アイザイア・スチュワート
アイザイア・スチュワート2世(Isaiah Stewart II, 2001年5月22日 - )は、アメリカ合衆国・ニューヨーク州ロチェスター出身のプロバスケットボール選手。NBAのデトロイト・ピストンズに所属している。ポジションはパワーフォワードまたはセンター。
デトロイト・ピストンズでのスチュワート (2022年) | ||||||||||||
デトロイト・ピストンズ No.28 | ||||||||||||
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ポジション | PF/C | |||||||||||
所属リーグ | NBA | |||||||||||
基本情報 | ||||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | |||||||||||
生年月日 | 2001年5月22日(23歳) | |||||||||||
出身地 | ニューヨーク州ロチェスター | |||||||||||
身長 | 203cm (6 ft 8 in) | |||||||||||
体重 | 113kg (249 lb) | |||||||||||
ウィングスパン | 224cm (7 ft 4 in) | |||||||||||
キャリア情報 | ||||||||||||
大学 | ワシントン大学 | |||||||||||
NBAドラフト | 2020年 / 1巡目 / 全体16位[1] | |||||||||||
プロ選手期間 | 2020–現在 | |||||||||||
経歴 | ||||||||||||
2020- | デトロイト・ピストンズ | |||||||||||
受賞歴 | ||||||||||||
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Stats Basketball-Reference.com | ||||||||||||
代表歴 | ||||||||||||
キャップ | アメリカ合衆国 | |||||||||||
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来歴
編集生い立ち
編集幼少期はサッカーとボクシングをして育った。身長が伸びたこともあり小学5年生のときからバスケットボールを始めた。
リクルート
編集氏名 | 出身 | 高校 / 大学 | 身長 | 体重 | コミット日 | |
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アイザイア・スチュワート C |
ロチェスター | ラ・ルミエーレ・スクール(IN) | 6 ft 9 in (2.06 m) | 245 lb (111 kg) | 2019年1月20日 | |
リクルート スターレーティング: Scout: N/A Rivals: 247Sports: ESPN: ESPNグレード: 96 | ||||||
全リクルート順位: Rivals: 2 247Sports: 4 ESPN: 3 | ||||||
出典:
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カレッジ
編集ワシントン大学で1年間プレーした後、2020年のNBAドラフトにアーリーエントリーした[1]。
デトロイト・ピストンズ
編集ドラフトでは1巡目・全体16位でポートランド・トレイルブレイザーズから指名を受けた[2]。その後2020年11月22日にロバート・コビントンとのトレードでトレバー・アリーザと将来のドラフト指名権と共に交渉権がヒューストン・ロケッツへ移動[3]。さらに24日にはクリスチャン・ウッドとのトレードで将来のドラフト指名権と共に交渉権がデトロイト・ピストンズへ移動し[4]、12月1日にピストンズと契約した[5]。
1年目の2020-21シーズンは68試合に出場し、NBAオールルーキー2ndチームに選出された。
2021年11月21日のロサンゼルス・レイカーズ戦にて、第3Qにフリースローのリバウンドを争ったレブロン・ジェームズから顔面に肘打ちを受けて流血すると激昂し、両軍入り乱れて乱闘寸前となった[6]。このプレーでレブロンは退場となり、試合後にはレブロンに1試合、スチュワートも制止に従わなかったとして2試合の出場停止処分が下された[7](この騒ぎはパレスの騒乱2021と揶揄されることになる)。
個人成績
編集略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
NBAレギュラーシーズン
編集シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2020–21 | DET | 68 | 14 | 21.4 | .553 | .333 | .696 | 6.7 | .9 | .6 | 1.3 | 7.9 |
2021–22 | 71 | 71 | 25.6 | .510 | .326 | .718 | 8.7 | 1.2 | .3 | 1.1 | 8.3 | |
2022–23 | 50 | 47 | 28.3 | .442 | .327 | .738 | 8.1 | 1.4 | .4 | .7 | 11.3 | |
2023–24 | 46 | 45 | 30.9 | .487 | .383 | .753 | 6.6 | 1.6 | .4 | .8 | 10.9 | |
通算 | 235 | 177 | 26.0 | .498 | .348 | .727 | 7.6 | 1.2 | .4 | 1.0 | 9.3 |
カレッジ
編集シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2019–20 | ワシントン大学 | 32 | 32 | 32.2 | .570 | .250 | .774 | 8.8 | .8 | .5 | 2.1 | 17.0 |
人物
編集父親のデラはジャマイカの出身である。大学時代は父と同じジャマイカ出身のパトリック・ユーイングに敬意を表し、彼の現役時代の背番号である33を着用していた[8]。
脚注
編集- ^ “Huskies' Stewart, No. 26 prospect, opts for draft” (英語). ESPN.com (2020年4月1日). 2021年4月24日閲覧。
- ^ “Blazers pick Isaiah Stewart out of Washington but stay in Portland will be short” (英語). king5.com. 2021年4月24日閲覧。
- ^ “Trail Blazers Acquire Robert Covington From Houston” (英語). Portland Trail Blazers. 2021年4月24日閲覧。
- ^ “Detroit Pistons Complete Trade With Houston” (英語). Detroit Pistons. 2021年4月24日閲覧。
- ^ “Detroit Pistons Sign Rookies Killian Hayes, Isaiah Stewart, Saddiq Bey and Saben Lee” (英語). Detroit Pistons. 2021年4月24日閲覧。
- ^ “まさかのレブロン退場 流血を呼んだ“危険プレー”に米賛否「汚いプレー」「偶然だ」”. THE ANSWER スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト. 2021年11月23日閲覧。
- ^ “LeBron James suspended 1 game, Isaiah Stewart suspended 2 games for on-court altercation” (英語). www.nba.com. 2021年11月23日閲覧。
- ^ “Meet McQuaid freshman sensation Isaiah Stewart” (英語). Democrat and Chronicle. 2021年4月24日閲覧。