クアラルンプール駅

マレーシアの鉄道駅

クアラルンプール駅(クアラルンプールえき、マレー語: Stesen Kuala Lumpur)はマレーシアクアラルンプールにある、マレー鉄道

クアラルンプール駅
駅舎
Kuala Lumpur
地図
所在地 マレーシアの旗クアラルンプールスルタン・ヒシャムディン通り 50621
北緯3度8分23秒 東経101度41分36秒 / 北緯3.13972度 東経101.69333度 / 3.13972; 101.69333
駅番号 KA02
所属事業者 マレーシア鉄道公社
駅コード 19000
駅構造 地上駅
ホーム 3面4線
開業年月日 1886年9月15日
乗入路線 3 路線
所属路線 ウエスト・コースト線英語版
キロ程 387.5 km(バターワース起点)
(1.0 km) KLセントラル
所属路線 1 スレンバン線*
キロ程 ? km(バトゥ・ケーブス起点)
KC03 バンク・ネガラ (1.8 km)
(1.0 km) KLセントラル KA01
所属路線 2 ポート・クラン線マレー語版*
キロ程 ? km(タンジュン・マリム起点)
KA03 バンク・ネガラ (1.8 km)
(1.0 km) KLセントラル KA01
乗換 59 パサール・セニ駅(徒歩:約400m)
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概要

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1886年開業のクアラルンプール市内最古の駅である。現在の駅舎は海峡植民地時代の1910年に建設されたインド・イスラム様式の優雅な建物で、観光名所の1つとなっている[1]リヴァプール出身の若手建築家アーサー・ベニソン・ハバック英語版が設計を担当した。当時、英領インド英領マラヤ在住のイギリス人建築家の間ではミナレットドーム天井などのモスクの建築様式と西洋の建築様式を融合する手法がよく使われていて、スルタン・アブドゥル・サマド・ビルなどもこれに該当する。

長年、クアラルンプール中央駅として機能していたが、2001年KLセントラル駅が当駅の南方に開業し、その使命を終えた。クアラ・ルンプール発着の長距離列車(KTMインターシティ)は当駅を通過し、KLセントラル駅に停車するようになった。ただし、イースタン&オリエンタル・エクスプレスは当駅に停車し、KLセントラル駅は通過する。

しかし、2008年12月から運行開始された「イポー - KLシャトル・トレイン」が停車するほか、一部のKTMインターシティが停車するようになった。

このほか、KTMコミュータースレンバン線ポート・クラン線マレー語版の電車が停車する。

ラピドKLパサール・スニ駅と、徒歩での乗り換えが案内されている。

歴史

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駅構造

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プラットホーム
 
側面から

相対式ホーム2面2線(1・4番ホーム)の間に島式ホーム1面2線(2・3番ホーム)を挟む、合計3面4線の地上駅である[2]地平駅舎は西側にあり1番ホームに面している。

地平駅舎の他にホーム北端付近に小規模な橋上駅舎があり、こちらからラピドKLパサール・スニ駅への連絡通路が設けられている。

駅舎の2階、3階部分は1910年以来ヘリテージ・ステーション・ホテル・クアラルンプールが入居しており現在も営業している。

のりば
1・2(上り) ETS イポーバターワースパダン・ブサール方面
1 スレンバン線 バトゥ・ケーブス方面
2 ポート・クラン線 スンガイ・ブロータンジュン・マリム方面
3・4(下り) ETS KLセントラル、タンピングマス方面
1 スレンバン線 KLセントラル、カジャン、タンピン方面
2 ポート・クラン線 KLセントラル、スバン・ジャヤポート・クラン方面

駅周辺

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道路を挟んで向かい側には鉄道公社の建物がある

隣の駅

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マレー鉄道
ウエスト・コースト線(KTMインターシティ)
ETSプラチナム(ETS Platinum)
スンガイ・ブロー駅 - クアラルンプール駅 - KLセントラル駅
ETSゴールド(ETS Gold)
スンガイ・ブロー駅/クポン・セントラル駅 - クアラルンプール駅 - KLセントラル駅
ETSシルバー(ETS Silver)
クポン・セントラル駅 - クアラルンプール駅 - KLセントラル駅
1 スレンバン線・2 ポート・クラン線(KTMコミューター)
バンク・ネガラ駅 (KA03) - クアラルンプール駅 (KA02) - KLセントラル駅 (KA01)

脚注

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  1. ^ 『ことりっぷ 海外版 クアラルンプール マレーシア』昭文社、2017年、21頁。ISBN 978-4-398-15527-6 
  2. ^ 『世界の鉄道事情-アジア編-』(秋山芳弘著、吉井書店、1998年)p.99

関連項目

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外部リンク

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