アポデロセラス

アポデロセラス（学名：Apoderoceras）は、アンモナイトに属する頭足類の絶滅した属である。

アポデロセラス Apoderoceras
生息年代: プリンスバッキアン PreЄ Є O S D C P T J K Pg N
フィールド自然史博物館の化石標本
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota 界 : 動物界 Animalia 門 : 軟体動物門 Mollusca 綱 : 頭足綱 Cephalopoda 亜綱 : †アンモナイト亜綱 Ammonoidea 目 : †アンモナイト目 Ammonitida 亜目 : †アンモナイト亜目 Ammonitina 上科 : †エオデロセラス上科 Eoderoceratoidea 科 : †コエロセラス科 Coeloceratidae 属 : †アポデロセラス属 Apoderoceras
学名
Apoderoceras Buckman, 1921
種
†Apoderoceras. antiquum Lóczy, 1915 †Apoderoceras dunrobinense Spath, 1926 †Apoderoceras ferox Buckman, 1925 †Apoderoceras sparsinodum Quenstedt, 1849 †Apoderoceras subtriangulare Young and Bird, 1822

アポデロセラスは捕食性の軟体動物で、殻のあるイカに似ていた。これらの頭足類は目、触手、螺旋状の殻を持っていた。生きたタコに近いが、殻は現在のオウムガイに似ている。真のアンモナイトが化石記録に登場するのは約2億4000万年前である。また、最後の系統は6500万年前の白亜紀末に消滅した。

生層序学的重要性

国際層序委員会（ICS）は、ジュラ紀のプリンスバッキアンの開始を示す生物学的指標を、アポデロセラスとビフェリセラス・ドノバニの初登場基準日とした。

分布

ジュラ紀のアルゼンチン、ハンガリー、イタリア、ポルトガル、イギリスに生息していた。