α-アミノ酪酸(アルファ アミノらくさん、: α-aminobutyric acidAABA)は、アミノ酪酸異性体のうちの一つ。化学式β-およびγ-アミノ酪酸と同じC4H9NO2である。IUPAC名2-アミノブタン酸で、別名にブチリン、エチルグリシンなどがある。

α-アミノ酪酸
識別情報
CAS登録番号 2835-81-6 チェック
PubChem 6657
ChemSpider 6405 チェック
UNII 8306QPJ19P チェック
日化辞番号 J237.166I
ChEMBL CHEMBL55242 チェック
特性
化学式 C4H9NO2
モル質量 103.12 g/mol
融点

291 °C(分解)[1]

酸解離定数 pKa 2.55(カルボキシル基), 9.60(アミノ基)[2]
危険性
EU分類 Irritant Xi 刺激性
Sフレーズ S22, S24/25
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

オフタルミン酸生合成における重要中間体であり、子牛水晶体から最初に単離された。

出典

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  1. ^ chemicalbook (2007年). “α-アミノブタン酸”. 2011年3月8日閲覧。
  2. ^ Dawson, R.M.C., et al. (1959). Data for Biochemical Research. Oxford: Clarendon Press  (ISBN 978-0198553588 for third edition, 1986)