ジャマイカ史年表
発見前史
編集スペイン領
編集イギリス領
編集19世紀〜独立まで
編集- 1807年 英国議会は、アフリカ、ジャマイカ間の奴隷貿易を廃止する。
- 1831年 奴隷でありバプテスト教会の説教師であったサム・シャープ (Sam Sharpe) が起こした反乱、バプテスト戦争が起こる。
- 1833年 奴隷制度廃止法案が英国議会で可決される。
- 1834年 奴隷制が廃止される。
- 1838年8月1日 徒弟制度も廃止され、黒人は、貧しいながらも完全なる自由を獲得する。
- 1865年10月1日 ポール・ボーグルによるモラント・ベイの反乱(ジャマイカ事件)が起こる。事態の終息のため英国王室が介入することになり、植民地議会制度を廃止する。
- 1872年 首都を港湾都市として発展したキングストン (ジャマイカ)に移す。
- 1920年代 砂糖産業の衰退に伴って、都市に流入した新たな労働者層の組合が作られた。
- 1930年代 世界的な大恐慌により、中産階級と賃金労働者階級に重大な影響を与え、昇給などの労働条件の改善を求めて暴動やストライキが多発する。
- 1938年 ノーマン・マンリーが人民国家党 (PNP)を結党する。
- 1943年 アレクサンダー・バスタマンテがジャマイカ労働党 (JLP)を結党する。
- 1944年 「ジャマイカに関する勅令」により、普通選挙による議会が設置され、同時に総選挙が実施される。
- 1957年 自治政府が認められる。
独立
編集- 1962年8月6日 正式に独立。カリブ海英領植民地の中で最初に独立を達成。
- 1966年 ハイレ・セラシエ1世がジャマイカを来訪。
- 1969年 非核保有条約に調印。変動為替相場を導入。
- 1972年 総選挙により人民国民党のマイケル・マンリーが首相になる。彼は社会主義的政策を推し進めキューバとの交流を深める。
- 1988年9月 ハリケーン・ギルバートにより甚大な被害を受ける。
- 1992年 マイケル・マンリーは引退し、ジャマイカ労働党のパーシバル・パターソンが第6代首相になる
- 2002年 総選挙では、人民国家党が全60議席中34議席(ジャマイカ労働党は26議席)を獲得してかろうじて勝利。4期連続して政権を担当することとなる。
- 2003年6月 地方選挙が実施され、野党のジャマイカ労働党が10の教区とキングストン及びセント・アンドリュー教区で過半数の当選者を輩出する。
- 2006年5月 ジャマイカ初の女性首相、ポーシャ・シンプソン=ミラー(人民国民党)がジャマイカの第7代首相になる。
- 2007年9月11日 2007年総選挙によりジャマイカ労働党のブルース・ゴールディングが第8代首相となる。