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この項目では、角川書店が刊行するレーベルについて説明しています。角川グループにあった映像ソフト販売会社については「角川エンタテインメント」をご覧ください。 |
カドカワ・エンタテインメント(カドカワエンタテインメント[注 1]、Kadokawa Entertainment)は、株式会社KADOKAWA・角川書店が発行している新書(ノベルズ)レーベルである。カドカワノベルズ(KADOKAWA NOVELS)[1][2]の後継レーベル。1997年8月から発行されている[3][出典無効]。ジャンルとしてはミステリーが大半を占める。書き下ろしの他、『小説 野性時代』に連載した作品、単行本のノベルズ化、映画のノベライズ[注 2]などが発行されている。本レーベルには蝶をモチーフにしたイラストが入っている。カバー背中には朱色と白色が用いられている。収録作品の多くは現役作家によるものであるが、例外として横溝正史『喘ぎ泣く死美人』『双生児は囁く』がある[4][出典無効]。
- 赤川次郎 - 『天使にかける橋』『天使に涙とほほえみを』など
- 綾辻行人 - 『最後の記憶』
- 内田康夫 - 『後鳥羽伝説殺人事件』『天河伝説殺人事件』など
- 篠田真由美 - 『桜の園 神代教授の日常と謎』『風信子の家 神代教授の日常と謎』
- 西村京太郎[注 3] - 『十津川警部「幻覚」』『十津川警部「記憶」』など
- 森博嗣 - 『どきどきフェノメノン』『もえない』
- 森村誠一 - 『野性の条件』『人間の証明 21st Century』など
- ^ 公式サイトでは「カドカワエンタテインメント」と中黒は入っていないが、実際のカバーや帯の表記は中黒が入っている。
- ^ 映画のノベライズには、アルフレッド・チョン『無問題』、柏原寛司『小説ゴジラ2000 ミレニアム』、永井泰宇『39 刑法第三十九条』などがある。
- ^ 『哀切の小海線』(2013年11月発売)、『青森わが愛』(2014年4月発売)に関しては、カバーの体裁はこれまでと同様であるが、カバー・帯・表紙に「カドカワ・エンタテインメント」の文字と蝶のマークが載せられていない。公式サイトでも単行本扱いになっている。