さわやかな男(さわやかなやつ)は、関西テレビが制作し、フジテレビ系列にて1977年4月3日から1978年3月26日まで毎週日曜21:00~21:54に放送されたテレビドラマ。全49回。

さわやかな男(ヤツ)
ドラマの撮影が行われた関西テレビ旧社
ジャンル テレビドラマ
原作 花登筺
脚本 花登筺
演出 岡林可典、坂上勇小田切正明
出演者 柴俊夫
真野響子
音楽 南安雄
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語
製作
制作 関西テレビ放送
放送
放送チャンネルフジテレビ系列
放送国・地域日本の旗 日本
放送枠フジテレビ系列日曜夜9時枠の連続ドラマ
さわやかな男(無印)
放送期間1977年4月3日 - 同年7月3日
放送時間日曜21:00 - 21:54
放送枠フジテレビ系列日曜夜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数13回
さわやかな男・太陽編
放送期間1977年7月10日 - 同年10月2日
放送時間同上
放送枠フジテレビ系列日曜夜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数12回
さわやかな男・商人編
放送期間1977年10月9日 - 1978年3月26日
放送時間同上
放送枠フジテレビ系列日曜夜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数24回
番組年表
前作どてらい男
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概要

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3年間続いた花登筺原作及び脚本、西郷輝彦主演の『どてらい男(ヤツ)』の後継作品として放送が開始された。「どてらい男」に引き続き、花登が原作・脚本を手がけた。主演は柴俊夫が務めた。

途中、7月10日から10月2日までは「太陽編」、10月9日から最終回までは「商人(あきんど)編」と呼ばれる[1]

ドラマの内容は、行商人の息子である一人の男が、大商人を目指していく姿を描いたサクセスストーリー的作品。

なお、柴俊夫と真野響子はこのドラマでの共演が縁で、後に結婚した。

ドラマの撮影は大阪府大阪市北区西天満の関西テレビ旧社屋スタジオで行われた。

キャスト

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以下「太陽編」から
以下「商人編」から

スタッフ

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  • 原作・脚本:花登筐「女の味方は俺一人」
  • 音楽:南安雄
  • 演出:岡林可典、林宏樹、山像信夫、坂上勇、小田切正明

サブタイトル

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回数 放送日 サブタイトル 演出 ゲスト
1 1977年4月3日 あいつを倒す! 岡林可典
2 4月10日 氷魚のような女 佐野浅夫森明子
3 4月17日 きかん坊先生
4 4月24日 かみつけ!!小犬
5 5月8日 商人にはならん!!
6 5月15日 氷魚に賭けた!
7 5月22日 脱走!?
8 5月29日 女の正体!?
9 6月5日 たった一人の味方
10 6月12日 先生なんか汚い!!
11 6月19日 夜を突っ切れ! 喜味こいし
12 6月26日 氷魚が消えた… 喜味こいし
13 7月3日 燃える白! 林宏樹
14 7月10日 敵を知る!
15 7月17日 好きにはさせん!
16 7月24日 女の挑戦!
17 7月31日 男の闘い! 山像信夫
18 8月7日 闘いの的! 月丘千秋
19 8月14日 新しい戦い!
20 8月21日 城勝改め城勝子!?
21 9月4日 天使が味方!? 田辺靖雄
22 9月11日 流星に誓う!
23 9月18日 勝てる!
24 9月25日 入魂!! 田辺靖雄
25 10月2日 陽の中で!
26 10月9日 商の心!
27 10月16日 出逢い 坂上勇 花沢徳衛
28 10月23日 うどんとそば 山像信夫
29 10月30日 初商い
30 11月6日 土台がため
31 11月13日 信用料 津川雅彦
32 11月20日 丁稚奉公 海老沢寛
33 11月27日 職人の世界
34 12月4日 職人の値打ち
35 12月11日 抜け道を探せ!
36 12月18日 詫び料
37 12月25日 友禅洋服
38 1978年1月8日 独立第一歩!! 西郷輝彦
39 1月15日 問屋の策謀
40 1月22日 染屋気質
41 1月29日 商人の眼
42 2月5日 裏を読め! 月亭可朝平参平
43 2月12日 母の死
44 2月19日 男に惚れた 三条美紀
45 2月26日 百貨店を狙え! 三条美紀、森次晃嗣
46 3月5日 京女の意地 小田切成明 三条美紀
47 3月12日 勝負の型友禅 山像信夫 田崎潤
48 3月19日 涙の型友禅
49 3月26日 明日へ挑戦!! 田崎潤

休止

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ネット局

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特記の有るもの以外の放送時間は全て、日曜 21:00 - 21:54、同時ネット

脚注

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  1. ^ 原作本は、「太陽編」「商人編」「濁流編」「独立編」「愛憎編」「開花編」の全6編(文藝春秋社)。
  2. ^ 当時のフジテレビのプロ野球中継枠は19:30 - 20:54(火曜日は『火曜ワイドスペシャル』のため19:30 - 21:24)だったが、日曜は19:30には人気アニメ『カルピスこども劇場 あらいぐまラスカル』が放送されているため、20:00の『オールスター家族対抗歌合戦』だけ休止して1時間枠で放送となるも、希に21:00枠ドラマも休止して2時間枠で放送する事があった。なお後者の時は20:54に中継を一旦中断し、『FNNニュース』を放送した。
  3. ^ この日は、18:00の『一発貫太くん』から23:00の『唄子・啓助のおもろい夫婦』まで通常番組が編成されたが、本作だけは放送されなかった。
  4. ^ 北海道新聞』1977年9月各日テレビ欄
  5. ^ 秋田魁新報』1977年9月各日テレビ欄
  6. ^ 山形新聞』1977年9月各日テレビ欄
  7. ^ a b 福島民報』1977年9月各日テレビ欄
  8. ^ 新潟日報』1977年9月各日テレビ欄
  9. ^ 山梨日日新聞』1977年9月各日テレビ欄
  10. ^ 信濃毎日新聞』1977年9月各日テレビ欄
  11. ^ a b c 『北國新聞』1977年10月16日付朝刊、テレビ欄。
  12. ^ 中日新聞』1977年9月各日テレビ欄
  13. ^ 山陰中央新報』1977年9月各日テレビ欄
  14. ^ 岡山放送は当時岡山県のみの県域局で、日曜21時枠は瀬戸内海放送(当時は香川県のみの県域局)と同じく『日曜洋画劇場』をネットしていたため本作は遅れ時差ネット(『山陽新聞』1977年6月10日・6月12日各日テレビ欄)
  15. ^ 山陽新聞』1977年9月各日テレビ欄
  16. ^ a b 愛媛新聞』1977年9月各日テレビ欄
  17. ^ a b 西日本新聞』福岡版 1977年9月各日テレビ欄
  18. ^ a b 熊本日日新聞』1977年9月各日テレビ欄
  19. ^ 宮崎日日新聞』1977年9月各日テレビ欄
  20. ^ 沖縄タイムス』1977年9月各日テレビ欄

関連項目

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関西テレビ制作・フジテレビ系列 日曜21時枠
前番組 番組名 次番組
どてらい男・総決算篇
さわやかな男

さわやかな男・太陽編

さわやかな男・商人編