サンワコムシスエンジニアリング

日本の東京都杉並区にある電気通信工事、電気工事などの事業を行う企業

サンワコムシスエンジニアリング株式会社(以下「サンコム」と表記する)は、電気通信工事、電気工事などの事業を行う日本の企業である。持株会社コムシスホールディングス株式会社」傘下に8社ある統括事業会社の1つ。

サンワコムシスエンジニアリング株式会社
SANWA COMSYS Engineering Corporation
種類 株式会社
市場情報
東証1部 1958
1997年9月 - 2003年9月
略称 サンコム
本社所在地 日本の旗 日本
141-0022
東京都品川区東五反田二丁目17番1号
設立 1947年9月12日
業種 建設業
法人番号 7011301014037 ウィキデータを編集
事業内容 電気通信設備工事事業、他
代表者 佐藤謙一(代表取締役社長2021年4月1日時点)
資本金 36億2,471万円(2008年3月時点)
売上高 64,410百万円(単独、2008年3月期)
従業員数 1,504名(傘下企業含む、2008年3月時点)
決算期 3月
主要株主 コムシスホールディングス株式会社(100%、2008年3月時点)
主要子会社 三和電子株式会社(99.4%、2008年3月時点)
外部リンク http://www.sancom-eng.co.jp/
テンプレートを表示

事業

編集

従業員の9割以上(サンコムの傘下企業を含む、2008年3月末時点)が電気通信設備工事事業に従事しており、携帯電話基地局FTTHなど様々な工事を手掛けている。同じグループの「日本コムシス株式会社」ではNTTグループへの売上が単独売上高の7割以上(2007年度)を占めているのに対し、サンコムではKDDI株式会社への売上が、すべての得意先の中で最も大きくなっている(同年度)。

主な建設事業

編集

歴史

編集

旧社名は「株式会社三和エレック」。売上高のうち

  • NTT向け情報通信
  • その他向け情報通信
  • 電気設備

が、それぞれ約13ずつを占めていた(1999年3月期)[1]。1999年11月、通信工事業界首位[2]の日本コムシスと業務提携し、2003年9月には東日本システム建設株式会社を加えた3社の共同で持株会社「コムシスホールディングス株式会社」を設立。2005年1月、三和エレックはNTT向け事業を日本コムシスへ譲渡し、4月には日本コムシスからキャリア系の事業を譲受して社名を「サンワコムシスエンジニアリング株式会社」に変更している。

沿革

編集

三和電氣興業

編集

大榮通信工業

編集

サンワコムシスエンジニアリング

編集
  • 1968年 - 三和電氣興業が大榮通信工業を合併し、社名を「三和大榮電気興業株式会社」に変更する。
  • 1996年 - 社名を「株式会社三和エレック」に変更する。
  • 1997年 - 東京証券取引所第一部に指定換えとなる。
  • 2003年 - 同社と日本コムシス株式会社、東日本システム建設株式会社(現株式会社TOSYS)の3社で新会社「コムシスホールディングス株式会社」を設立し、3社は新会社の子会社となる。
  • 同年 - 上場廃止となる。
  • 2005年 - 社名を「サンワコムシスエンジニアリング株式会社」に変更する。
  • 2007年 - 本社を東京都目黒区から杉並区へ移転する。
  • 2021年 - 本社を東京都杉並区から品川区へ移転する。

事業所

編集
本社
東京都品川区東五反田二丁目17番1号(登記上の本店を兼ねる)
支店
札幌市仙台市千葉市八王子市品川区川崎市名古屋市静岡市大阪市金沢市広島市高松市福岡市那覇市ジャカルタ

グループ企業

編集

「サンワコムシスエンジニアリンググループ」のうち一部を列挙する(2008年3月時点)。

連結子会社

編集
  • 三和電子株式会社 - 2007年4月1日に「株式会社エス・イー・エム」と合併している。
  • 株式会社エス・イー・シー・ハイテック
  • サンコムテクノロジ株式会社 - 旧社名は「株式会社三和サポートエンジ」。2007年10月1日に「三和システム建設株式会社」と合併し、社名を変更した。
  • 株式会社ロードテクノ
  • 株式会社サンネクト

参考文献

編集
  • コムシスホールディングス株式会社『有価証券報告書』第5期(平成19年4月1日‐平成20年3月31日)。
  1. ^ 『日刊工業新聞』1999年8月30日、日刊工業新聞社、26面。
  2. ^ 『日経コンストラクション』2003年2月14日号(第321号)、日経BP社、52-58頁。

関連項目

編集

外部リンク

編集

グループ企業

編集