シマハタタテダイ(縞旗立鯛、学名:Heniochus singularius)は、スズキ目チョウチョウウオ科に分類される魚類の一種。

シマハタタテダイ
シマハタタテダイHeniochus singularius
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : スズキ亜目 Percoidei
: チョウチョウウオ科 Chaetodontidae
: ハタタテダイ属 Heniochus
: シマハタタテダイ H. singularius
学名
Heniochus singularius
H. M. Smith & Radcliffe, 1911
和名
シマハタタテダイ
英名
Singular bannerfish

形態

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幼魚
  • 全長25cm[1]
  • ハタタテダイ属の中で最も黄色が濃い[1]
  • 体側後方の黒の横帯が霞む[1]
よく似た種
 
オニハタタテダイ

よく似た種としてオニハタタテダイがいる。

両種の違いとして

  • 頭部の黒の横帯が、本種のものは背鰭基部まで架からないのに対し、オニハタタテのものは背鰭基部まで架かる[2]
  • 胸鰭を通る黒の横帯が、本種のものは背鰭の前に伸びる[3]のに対し、オニハタタテのものは背鰭の後ろに伸びる[4]

などが挙げられる。

生態

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雑食で、サンゴのポリプ、底生の甲殻類、藻類などを食べる[1]

岩礁域やサンゴ礁に生息する[3]

分布

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西・中部太平洋インド洋[1]。日本では本州中部以南に分布する[1]。どこの地域でも数は多くない[1]

飼育

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観賞魚。

脚注・出典

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  1. ^ a b c d e f g 中村(2003).
  2. ^ Chaetodontidae”. 広島大学. 2021年10月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月23日閲覧。
  3. ^ a b シマハタタテダイ”. 串本海域公園. 環境省. 2021年10月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月23日閲覧。
  4. ^ オニハタタテダイ”. 串本海域公園. 環境省. 2020年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月23日閲覧。

参考文献

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  • 中村庸夫『チョウチョウウオガイドブック』TBSブリタニカ、2003年、130頁。ISBN 4-484-03404-2 

関連項目

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外部リンク

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