イエローカード (バンド)
イエローカード(英語: Yellowcard)は、フロリダ州ジャクソンヴィル出身のロックバンドである。メンバーにヴァイオリニストが在籍するバンドは、1960年代から70年代にかけてカーヴド・エア、ディキシー・ドレッグスなど一部のプログレッシブ・ロックバンドに見られたほか、クラシカル・クロスオーバーなどの分野には散見されるが、パンク・ロックの分野では珍しい。同じくヴァイオリニストを擁する日本のパンク・ロックバンドBIGMAMAと2011年に恵比寿リキッドルームで対バンを行っている。
イエローカード | |
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2007年10月撮影 | |
基本情報 | |
出身地 | アメリカ合衆国 フロリダ州ジャクソンビル |
ジャンル | |
活動期間 | |
レーベル | |
公式サイト | イエローカード 公式サイト |
メンバー |
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旧メンバー |
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メンバー
編集現在のメンバー
編集- ライアン・キー - Ryan Key (ボーカル、リズムギター 1997年~2017年, 2022年~現在)
- ショーン・マッキン - Sean Mackin (ヴァイオリン、コーラス 1997年~2017年, 2022年~現在)
- ライアン・メンデス - Ryan Mendez (リードギター、コーラス 2005年~2017年, 2022年~現在)
- ジョシュ・ポートマン - Josh Portman (ベース、コーラス 2012年〜2017年, 2022年〜現在 ※ツアー:2007年〜2010年)
元メンバー
編集- ベン・ドブソン - Ben Dobson (ボーカル 1997年〜1999年)
- トッド・クラーリー - Todd Clary (リズムギター 1997年〜2000年)
- ウォーレン・クック - Warren Cooke (ベース、コーラス 1997年〜2002年)
- アレックス・ルイス - Alex Lewis (ベース、コーラス 2003年〜2004年)
- ベン・ハーパー - Ben Harper (リードギター 1997年〜2005年)
- ピーター・モーズリー - Peter Mosely (ベース、コーラス 2004年〜2007年 ※ツアー:2002年〜2003年)
- ショーン・オドネル - Sean O'Donnell (ベース、コーラス 2010年〜2012年)
- ロンギニュー・パーソンズIII - Longineu W. (LP) Parsons III (ドラムス 1997年〜2014年)
来歴
編集結成 - 活動休止(1997年 - 2008年)
編集元々は6人のメンバーで構成されていたが、ボーカルのベン・ドブソンがバンドメンバーによって追放されており、新しいボーカリストを探していた。そこにライアン・キーが加入した。ちなみにStill Standing [EP]からの参加となる。
各地で数多くのライブをこなすうちに人気が高まり、後にCapitol Recordsとの契約に至って、メジャーデビューを果たす。メジャーデビューアルバムは『Ocean Avenue』である。
2003年発表のメジャーデビューアルバム『Ocean Avenue』は、全米で200万枚以上を売りあげた彼等の出世作である。
2008年4月26日、活動休止を発表した。8月14日、9月30日にユタ州ローガンのユタ州立大学内にて、ライアン・キー、ショーン・マッキン、ライアン・メンデスの3人でアコースティックライブを行うと発表。以後、数回にわたり大学等でアコースティックライブを行う。その後ライアン・キーは、Reeve Oliverのショーン・オドネルの誘いを受けてBig Ifを結成し、CD発売に向け、ライアン・メンデスの協力の下、活動をしている。ちなみにライアン・メンデスは、しばらくツアーに出るのは避けたい、しばらく休暇がほしいということから、Big Ifに参加表明はせず、レコーディングに協力することのみ行う。
ロンギニュー・パーソンズIII (LP)は、Bound、Where We Stand(旧Yellowcardメンバーでの一時的な活動)、Valentineでドラムを臨時的に勤め、現在はアダム・ランバート(ソロ歌手)のドラムを勤めている。
ショーン・マッキンは新婚のため、メンバーとの交流はしているが、表立った活動は行っていない。
活動再開 - 解散(2010年 - 2017年)
編集2010年8月、活動再開を発表。新たにベーシストとしてショーン・オドネルが加入した。その後、新たに大手インディーズレーベル「Hopeless Records」との契約を発表。
2011年3月21日には、移籍して第1弾・通算7枚目のアルバム『When You're Through Thinking, Say Yes』がリリースされた。
2012年8月14日に8thアルバム『Southern Air』を発売。また、9月にはワールドツアーのために来日[2]。
2014年、ドラマーのロンギニュー・パーソンズIIIがさらなる音楽を追求するため、脱退したことを発表した。後任には元アンバーリンのネイト・ヤングがツアーのほか、同年10月7日リリースの9thアルバム『Lift A Sail』にも参加している。
2016年6月24日、同年9月リリースの10thアルバム『Yellowcard』がラストアルバムとなること、および同作に伴う2017年初頭までのワールドツアーをもって解散することをFacebook上で発表した。
再結成(2022年 -)
編集2022年9月17日、イリノイ州シカゴにて開催されたRiot Festに出演し、5年ぶりの再結成を果たした[3]。
ディスコグラフィー
編集アルバム
編集- Midget Tossing - 1997/04
- Where We Stand - 1999/03
- One For The Kids - 2001/05
- Ocean Avenue - 2003/07
- Lights And Sounds - 2006/01
- Paper Walls - 2007/07
- Live from Las Vegas at the Palms - 2008/01(ライヴ・アルバム)
- When You're Through Thinking, Say Yes - 2011/03/22
- When You're Through Thinking, Say Yes Acoustic - 2011/10/24(7thアルバム・アコースティックバージョン)
- Southern Air - 2012/08/14
- Ocean Avenue Acoustic - 2013/08/13(4thアルバム・アコースティックバージョン)
- Lift A Sail - 2014/10
- Yellowcard - 2016/9
EP
編集- Still Standing - 2000
- The Underdog - 2002/07
- Deep Cuts - 2009/06
DVD
編集- Beyond Ocean Avenue: Live at the Electric Factory - 2005/03
脚注
編集- ^ a b c d Loftus, Johnny. Yellowcard | Biography & History - オールミュージック. 2021年4月11日閲覧。
- ^ SMASH-YELLOWCARD
- ^ Department, Gekirock Editorial. “YELLOWCARDやSUNNY DAY REAL ESTATEの再結成も!USシカゴのロック・フェス"Riot Fest"ラインナップ発表!”. 激ロックニュース. 2022年9月27日閲覧。