カトリック高松司教区
カトリック高松司教区(カトリックたかまつしきょうく、単に高松教区とも、英: Roman Catholic Diocese of Takamatsu)は、四国地方4県を管轄区域とするキリスト教 カトリック教会の司教区。司教座聖堂(カテドラル)は桜町教会。2023年、カトリック大阪大司教区との統合によりカトリック大阪高松大司教区が新たに設立された。
後継 | カトリック大阪高松大司教区 |
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設立 | 1904年 |
設立者 | ホセ・アルバレス(ドミニコ会) |
種類 | カトリック教会教区 |
ウェブサイト | http://www.takamatsu.catholic.ne.jp |
司教座聖堂
編集- 司教座 – 高松カテドラル 桜町教会
沿革
編集- 1846年(弘化3年) - 日本使徒座代理区が設立され、横浜に代理区長館が設置される。
- 1866年(慶応2年) - 代理区長館が長崎に移転。
- 1876年(明治9年) - 5月22日、日本使徒座代理区を日本北緯使徒座代理区(現在の東京教区)、日本南緯使徒座代理区(現在の長崎教区)の2区に分割。南緯代理区は近畿、中国、四国および九州 の各地方を管轄区域とした。
- 1888年(明治21年) - 南緯代理区に属していた近畿、中国、四国の3地方は中部代理区として独立、司牧をパリ外国宣教会に委託された。
- 1891年(明治24年) - 6月15日、中部代理区は大阪教区に昇格。
- 1904年(明治37年) - 1月27日、大阪教区より四国4県が四国使徒座知牧区 として独立、知牧館は徳島に設置。(独立当初より管轄地域に変更はない。)
- 1949年(昭和24年) - 知牧館が高松に移転。
- 1963年(昭和38年) - 9月13日、四国知牧区は高松教区に昇格。
- 2023年(令和5年) - 8月15日、教皇フランシスコは、大阪教区と高松教区の統合を発表。新たに大阪高松大司教区を設立。初代大司教に前田万葉枢機卿を任命した[1][2]。
- 2023年(令和5年) - 10月9日、大阪カテドラル聖マリア大聖堂にて、カトリック大阪高松大司教区設立式が執り行われた[3]。
歴代知牧・司教(教区長)
編集知牧
編集- 初代 - ホセ・アルバレス(ドミニコ会) 1904年 - 1931年
- 2代 - トマス・デ・ラ・ホス(ドミニコ会) 1931年 - 1935年
- 3代 - モデスト・ペレス(ドミニコ会) 1935年 - 1940年
- (使徒座管理 - パウロ田口芳五郎 1941年 - 1963年)
司教(教区長)
編集所在地・交通アクセス
編集〒760-0074 香川県高松市桜町1-8-9(北緯34度19分51.5秒 東経134度03分05.1秒 / 北緯34.330972度 東経134.051417度)
脚注
編集- ^ “教皇、大阪教区と高松教区の統合を発表”. カトリック中央協議会 (2023年8月15日). 2023年8月15日閲覧。
- ^ “Rinunce e nomine, 15.08.2023”. Bollettino (2023年8月15日). 2023年8月15日閲覧。
- ^ “カトリック大阪高松大司教区について”. カトリック大阪高松大司教区. 2023年10月9日閲覧。
- ^ “教皇、諏訪司教の引退願いを受理”. カトリック中央協議会 (2022年9月26日). 2022年9月27日閲覧。