ウィーンの辻馬車の歌』(ウィーンのつじばしゃのうた、ドイツ語: Wiener Fiakerlied)は、グスタフ・ピック1885年に作曲したウィンナ・リートドイツ語版(ウィーン小唄)[1]。単に『辻馬車の唄』(Fiakerlied)とも呼ばれる。

『ウィーンの辻馬車の歌』
ドイツ語: Wiener Fiakerlied
楽譜表紙
ジャンル ウィンナ・リートドイツ語版
作曲者 グスタフ・ピック

解説

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ウィーンの御者の唄』とも[1]御者(ぎょしゃ)とは、馬車の前部に乗って馬を操り、馬車を走らせる人のことである。1885年に作曲され、当時の人気コメディアンが歌い、爆発的な人気を博した[2]

楽譜表紙には、ウィーン万国博覧会の開催時に作られたプラーター公園の大パビリオンが描かれている[1]

出典

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  1. ^ a b c 岡田(2012) p.181
  2. ^ 岡田(2012) p.182

参考文献

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  • 岡田暁生『楽都ウィーンの光と陰:比類なきオーケストラのたどった道』小学館、2012年2月5日。ISBN 978-4-09-388237-8 

外部リンク

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