アンドレアス・ウェリンガー

ドイツのスキージャンプ選手

アンドレアス・ウェリンガー(Andreas Wellinger、1995年8月28日 - )は、ドイツバイエルン州トラウンシュタイン郡ルーポルディング出身のスキージャンプ選手である[1]

アンドレアス・ウェリンガー
Andreas Wellinger

2013年
基本情報
誕生日 (1995-08-28) 1995年8月28日(29歳)
出身地 ドイツの旗 ドイツ ルーポルディング
身長 1.83 m (6 ft 0 in)
選手情報
クラブ SC Ruhpolding
使用メーカー フィッシャー
最高記録 245.0m
ワールドカップ
シーズン 2012年 –
優勝回数 7
表彰台獲得数 39
獲得メダル
男子 スキージャンプ
ドイツの旗 ドイツ
オリンピック
2014 ソチ 団体ラージヒル
2018 平昌 個人ノーマルヒル
2018 平昌 個人ラージヒル
2018 平昌 団体ラージヒル
ノルディックスキー世界選手権
2017 ラハティ 混合団体
2023 プラニツァ 混合団体
2017 ラハティ 個人ノーマルヒル
2017 ラハティ 個人ラージヒル
2023 プラニツァ 個人ノーマルヒル
スキーフライング世界選手権
2016 バート・ミッテルンドルフ 団体
2022 ヴィケルスン 団体
2024 バート・ミッテルンドルフ 個人
2024 バート・ミッテルンドルフ 団体
最終更新日:2024年5月11日
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プロフィール

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2002年にノルディック複合を始め、2011年から純ジャンプに転向した[2]。2012年1月のインスブルックユースオリンピックでは団体金メダル獲得に貢献。

2012年11月24日のリレハンメル大会でスキージャンプ・ワールドカップにデビュー。1本目のジャンプで最長不倒を飛んでトップに立ったものの、続く2本目この回9位のジャンプにとどまり、5位に転落した。翌週、フィンランドクーサモの団体ラージヒルで優勝したウェリンガーはその後、ロシアソチスイスエンゲルベルクの両大会で表彰台に上がった。2012-13シーズンでは、累計393ポイントを獲得し、総合第20位でワールドカップを終えた。

2013年のスキージャンプ・サマーグランプリでは、出場した6試合すべて表彰台に登壇し、3勝をあげて総合優勝した。2013-14シーズン初戦のドイツ・クリンゲンタールは2位で三度目の表彰台に上がると、スイスエンゲルベルクでも2位となり、その後のジャンプ週間の成績を総合第10位で終えた。2014年1月16日のポーランドヴィスワ戦でワールドカップ初優勝。

2014年2月にロシアで開催されたソチオリンピックは、ノーマルヒル6位入賞、ラージヒルでは2本目に進めず45位に終わったが、アンドレアス・ヴァンクマリヌス・クラウスゼヴェリン・フロイントと組んだ団体では3番手を飛び、チーム合計1041.1ポイントで金メダルを獲得した。

2018年2月の平昌オリンピックでは男子個人ノーマルヒルでオリンピック初優勝となった。男子個人ラージヒルでは準優勝だった。

2019年6月、練習中に膝を受傷し、そのシーズンを欠場した[3]。2020年4月には私用でけがを負ったが[4]、2020年のワールドカップ開幕戦より復帰した。

2022/23シーズンのワールドカップでは5シーズンぶりの優勝を飾り、総合7位。2023/24シーズンはワールドカップにフル参戦し、2勝を含む11回の表彰台により、過去最高の総合3位の成績であった。

脚注

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外部リンク

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