イオンモール寝屋川
イオンモール寝屋川(イオンモールねやがわ)は、大阪府寝屋川市緑町の国道170号線(大阪外環状線)沿いに存在していたショッピングセンターである。
イオンモール寝屋川 ÆON MALL NEYAGAWA | |
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店舗概要 | |
所在地 | 大阪府寝屋川市緑町5番8号[1] |
座標 | 北緯34度46分27.9秒 東経135度37分36.6秒 / 北緯34.774417度 東経135.626833度座標: 北緯34度46分27.9秒 東経135度37分36.6秒 / 北緯34.774417度 東経135.626833度 |
開業日 | 1978年(昭和53年)3月24日[2] |
閉業日 | 2016年(平成28年)8月31日 |
施設所有者 |
ダイヤモンドシティ[2][3] ↓ イオンモール株式会社 |
施設管理者 |
ダイヤモンドシティ[2][3] ↓ イオンモール株式会社 |
敷地面積 | 22,667 m²[6] |
延床面積 |
32,766 m2[1] ↓ 45,600 m2[7] |
商業施設面積 | 20,430 m²[1] |
中核店舗 |
ジャスコ寝屋川店[1] ↓ イオン寝屋川店 |
店舗数 | 95(開業時)[6] |
駐車台数 |
約1,000台(開業時)[6] ↓ 約700台[7] |
前身 |
寝屋川グリーンシティ[2][3] ↓ イオンモール寝屋川グリーンシティ[4][5] |
最寄駅 | 京阪本線香里園駅[1] |
最寄IC |
寝屋川北IC・寝屋川南IC 守口出入口 |
概要
編集1978年(昭和53年)3月24日にダイヤモンドシティにより寝屋川グリーンシティとして開業[2]、開業時には「ジャスコ寝屋川店」を核店舗として95店舗の専門店が出店していた[6]。
2007年(平成19年)8月21日、イオンモールがダイヤモンドシティと合併したことに伴って運営母体がイオンモールとなり[8]、イオンモール寝屋川グリーンシティと改称された[4]。
2010年(平成22年)9月には活性化を目指して全館改装を行い、新装開業した[4]。
2011年(平成23年)3月1日、核店舗の「ジャスコ寝屋川店」は[1]、イオングループの総合スーパーをイオンに店名統一する[9]ことに伴って「イオン寝屋川店」に改称した。また、この年から進められたイオンの大型ショッピングセンターの名称の「イオンモール」への統一に伴い[10]、同年10月21日にイオンモール寝屋川と再改称した[5]。
当施設は公共施設が占める割合が高かったことから、市民のコミュニティーセンターとして自治省推せんによる開発銀行の「コミュニティ施設対象融資」を受けて建設された、当時としては珍しい事例であった[2]。
また、近隣にあったダイエー初の本格的郊外型ショッピングセンターのダイエー香里店は当施設の開業の影響で来店者数や売上が減少するなど大きな打撃を受けることになった[6]。
近隣には1998年(平成10年)3月1日に平和堂がアル・プラザ香里園を開業しており[11]、競争が激化していた。さらに2015年10月23日に当モールから約3km南にイオンモール四條畷が開業したことなどから、2016年8月31日をもって建て替えのため一旦閉店した[12]。閉店時点でダイヤモンドシティ時代から現存するイオンモールで建物が一番古いショッピングセンターであった。入居していた診療所は退去勧告に従わず診察を続けていたが、2019年3月末に閉所した[13]。それ以降はしばらく放置されていたが、2021年6月から解体工事が開始され、2022年11月に建屋解体の完了を、周辺の道路などの工事の完了は2023年春ごろを目指して工事が行われている。跡地の利用計画については現時点[いつ?]では発表されていない[14]。
なお、閉店前のイベントでは1万9833個の折り紙を使って制作されたモザイクアート(桜と寝屋川市のマスコット「はちかずきちゃん」)が、ギネス世界記録(最大の星形おりがみの展示、Largest display of origami stars)に認定されている[15][16]。
主なテナント
編集2014年(平成26年)8月時点では、核店舗の「イオン寝屋川店」は地下1階・1階のみで2階・3階をすべて専門店街となっており、専門店の中では湯川家具やザ・ダイソー、テクモピア、喜久屋書店、g.u.などが売場面積の大きな店舗となっていた[17]。
交通アクセス
編集詳細は公式サイト「アクセスガイド」を参照。
脚注
編集- ^ a b c d e f g 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2008年版』 東洋経済新報社、2008年。
- ^ a b c d e f 緖方知行 『ジャスコの経営 小売業連邦を支えるマネジメント力の秘密を探る』 日本実業出版社、1978年12月。ISBN 978-4534005014
- ^ a b c 『会社年鑑 全国上場会社編 下巻 1997年版』 日本経済新聞社、2006年。
- ^ a b c “イオンモール寝屋川グリーンシティ 大阪府寝屋川市 〜多層階型SCの活性化にチャレンジ〜” タイハン特報 (大量販売新聞社). (2010年8月26日)
- ^ a b 『11月21日 (月) モール型SC名を「イオンモール」に名称統一します』 イオン (2011年10月27日)
- ^ a b c d e 大友達也 (2007年10月). “《研究展望》あの弱かったイオンがダイエーを呑み込んでしまった。何故?”. 社会科学 79号 (同志社大学 人文科学研究所)
- ^ a b “イオンモール寝屋川 モール概要”. イオンモール. 2014年8月16日閲覧。 [リンク切れ]
- ^ “イオン、大型SCで中国進出に本腰 開発会社合併効果を発揮”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (2007年8月22日)
- ^ “総合スーパー名「イオン」に統一、ジャスコ、サティの屋号消滅”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2011年3月2日)
- ^ “イオン、大型SCの運営を一元化 イオンモールに集約へ”. 日本経済新聞(日本経済新聞社). (2013年10月24日)
- ^ “近畿・中国・四国版 新店売上げ情報(表付き)”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1998年3月18日)
- ^ イオンモール寝屋川 8月31日19時一旦営業終了のお知らせ - イオンモール、2016年6月17日[リンク切れ]
- ^ 山野井内科(寝屋川医師会)
- ^ “2016年に閉店した旧イオンモール寝屋川の解体工事が始まるみたい。”.寝屋川つーしん(2021年4月18日)
- ^ “最大の星型おりがみの展示”. ギネス世界記録公式サイト (2016年8月5日). 2020年2月20日閲覧。
- ^ “イオンモール寝屋川でギネス世界記録達成 1万9833個の折り紙「星」で巨大アート”. 枚方経済新聞. (2016年8月2日) 2020年2月20日閲覧。
- ^ “イオンモール寝屋川 フロアガイド”. イオンモール. 2014年8月16日閲覧。 [リンク切れ]
関連項目
編集- イオングループの商業ブランド
- イオンモール川口 - 当モールと同様に「グリーンシティ」の名称が付いていた。