サンタナIII
『サンタナIII』(原題: Santana[1])は、サンタナが1971年に発表したアルバム。
『サンタナIII』 | |||||
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サンタナ の スタジオ・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 | 1971年1月-7月 サンフランシスコ | ||||
ジャンル | ラテン・ロック、サイケデリック・ロック | ||||
時間 | |||||
レーベル | コロムビア・レコード | ||||
プロデュース | サンタナ | ||||
専門評論家によるレビュー | |||||
チャート最高順位 | |||||
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サンタナ アルバム 年表 | |||||
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カルロス・サンタナ 年表 | |||||
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解説
編集当時まだ17歳だったニール・ショーンが加入し、バンドはツイン・リード・ギターの編成となる。また、ホセ・チェピート・アレアスの代役でサンタナのライブに参加したことのあるパーカッション奏者、コーク・エスコヴェードが準メンバーとして全面参加し、レコーディング終了後のライブにも参加。更に、スライ&ザ・ファミリー・ストーンのグレッグ・エリコ等、多彩なゲスト・プレイヤーを招き、厚みのあるバンド・サウンドを指向。
「バトゥーカ」は、グレッグ・ローリーによれば、レナード・バーンスタインの曲にインスパイアされて作られた曲[2]。「情熱のルンバ」は、前作収録の「僕のリズムを聞いとくれ」に続く、ティト・プエンテのカヴァー。
サンタナにとって2作目の全米1位獲得作品となり、第1弾シングル「新しい世界」は全米12位に達した。
収録曲
編集1. 7.はインストゥルメンタル。
- バトゥーカ - "Batuka" (Jose Chepito Areas, David Brown, Michael Carabello, Greg Rolie, Michael Shrieve) - 3:34
- 孤独のリズム - "No One To Depend On" (Coke Escovedo, G. Rolie, M. Carabello) - 5:31
- タブー (禁断の恋) - "Taboo" (J. Areas, G. Rolie) - 5:34
- 祭典 - "Toussaint L'Overture" (J. Areas, D. Brown, M. Carabello, G. Rolie, Carlos Santana, M. Shrieve) - 5:56
- 新しい世界 - "Everybody's Everything" (D. Brown, T. Moss, C. Santana) - 3:31
- グアヒーラ - "Guajira" (J. Areas, D. Brown, Rico Reyes) - 5:44
- ジャングル・ストラット - "Jungle Strut" (G. Ammons) - 5:21
- 愛がすべてを - "Everything's Coming Our Way" (C. Santana) - 3:15
- 情熱のルンバ - "Para Los Rumberos" (Tito Puente) - 2:47
ボーナストラック
編集1971年7月4日、フィルモア・ウェストでのライブ音源
- バトゥーカ - "Batuka" - 3:40
- ジャングル・ストラット - "Jungle Strut" - 5:58
- ガンボ - "Gumbo" (C. Santana, G. Rolie) - 5:27
参加ミュージシャン
編集- カルロス・サンタナ - ギター、ボーカル
- グレッグ・ローリー - ピアノ、オルガン、ボーカル
- ニール・ショーン - ギター
- デイヴ・ブラウン - ベース
- マイケル・シュリーヴ - ドラムス
- ホセ・チェピート・アレアス - パーカッション
- マイケル・カラベロ - パーカッション
ゲスト・ミュージシャン
- コーク・エスコヴェード - パーカッション、バッキング・ボーカル
- リコ・レイエス - リード・ボーカル (on 6)、バッキング・ボーカル
- グレッグ・エリコ - タンブリン (on 2)
- タワー・オブ・パワー - ホーン・セクション (on 5)
- リンダ・ティレリー - バッキング・ボーカル (on 5、8)
- マリオ・オチョア - ピアノ (on 6)
- ルイス・ガスカ - トランペット (on 9)