アダム・レヴィーン(Adam Levine)は、アメリカ合衆国シンガー・ソングライターギタリスト。身長182cm。バンドマルーン5」(Maroon 5)のメンバーで主にボーカルギターを担当している。ドラムを演奏することもできる。

Adam Levine
2014年
基本情報
出生名 アダム・ノア・レヴィーン
生誕 (1979-03-18) 1979年3月18日(45歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州ロサンゼルス
ジャンル ポップ・ロック
オルタナティヴ・ロック
ソウルミュージック
リズム・アンド・ブルース
職業 ミュージシャン
担当楽器 ボーカルギター
活動期間 1994年 -
レーベル 222/Interscope
公式サイト アメリカ合衆国の旗 Maroon 5 - Official Site
日本の旗 maroon 5 | マルーン5
著名使用楽器
First Act guitars
Gibson SG
ブラック・ミュージック

経歴

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1994年、ロサンゼルスのブレントウッド・スクール(Brentwood School)に通う、アダム・レヴィーン、ジェシー・カーマイケル、ミッキー・マデン、ライアン・デューシックの4人がバンド「カーラズ・フラワーズ」(Kara's Flowers)を結成。

1997年7月22日に1stシングル「ソープ・ディスコ」(Soap Disco)をリリース。アルバム『フォース・ワールド』(The Fourth World)は8月19日にリリースされた[1](日本では10月5日にシングル・アルバム同時発売でデビューした)[1]。しかし、アルバムは商業的成功を収めることができず発売から半年後に廃盤となり[1]、1999年に所属レコード会社を去る。2001年、再び集結したメンバーに加えて友人であるジェイムス・ヴァレンタインが加入し、バンド名を「マルーン5」と改名し、2002年にアメリカで1stアルバム『ソングズ・アバウト・ジェーン』(Songs About Jane)をリリース。

ソロ活動 

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2005年7月2日に開催されたLIVE 8スティービー・ワンダーと彼の曲「涙をとどけて」(Signed, Sealed, Delivered I'm Yours)をデュエット。この時の映像がDVD『LIVE 8』に収録されている。

2005年にリリースされたイン・ヤン・ツインズのアルバム『U.S.A.:ユナイテッド・ステイツ・オブ・アトランタ』(U.S.A.:United State Of Atlanta)収録曲「リヴ・アゲイン」(Live Again)のボーカルで参加[2]

カニエ・ウェストが2005年にリリースしたアルバム『レイト・レジストレーション』(Late Registration)からの3rdシングル「ハード・エム・セイ」(Heard 'Em Say)にボーカルで参加。また、ミシェル・ゴンドリー監督のミュージック・ビデオに警備員役で出演している[3]

アリシア・キーズと『MTVアンプラグド』でローリング・ストーンズの「ワイルド・ホーセス」(Wild Horses)を歌唱して共演。この音源が、2005年にリリースされた彼女のアルバム『アンプラグド』(Unplugged)に収録されている[4]

 
2007年

2007年リリースのナターシャ・ベディングフィールドのアルバム『N.B.』収録の「セイ・イット・アゲイン」(Say It Again)を共作。バッキング・ボーカルも担当した。

2009年、K'Naanのアルバム『トルバドゥール 〜チャンピオン・アルバム』(TROUBADOUR - CHAMPION EDITION)収録の「バン・バン feat.アダム・レヴィーン」(Bang Bang feat. Adam Levine)に参加[5]

2010年、スラッシュのソロ・アルバム『スラッシュ』に「ゴッテン」(Gotten)で参加した。同年、ファッション・ブランド「<222>」を立ち上げた[6]

2011年、ジム・クラス・ヒーローズの曲「ステレオ・ハーツ feat. アダム・レヴィーン」(Stereo Hearts feat. Adam Levine)に参加[7]

同年からブレイク・シェルトンらとともにNBCのテレビオーディション番組『ザ・ヴォイス』の審査員を務め、コーチも兼任している。自身が指導を担当したクリスティーナ・グリミーが2016年6月10日、コンサート終了後に射殺された際には、「(妻)ベハティとわたしは、クリスティーナ・グリミーの死に、大いに打ちのめされ、悲しんでいます。わたしたちの心は、彼女の家族とともにあります」とツイートした[8]。その後、グリミーの母親に直接連絡を取り、葬儀費用を支払うと申し出た[9]

2012年には自らのレコードレーベル「222 Records」を設立。マシュー・モリソンと契約した[10]。同年秋からアメリカのFXで放送された『アメリカン・ホラー・ストーリー』第2シーズンに役者として出演[11]50セントの曲「マイ・ライフ feat.エミネム&アダム・レヴィーン」(My Life feat.Eminem & Adam Levine)に参加した[12]

2013年、ザ・ロンリー・アイランドの曲「YOLO」にケンドリック・ラマーと参加[13]

 
熱唱するアダム

2014年夏公開の映画『はじまりのうた』(Begin Again)で銀幕デビュー(日本公開は2015年)[14][15][16]。アダムの曲も収録された映画のサウンドトラック『はじまりのうた -オリジナル・サウンドトラック』(Begin Again - Music From And Inspired By The Original Motion Picture)をインタースコープ・レコードと新たにディストリビューション契約した自らのレーベル「222/Interscope」からリリースした(日本盤は2015年発売)[17][18]。また、レギュラー出演している『ザ・ヴォイス』により、ティーン・チョイス・アワードのテレビ部門「Choice TV Reality Personality, Male」を受賞した[19]

人物

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10代の時に注意欠陥・多動性障害と診断された[20]

2013年にはアメリカの雑誌ピープル誌による今年度の「世界一セクシーな男」に選ばれた[21][22]

2014年にベハティ・プリンスルーと結婚したことを発表した[23]

2016年9月にベハティ・プリンスルーとの間に第1子となる娘のダスティローズ・レヴィーンが誕生した。2018年に第2子、2023年に第3子が誕生。

2019年時点での純資産総額は約1億2000万ドル[24]

不倫

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2022年9月19日、モデルのサムナー・ストローはTikTokに動画を投稿し、アダムと不倫関係に陥っていたことを告白した[25][26][27]。ストローはアダムが「君は信じられないほどにホットだ。心が吹き飛ばされたようだ」と送ってきたメッセージのスクリーンショットも公開し、続けてアダムから送られてきた「これは真剣な話だ。今度産まれる僕の子供が男の子だったら君の名前を付けていいかい?いたって真面目に聞いてるんだ」というメッセージのショットも公開した[25][27]。その後アダムは「一線は超えたが、浮気はしていない」と釈明する声明を発表したが[28]、妻のベハティが第3子を妊娠中の不倫とその発言は大きな批判を生み炎上[29]。また、一連の告発を受けて、更に2人の女性がアダムから性的な誘いを受けたと名乗り出た[29]

出演・曲

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テレビ

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映画

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※ソロ名義で発表した曲を記載。

  • 「ロスト・スターズ」(Lost Stars)、「ア・ハイヤー・プレイス」(A Higher Place)『はじまりのうた -オリジナル・サウンドトラック』(Begin Again - Music From And Inspired By The Original Motion Picture)収録(2014年)※日本盤は2015年発売[18]

脚注

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  1. ^ a b c プロフィール | Maroon5(マルーン5)”. HMV ONLINE. ローソンHMVエンタテイメント. 2014年7月21日閲覧。
  2. ^ イン・ヤン・トゥインズ、ニューアルバムのゲストは超豪華!!”. bmr. ブラック・ミュージック・リヴュー (2005年6月17日). 2014年7月24日閲覧。
  3. ^ ミシェル・ゴンドリーがカニエのビデオを制作 マルーン5のアダムも出演!”. MTV JAPAN. MTV Networks Japan (2005年10月24日). 2014年7月24日閲覧。
  4. ^ アリシア・キーズ「Unplugged」”. eBenkyo. シー・シー・コンサルティング. 2014年8月4日閲覧。
  5. ^ K'NAAN | ケイナーン. “トルバドゥール 〜チャンピオン・アルバム”. ユニバーサルミュージック. 2014年8月25日閲覧。
  6. ^ マルーン5のアダム、ラッキーナンバーでファッション界進出”. BARKS (2010年8月20日). 2014年7月22日閲覧。
  7. ^ マルーン5のアダム・レヴィーン参加!クセになる超美メロ・チューン!大ヒット中の新曲「ステレオ・ハーツ」のミュージック・ビデオが遂に公開!”. ワーナーミュージック・ジャパン (2010年8月20日). 2014年8月25日閲覧。
  8. ^ 「VOICE」出場歌手クリスティーナ・グリミーがコンサート会場で射殺される アダム・レヴィーンら、番組関係者が追悼文を発表”. TVグルーヴ・ドット・コム (2016年6月13日). 2016年6月13日閲覧。
  9. ^ アダム・レビーン、銃撃されたクリスティーナ・グリミーさんの葬儀費用を負担”. エイガ・ドット・コム (2016年6月15日). 2016年6月15日閲覧。
  10. ^ アダム・レヴィーン、新レーベルを立ち上げ『GLEE』のM・モリソンと契約”. BARKS (2012年2月11日). 2014年7月22日閲覧。
  11. ^ 『American Horror Story』は出演者のアダム自身が恐怖を感じる作品”. ユニバーサルミュージック (2012年7月5日). 2014年8月17日閲覧。
  12. ^ アダム・レヴィーン、50セントのニュー・シングル「マイ・ライフ feat.エミネム&アダム・レヴィーン」にゲスト出演!”. ユニバーサルミュージック (2012年11月28日). 2014年8月17日閲覧。
  13. ^ レディー・ガガ、ジャスティン・ティンバーレイク、ザ・ロンリー・アイランドの新作に参加”. BARKS (2013年5月14日). 2014年8月25日閲覧。
  14. ^ a b 映画『はじまりのうた』公式サイト”. 2015年2月26日閲覧。
  15. ^ アダム・レヴィーンは生まれながらのエンターテイナー”. BARKS (2014年5月1日). 2014年7月22日閲覧。
  16. ^ 【インタビュー】アダム・レヴィーン、映画『はじまりのうた』を語る”. BARKS (2015年2月21日). 2015年2月26日閲覧。
  17. ^ アダムのレーベル“222”とInterscopeとの契約第一弾は『Begin Again』のサントラ盤”. ユニバーサルミュージック (2014年6月16日). 2014年8月17日閲覧。
  18. ^ a b はじまりのうた -オリジナル・サウンドトラック”. ユニバーサルミュージック. 2015年2月26日閲覧。
  19. ^ アダムが『Teen Choice Awards』のテレビ部門で受賞”. ユニバーサルミュージック (2014年8月18日). 2014年8月24日閲覧。
  20. ^ Maroon 5’s Adam Levine: “ADHD Isn’t a Bad Thing””. Additude (2019年12月4日). 2024年12月11日閲覧。
  21. ^ マルーン5のアダム・レヴィーンが「世界一セクシーな男」に”. MTV JAPAN. MTV Networks Japan (2013年11月20日). 2014年8月4日閲覧。
  22. ^ マルーン5のアダム、「世界一セクシーな男」受賞はあの人のおかげ?”. MTV JAPAN. MTV Networks Japan (2013年11月22日). 2014年8月4日閲覧。
  23. ^ マルーン5のアダム・レヴィーンが結婚”. MTV JAPAN. MTV Networks Japan (2014年7月22日). 2014年8月4日閲覧。
  24. ^ Adam Levine Net Worth” (英語). Celebrity Net Worth (2019年4月4日). 2019年6月21日閲覧。
  25. ^ a b Whitehead, Joanna (2022年9月20日). “Model claims Adam Levine asked to name baby after her following affair”. Independent. 2024年12月11日閲覧。
  26. ^ Emmanuele, Julia (2022年10月6日). “Everything to Know About Adam Levine’s Cheating Scandal: The Accusations, His Statement and More”. US Weekly. 2024年12月11日閲覧。
  27. ^ a b Griffin, Louise (2022年9月19日). “Adam Levine accused of having affair with Instagram model and asking to name baby after her”. Metro. 2024年12月11日閲覧。
  28. ^ Adam Levine Admits He ‘Crossed The Line’ But Denies Affair With Instagram Model”. Access Hollywood (2022年9月21日). 2024年12月11日閲覧。
  29. ^ a b Klee, Miles (2022年9月21日). “Adam Levine’s Cringey Sexts Were Born to Be Memes”. Rolling Stone. 2024年12月11日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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