アストリド・ネト
フランスの女性柔道家 (1996 - )
アストリド・ネト(Astride Gneto 1996年4月24日- )はフランスの柔道選手。階級は52kg級[1][2]。姉はロンドンオリンピック52㎏級銅メダリストのプリシラ・ネト[3]。
獲得メダル | ||
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フランス | ||
柔道 | ||
世界団体 | ||
銀 | 2021 ブダペスト | 57kg級 |
世界ジュニア | ||
銅 | 2014 フォートローダーデール | 52kg級 |
銅 | 2015 アブダビ | 52kg級 |
経歴
編集コートジボワールのラギューヌ州・ヨプゴンで生まれるが[4]、幼い頃にコルシカ島のアジャクシオへ移住した[5]。姉に続いて柔道を始めると、2014年のヨーロッパジュニア個人戦52㎏級で2位、団体戦で2位になった[2]。世界ジュニアでは3位となった[2]。2015年のヨーロッパジュニアでは個人戦、団体戦ともに優勝するも、世界ジュニアでは個人戦で3位、団体戦で2位だった[2]。2016年のヨーロッパ選手権団体戦で3位になると、グランドスラム・アブダビでIJFワールド柔道ツアー初優勝を飾った[1][2]。2018年のグランドスラム・パリと地中海競技大会では3位になった[1][2]。2019年のワールドマスターズで3位になった[1]。しかし、東京オリンピックには国内により活躍していたアマンディーヌ・ブシャールがいたために出場できなかった[1]。2021年のワールドマスターズで3位になると、グランドスラム・カザンとグランドスラム・パリ、さらには世界団体でも2位に入った[1][6]。2022年のグランドスラム・テルアビブでは決勝で武田亮子を大内刈で破って、57㎏級の姉ともども姉妹優勝を飾った。グランドスラム大会を姉妹で同時優勝したのは、2012年のグランドスラム・パリで田知本愛、田知本遥姉妹が優勝して以来10年ぶりとなった[3]。
主な戦績
編集- 2014年 - ヨーロッパジュニア 個人戦 2位 団体戦 2位
- 2014年 - 世界ジュニア 3位
- 2015年 - ヨーロッパジュニア 個人戦 優勝 団体戦 優勝
- 2015年 - 世界ジュニア 個人戦 3位 団体戦 2位
- 2016年 - ヨーロッパ選手権 団体戦 3位
- 2016年 - ヨーロッパジュニア 個人戦 3位 団体戦 3位
- 2016年 - グランドスラム・アブダビ 優勝
- 2018年 - グランドスラム・パリ 3位
- 2018年 - 地中海競技大会 3位
- 2018年 - グランプリ・ハーグ 3位
- 2019年 - グランドスラム・パリ 3位
- 2019年 - グランプリ・トビリシ 3位
- 2019年 - ヨーロッパオープン・ルクセンブルグ 優勝
- 2019年 - ワールドマスターズ 3位
- 2021年 - ワールドマスターズ 3位
- 2021年 - グランドスラム・カザン 2位
- 2021年 - 世界団体 2位
- 2021年 - グランドスラム・パリ 2位
- 2022年 - グランドスラム・テルアビブ 優勝
- 2022年 - グランドスラム・アンタルヤ 3位
- 2022年 - グランドスラム・トビリシ 3位
- 2022年 - グランドスラム・アブダビ 優勝
- 2023年 - グランドスラム・東京 2位
脚注
編集外部リンク
編集- アストリド・ネト - JudoInside.com のプロフィール