クレオ (ソフトウェア)
ソフトウェアの開発・販売などを行う日本の企業
株式会社クレオ(英: Creo Co., Ltd.)は、情報システム会社(独立系システムインテグレーター)で、PCソフトの開発・販売などを行う日本の企業。1974年3月設立。所在地は東京都品川区東品川。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | クレオ |
本社所在地 |
日本 〒140-0002 東京都品川区東品川四丁目10番27号 |
設立 |
1974年(昭和49年)3月22日 (株式会社東海クリエイト) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 7010401008436 |
事業内容 | ソフトウェアの開発受託・パッケージ開発・販売・ネットサービス運営 |
代表者 | 柿﨑 淳一(代表取締役社長) |
資本金 | 31億4,965万円 |
発行済株式総数 | 923万7千株 |
売上高 |
連結:103億5百万円 単独:4億22百万円 (2016年3月期) |
営業利益 |
連結:3億48百万円 単独:29百万円 (2016年3月期) |
純利益 |
連結:4億13百万円 単独:4億10百万円 (2016年3月期) |
純資産 |
連結:51億65百万円 単独:45億85百万円 (2016年3月31日現在) |
総資産 |
連結:70億91百万円 単独:47億35百万円 (2016年3月31日現在) |
従業員数 |
連結:1,011人 単独:20人 (2016年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
アマノ株式会社 28.63% ヤフー株式会社 11.90% (2016年3月31日現在) |
主要子会社 | 株式会社クリエイトラボ 97.5% |
外部リンク | https://www.creo.co.jp/ |
2013年、アマノの関連会社となる。
主な製品等
編集- 会計・人事給与システム(ZeeM)
- ITサービス管理ツール(SmartStageサービスデスク)
- 業務プロセス管理システム(BIZ PLATFORM)
- 文書管理システム(QuickBinder)[1]
- RPAサービス(CREO-RPA)
- AI-OCRサービス(CREO-OCR)
- 経営分析アプリ(サクセスマーク)
- エンタープライズ向けDX推進フレームワーク(ジームクラウド)
など
かつての製品等
編集かつては、年賀状ソフト「筆まめ」で一般消費者(エンドユーザー)にも知られたほか、個人向けDTPソフト「パーソナル編集長」や地図ソフト「プロアトラス」なども手がけたが、これらの製品を継承した株式会社筆まめの株式は、2015年に売却している。
- 以上4製品は2011年の持株会社化に伴い、株式会社筆まめに移管。
- 東海クリエイト時代の製品
- ユーカラシリーズ(ワープロソフト)
- VP Planner/Cubic Calc
沿革
編集- 1974年(昭和49年)3月 - 株式会社東海クリエイトとして設立。
- 1989年(平成元年)4月 - 株式会社クレオに商号変更。
- 1990年(平成2年)9月17日 - 株式を店頭公開(現・ジャスダック)。
- 2005年(平成17年)1月 - ヤフー株式会社と資本・業務提携。ヤフーが筆頭株主となる。
- 2007年(平成19年)3月 - 株式会社クリエイトラボを完全子会社化。
- 2009年(平成21年)4月 - 株式会社クレオスマイル(後の株式会社クレオネットワークス)設立。
- 2011年(平成23年)4月1日 - 持株会社へ移行。株式会社クレオマーケティング(基幹系業務ソフトウェア開発等)、株式会社クレオソリューション(ネットワーク構築等)、株式会社筆まめ(ソフトウェア製品の企画・開発・販売)の3社を新設分割、その他の事業も既存子会社である株式会社クレオネットワークスに吸収分割[2]。
- 2013年(平成25年)3月8日 - アマノがヤフー他1名から株式の30.24%を取得し、持分法適用関連会社化[3]。
- 2015年(平成27年)4月 - 筆まめの全株式を株式会社FPJに譲渡[4]。
- 2016年(平成28年)
- 1月 - クリエイトラボが株式会社アダムスコミュニケーションを完全子会社化。
- 4月 - 株式会社ココトを設立。クレオソリューションがイアス株式会社を完全子会社化。
- 2017年(平成29年)4月 - クレオマーケティング、クレオソリューション、クレオネットワークス、クレオサンライズ、イアスを吸収合併し、事業会社に戻る[5]。
- 2018年(平成30年)
- 4月 - 業務自動化サービス「CREO-RPA」のサービス提供を開始。
- 11月 - ベトナムのIT企業 Ominext JSCとの間で資本・業務提携に関する基本合意書を締結。
- 2019年(平成31年)
- 2月 - 経済産業省「健康経営優良法人2019 ホワイト500」に認定。
- 4月 - AI-OCRサービス「CREO-OCR」のサービス提供を開始。
- 2020年(令和2年)
- 2月 - 無料の経営分析アプリ「サクセスマーク(Success MarK)」のサービス提供を開始。
- 11月 - エンタープライズ給与クラウド「ジームクラウドHR」販売開始。
- 2021年(令和3年)
- 2月 - エンタープライズ経理クラウド「ジームクラウドAC」販売開始。
- 4月 - 連結子会社 株式会社クリエイトラボが連結子会社 株式会社アイティアイを吸収合併し、株式会社ブライエへ商号変更
- 9月 - 事業ブランド「Method of DX」を公開。
関係会社
編集- 株式会社ココト
- 株式会社ブライエ - 旧・株式会社クリエイトラボ
- 株式会社アダムスコミュニケーション
- 株式会社アイティアイ
脚注
編集注釈・出典
編集- ^ “ジームクラウド つながる。DX推進フレームワーク”. www.zeem.jp. 2021年5月25日閲覧。
- ^ 『持株会社制発足に関するお知らせ』(プレスリリース)株式会社クレオ、2011年4月1日 。2012年1月2日閲覧。
- ^ 『株式の売出し、主要株主及び主要株主である筆頭株主の異動の予定並びにその他の関係会社の異動の予定に関するお知らせ』(プレスリリース)株式会社クレオ、2013年2月22日 。2013年3月28日閲覧。
- ^ 『株式会社筆まめ 株式譲渡についてのお知らせ』(プレスリリース)株式会社クレオ、2015年4月21日 。2015年7月4日閲覧。
- ^ 『当社連結子会社5社の吸収合併(略式合併)のお知らせ』(プレスリリース)株式会社クレオ、2016年8月30日 。2017年4月3日閲覧。