO 3166コード | MA-09 |
地理
編集北:マラケシュ=サフィ地方 北東:ドラア=タフィラルト地方 東~南東:アルジェリア 南~南西:ゲルミン=オウィド・ノウン地方 西~北西:大西洋
砂丘、淡水湿地、塩性湿地、砂浜、岩石海岸が多い沿岸部の大部分はスース=マサ国立公園が占める。内陸部はアンティアトラス山脈と高アトラス山脈が聳え、北部では間をスース川が通る。首府アガディールはスース川の河口に位置する。ツブカル国立公園が北東部に広がる。
スース=マサ国立公園はホオアカトキ、ウスユキガモ、オオフラミンゴ、オニアジサシ、コアジサシなどの生息地で、2005年にラムサール条約登録地となった[3]。
歴史
編集2015年9月、タタ州・スース=マサ=ドラア地方を合わせて設置された。[2]
行政区画
編集経済
編集北西部のスース川とマサ川周辺で農業が主要産業である。[4]また、農作物や海産物の加工産業も集中している。[5]アガディールは重要な漁業・観光港である。[6][7]ティーズニートは銀細工が盛んである。[8]
交通
編集道路
編集空港
編集脚注
編集- ^ a b c Law, Gwillim. “Regions of Morocco”. Statoids. 11 December 2015閲覧。
- ^ a b “Décret fixant le nom des régions” (pdf) (フランス語). Portail National des Collectivités Territoriales (2015年2月20日). 2015年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月11日閲覧。
- ^ “Zones humides de Souss-Massa | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2005年1月15日). 2023年4月10日閲覧。
- ^ “L'Agriculture”. Souss-Massa Region. 11 December 2015閲覧。
- ^ “UNE RICHESSE HUMAINE AU SERVICE DES RESSOURCES DE LA TERRE”. Souss-Massa Region. 11 December 2015閲覧。
- ^ “UNE INFRASTRUCTURE MODERNE & UN SAVOIR FAIRE CONFIRMÉ”. Souss-Massa Region. 11 December 2015閲覧。
- ^ “L’ÉVASION GAGNANTE”. Souss-Massa Region. 11 December 2015閲覧。
- ^ “L’ARTISANAT”. Souss-Massa Region. 11 December 2015閲覧。