クアラルンプール駅
マレーシアの鉄道駅
クアラルンプール駅(クアラルンプールえき、マレー語: Stesen Kuala Lumpur)はマレーシアのクアラルンプールにある、マレー鉄道の駅。
クアラルンプール駅 | |
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駅舎 | |
Kuala Lumpur | |
所在地 | クアラルンプールスルタン・ヒシャムディン通り 50621 |
駅番号 | KA02 |
所属事業者 | マレーシア鉄道公社 |
駅コード | 19000 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面4線 |
開業年月日 | 1886年9月15日 |
乗入路線 3 路線 | |
所属路線 | ウエスト・コースト線 |
キロ程 | 387.5 km(バターワース起点) |
◄バンク・ネガラ (1.8 km) (1.0 km) KLセントラル► | |
所属路線 | 1 スレンバン線* |
キロ程 | ? km(バトゥ・ケーブス起点) |
◄KC03 バンク・ネガラ (1.8 km) (1.0 km) KLセントラル KA01► | |
所属路線 | 2 ポート・クラン線* |
キロ程 | ? km(タンジュン・マリム起点) |
◄KA03 バンク・ネガラ (1.8 km) (1.0 km) KLセントラル KA01► | |
乗換 | 59 パサール・セニ駅(徒歩:約400m) |
* ウエスト・コースト線上を走行。 |
概要
編集1886年開業のクアラルンプール市内最古の駅である。現在の駅舎は海峡植民地時代の1910年に建設されたインド・イスラム様式の優雅な建物で、観光名所の1つとなっている[1]。リヴァプール出身の若手建築家アーサー・ベニソン・ハバックが設計を担当した。当時、英領インドや英領マラヤ在住のイギリス人建築家の間ではミナレットやドーム天井などのモスクの建築様式と西洋の建築様式を融合する手法がよく使われていて、スルタン・アブドゥル・サマド・ビルなどもこれに該当する。
長年、クアラルンプール中央駅として機能していたが、2001年にKLセントラル駅が当駅の南方に開業し、その使命を終えた。クアラ・ルンプール発着の長距離列車(KTMインターシティ)は当駅を通過し、KLセントラル駅に停車するようになった。ただし、イースタン&オリエンタル・エクスプレスは当駅に停車し、KLセントラル駅は通過する。
しかし、2008年12月から運行開始された「イポー - KLシャトル・トレイン」が停車するほか、一部のKTMインターシティが停車するようになった。
歴史
編集駅構造
編集相対式ホーム2面2線(1・4番ホーム)の間に島式ホーム1面2線(2・3番ホーム)を挟む、合計3面4線の地上駅である[2]。地平駅舎は西側にあり1番ホームに面している。
地平駅舎の他にホーム北端付近に小規模な橋上駅舎があり、こちらからラピドKLのパサール・スニ駅への連絡通路が設けられている。
駅舎の2階、3階部分は1910年以来ヘリテージ・ステーション・ホテル・クアラルンプールが入居しており現在も営業している。
1・2(上り) | ETS | イポー、バターワース、パダン・ブサール方面 |
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1 スレンバン線 | バトゥ・ケーブス方面 | |
2 ポート・クラン線 | スンガイ・ブロー、タンジュン・マリム方面 | |
3・4(下り) | ETS | KLセントラル、タンピン、グマス方面 |
1 スレンバン線 | KLセントラル、カジャン、タンピン方面 | |
2 ポート・クラン線 | KLセントラル、スバン・ジャヤ、ポート・クラン方面 |
駅周辺
編集- マレーシア鉄道公社 本社ビル
- リテージ・ステーション・ホテル・クアラルンプール (The Heritage Station Hotel Kuala Lumpur)
- ホテル・マジェスティック
- マスジッド・ネガラ(国立モスク)
- イスラム美術館
- マレーシア国立プラネタリウム
- トゥン・アブドゥル・ラザク記念館
- クアラ・ルンプール中央郵便局
- クラン川
- ラピドKLパサール・スニ駅
- コンプレックス・ダヤブミ
- セントラル・マーケット
隣の駅
編集脚注
編集- ^ 『ことりっぷ 海外版 クアラルンプール マレーシア』昭文社、2017年、21頁。ISBN 978-4-398-15527-6。
- ^ 『世界の鉄道事情-アジア編-』(秋山芳弘著、吉井書店、1998年)p.99