アンヘル・ガビロンド
アンヘル・ガビロンド・プホル(Ángel Gabilondo Pujol、1949年3月1日)は、スペイン・ギプスコア県サン・セバスティアン出身の大学教員。2002年から2010年までマドリード自治大学学長を務めた。2009年から2011年までスペイン社会労働党(PSOE)のサパテロ内閣で教育大臣を務めた。2015年からマドリード州議会議員を務めている。ジャーナリストのイニャキ・ガビロンドは兄。女優かつジャーナリストのエスティバリス・ガビロンドは姪。
アンヘル・ガビロンド | |
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スペイン教育大臣 | |
任期 2009年4月7日 – 2011年12月22日 | |
マドリード州議会議員 | |
任期 2015年6月10日 – 現職 | |
個人情報 | |
生誕 | Ángel Gabilondo Pujol 1949年3月1日(75歳) ギプスコア県サン・セバスティアン |
政党 | 無所属(スペイン社会労働党系) |
出身校 | マドリード自治大学 |
経歴
編集1949年にバスク地方のギプスコア県サン・セバスティアンに生まれた。マドリード自治大学で哲学と文学を学び、1980年に優秀な成績で卒業して学士号を取得した。1980年にはマドリード自治大学で講師となり、1983年にはマドリード自治大学で博士号を取得した。形而上学、解釈学、修辞学、現代フランス思想を専門とし、2001年にはマドリード自治大学の文学部で教授となった。
2002年4月27日にはマドリード自治大学の学長に選出され、2004年にはマドリード州大学学長会議(CRUMA)の議長に就任した。2006年にはマドリード自治大学の学長に再選され、2007年には全国組織であるスペイン大学学長会議(CRUE)の議長に就任した。
2009年から2011年までスペイン社会労働党(PSOE)のサパテロ内閣で教育大臣を務めた[1]。2011年6月にはマラガ大学からメダルを授与された[2][3]。2011年12月30日にはカルロス3世勲章を授与された[4]。2014年12月26日にはアルフォンソ10世賢王勲章を授与された[5]。
2015年まで政治家としての経歴はなかったが、2015年のマドリード州議会選挙ではスペイン社会労働党の筆頭候補(州首相候補)として出馬した[6][7]。マドリード州議会議員には当選したが、州首相指名投票では国民党(PP)のクリスティーナ・シフエンテスに敗れた。
スペイン首相のペドロ・サンチェスに推薦されたことで[8]、2019年のマドリード州議会選挙ではみたびスペイン社会労働党の筆頭候補となった[9]。スペイン社会労働党は132議席中37議席を獲得して第1党となったが、州首相指名投票では国民党のイサベル・ディアス・アジュソに敗れた。
著書
編集- Dilthey: Vida, expresión e historia. Madrid: Editorial Cincel. (1988)
- El discurso en acción (Foucault y una ontología del presente). Barcelona: Editorial Anthropos. (1990)
- Trazos del eros: del leer, hablar y escribir. Madrid: Editorial Tecnos. (1997)
- Menos que palabras. Madrid: Alianza Editorial. (1999)
- La vuelta del otro. Diferencia, identidad y alteridad. Madrid: Trotta and UAM. (2001)
- Mortal de necesidad. Madrid: Abada. (2003)
- Alguien con quien hablar. Madrid: Editorial Aguilar. (2007)
- Contigo. Madrid: Editorial Aguilar. (2009)
- Palabras a mano. Madrid: Editorial Seix Barral. (2009)
- Sin fin. Editorial Aguilar. (2010)
- Darse a la lectura. Madrid: Editorial RBA. (2013)
- El Salto del Ángel. Palabras para comprenderse. Madrid: Aguilar. (2013)
- Por si acaso: Máximas y mínimas. Madrid: Editorial Espasa. (2014)
- Aranzueque, Gabriel, ed (2015). Ser de palabra. El lenguaje de la Metafísica. Madrid: Gredos
- Puntos Suspensivos. Madrid: Editorial Círculo de Tiza. (2015)
脚注
編集- ^ Iparraguirre, Antton (April 8, 2009). “El filósofo que quiso ser futbolista” (スペイン語). エル・コレオ February 13, 2018閲覧。
- ^ “Ángel Gabilondo, Medalla de Oro de la Universidad de Málaga”. マラガ大学. (November 6, 2011) March 22, 2018閲覧。
- ^ “El Ministro Ángel Gabilondo recibe la Medalla de Oro de la Universidad de Málaga”. マラガ大学. (June 20, 2011) June 21, 2011閲覧。
- ^ R., Juan Carlos; Rajoy, Mariano (December 31, 2011). “Real Decreto 2088/2011, de 30 de diciembre, por el que se concede la Gran Cruz de la Real y Distinguida Orden Española de Carlos III a don Ángel Gabilondo Pujol.” (PDF). スペイン国家官報(BOE) (315): p. 147479
- ^ R., Felipe; Wert Ortega, José Ignacio (December 27, 2014). “Real Decreto 1120/2014, de 26 de diciembre, por el que se concede la Gran Cruz de la Orden Civil de Alfonso X el Sabio a don Ángel Gabilondo Pujol.” (PDF). スペイン国家官報(BOE) (313): p. 105935
- ^ Castro, Irene (February 2, 2015). “Ángel Gabilondo, proclamado definitivamente candidato del PSOE a la presidencia de la Comunidad de Madrid”. エル・ディアリオ March 22, 2018閲覧。
- ^ Sanz, Luis Ángel (February 11, 2015). “Ángel Gabilondo acepta el ofrecimiento para ser el candidato del PSM a la Comunidad de Madrid”. エル・ムンド March 22, 2018閲覧。
- ^ Sánchez, Luis Ángel (January 5, 2018). “Sánchez quiere que Ángel Gabilondo presida Madrid”. エル・ムンド (Madrid). ISSN 1697-0179 March 22, 2018閲覧。
- ^ Gil, Pablo (October 20, 2017). “Ángel Gabilondo se postula como candidato del PSOE madrileño para las elecciones de 2019”. エル・ムンド. ISSN 1697-0179 March 22, 2018閲覧。