はむつんサーブ
はむつんサーブは、日本を代表するアニメーションダンサー、振付師。「アニメーションダンスを日本に広めた」と称される[1]。
概要
編集1999年福島大学ダンス同好会リーダーりきっちょにより創始。はむつんサーブの名前の由来は、漫画『行け!稲中卓球部』に登場する技はみちんサーブを東北訛りっぽくしたものと答えている[2]。
2004年放送開始のダンス番組『少年チャンプル』、及びその後継番組『スーパーチャンプル』に出演。番組内での人気投票ランキングで1位を獲得するなど、知名度を得る。日本最大のストリートダンスのコンテスト大会『JAPAN DANCE DELIGHT』の2004年度は特別賞、2005年度準優勝[3]を始め、数多くのダンス大会で受賞する。
YouTubeで公開していたはむつんサーブの映像が、たまたまアメリカ合衆国の歌手マドンナの目に留まり、2008年3月に発売されたアルバム『ハード・キャンディー』からのシングル「フォー・ミニッツ」のPVに抜擢される[4]。日本人のダンサーとしては初出演であり[5]、マドンナ本人から直接出演交渉が行われたと言われている[4]。2008年から2009年にかけて公演されたマドンナのワールドツアー『Sticky & Sweet Tour』にもゲストダンサーとして招かれる[2]。2008年10月にニューヨーク市マディソン・スクエア・ガーデンでの公演では、「はむつんサーブ with Big Baby」としてオープニングアクトを務めた[6]。
バンドBigBabyとしてもライブ活動などを行い、2008年にはライブカメラ映像を収めた初めてのDVD『はむつんサーブ with BigBaby』を日本コロムビアからリリースする。なお、前述のマドンナに抜擢されることになったパフォーマンス映像も収録されている[6]。
2011年、コンビを組んでいただーよしが脱退することが発表[要出典]。その後、りきっちょ、スレビーの2人体制であったが、2012年にはスレビーが解雇された旨が公式サイト、りきっちょのblogで発表された[要出典]。以後、りきっちょのソロ活動となっている。昨今では、はむつんサーブりきっちょとその弟子によるアニメーションダンスチームHAMUTSUN SERVE.CREWの活躍が目覚ましい。
また、小説家の中村文則とは大学時代からの友人である。
メンバー
編集- はむつんサーブクルー
-
- りきっちょ
- ゆかぼん
- 森君
- れいき
- りおっち
元メンバー
編集- だーよし
- 在籍期間:結成時〜2011年
- スレビー
- 在籍期間:2011年〜2012年
- だーよし
- はむつんサーブ with Big Baby
- 2008年時点[6]
- りきっちょ (lead & harmony Vocals)
- だーよし (Drums)
- ねろっち (Guitar)
- DJ WAKA (DJ)
- あゆみ (Keyboards)
ディスコグラフィー
編集はむつんサーブ with Big Baby名義でリリースしている。
- はむつんサーブ with Big Baby(2008年3月5日)※DVDとCDの2枚組
- スペースハリア
- レッツゴー! Big Baby
- Big Baby体操
- 和装
- スペースハリア(2008年10月22日)※マキシシングル
- スペースハリア
- レッツゴー! Big Baby
- YAP CHAP
出演
編集出典
編集- ^ “35組 熱きダンスバトル(1月18日)”. 佐賀新聞. (2008年1月18日) 2017年2月1日閲覧。
- ^ a b “独創ダンスで魅了 仙台出身ユニット はむつんサーブ”. 河北新報. (2010年10月31日)
- ^ “JAPAN DANCE DELIGHT HISTORY”. 2015年8月27日閲覧。
- ^ a b “マドンナPVに初の日本人ダンスユニット“はむつんサーブ””. スポーツ報知. (2008年3月11日). オリジナルの2008年4月29日時点におけるアーカイブ。 2017年2月1日閲覧。
- ^ ダンサー以外だと坂本龍一が出演したことがある。
- ^ a b c “日本コロムビア|DVD+CD『はむつんサーブ with Big Baby 2』2009年7月29日発売!”. 日本コロムビア. 2017年2月1日閲覧。