オルゴール (映画)
オルゴール | |
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監督 | 黒土三男 |
脚本 | 黒土三男 |
原案 | 長渕剛 |
製作 |
青木勝彦 田中義則 |
出演者 | 長渕剛 |
音楽 |
長渕剛 山里剛 高桑忠男 |
主題歌 |
「激愛」 長渕剛 |
撮影 | 仙元誠三 |
編集 | 川島章正 |
製作会社 |
東映 ユイ音楽工房 |
配給 | 東映洋画 |
公開 | 1989年3月11日 |
上映時間 | 106分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
配給収入 | 14億円[1] |
黒土三男監督の初監督作品であり、また俳優としても活動しているシンガーソングライター、長渕剛の初主演映画である。
第7回ゴールデングロス賞では優秀銀賞を受賞した。
あらすじ
編集ヤクザである神崎勇次(長渕剛)はかつて身を寄せた阿南連合会長の阿南(寺田農)から命を狙われていたが、最も気掛かりだったのは服役中に生まれた顔も知らない一人息子の蓮の事だった。しかし、既に早苗(永島暎子)とは離婚しており、半ば騙されたような形で会わない事を条件に飲まされていた。妹のきよ(仙道敦子)は弟分である翔(哀川翔)との結婚を控えており、気難しい勇次にとって二人はかけがえのない家族であり理解者であった。
キャスト
編集キャスト名の太字はとんぼにも出演した役者
- 神崎勇次(かんざきゆうじ)(ヤクザ・阿南興業元組員) - 長渕剛
- 神崎きよ(かんざききよ)(勇次の妹) - 仙道敦子
- 新居翔(あらいしょう)(勇次の舎弟) - 哀川翔
- 早苗(さなえ)(勇次の元妻) - 永島暎子
- 仙吉(せんきち)(阿南興業組員・勇次の兄弟分) - 石倉三郎
- 阿南勝成(あなんかつなり)(阿南連合会長) - 寺田農 (『とんぼ』の八田昇と同じ位置づけ)
- 田尻豊 - 成瀬正孝
- 瀬川浩(阿南が差し向けた殺し屋) - 中村ゆうじ
- 品川(阿南興業組員) - 遠藤憲一
- 妹尾アキオ(阿南興業組員) - 寺島進
- 神田二郎 - 中島陽典
- 滝 - 伊藤洋三郎
- 竹本 - 奈津あつし
- 杉田 - 政
- 薗部一郎 - 戸田信太郎
- 高山 - 鈴木和久
- 丸池 - 丸林昭夫
- 朱美 - 根本里生子
- 久保 - 森美智夫
- 太郎 - 堀裕晶
- 蓮(勇次が服役中に生まれた息子) - 加藤雅典
- 田代 - 磯村憲二
- 飯島 - 浦野真彦
- 瞳 - 中島ひろ子[注 1]
- 百合子 - 城戸真亜子
- 峰山 - 平田満
- 久保静子 - 多岐川裕美
- 土門修造(汚職刑事) - 中村嘉葎雄
- 今里恭平(いまざときょうへい)(古物商) - 大滝秀治(特別出演)
- 松浪志保、小川美那子、戸田信太郎、五野上力、岩城正剛 ほか
製作
編集スタッフ
編集- 監督・脚本:黒土三男
- 原案・音楽監督:長渕剛
- 企画:黒澤満、後藤由多加
- プロデューサー:青木勝彦、田中義則
- アシスタントプロデューサー:和井内貞宣
- 撮影:仙元誠三
- 照明:渡辺三雄
- 美術:中村州志
- 録音:北村峰晴
- 編集:川島章正
- 助監督:伊藤裕彰、明石知幸、鈴木宏志、蝶野博
- 記録:白鳥あかね
- キャスティング:飯塚滋
- 製作主任:坂本忠久
- 製作担当:山本勉
- 音楽プロデューサー:山里剛、高桑忠男
- 音響効果:伊藤進一(東洋音響カモメ)
- 書画:中川一政
- 陶器:辻村史朗
- 擬斗:國井正廣
- 特殊メイク:原口智生
- ガンアドバイザー:BIG SHOT
- カースタント:野中義文
- スチール:大川奘一郎、野上哲夫
- 録音スタジオ:にっかつスタジオセンター
- 現像:東映化学
- スタジオ:東映東京撮影所
- 製作協力:セントラルアーツ
- 制作著作:東映株式会社
主題歌・挿入歌
編集ビデオ・DVDリリース
編集作品の評価
編集受賞歴
編集- 第7回ゴールデングロス賞優秀銀賞
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 1989年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
- ^ “「断れずに上を脱ぎました…」女優・中島ひろ子がデビュー作秘話を告白”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2018年4月1日) 2018年4月8日閲覧。