ZORN
ZORN(ゾーン、1989年2月16日 - )は、日本のヒップホップMC。旧名はZONE THE DARKNESS。生活に根差した等身大のリリックと、複雑に重ねられる圧倒的な韻が評価されている[1]。
ZORN | |
---|---|
出生名 | 杉山 雄基[注 1] |
生誕 | 1989年2月16日(35歳) |
出身地 | 東京都葛飾区 |
ジャンル | ヒップホップ |
職業 | ヒップホップMC |
担当楽器 | ラップ |
活動期間 | 2004年 - |
共同作業者 | SHINKOIWA HOMIEZ |
公式サイト | 公式サイト |
略歴
編集10代の頃から、3連覇した「THE罵倒」を始め、「B BOY PARK UNDER20 MC BATTLE」、「ULTIMATE MC BATTLE」などのMCバトルで好成績を残し、2009年に1stアルバム「心象スケッチ」を自主制作でリリース。
2014年、般若主宰の昭和レコードに般若・SHINGO☆西成に続く第三の男として加入し、ZORNに改名[3]。
2018年、般若 x ZORN x SHINGO★西成名義でコラボレーションアルバム『MAX』を昭和レコードより発売[4]。同年、AKLOからのオファーを受け、AKLOとのツーマンツアー「A to Z TOUR 2018」を開催[5][6][注 2]。このツアーの為に、ZORNが新たにヴァースを書き下ろしたAKLOの楽曲「RGTO」のリミックスを公開した[8]。
2019年7月21日、大阪で行われたライブで昭和レコード脱退を発表。
2021年1月24日、日本武道館でワンマンライブ「My Life at 日本武道館」を開催[9][10]。2021年9月12日には横浜アリーナでワンマンライブ「無題」を開催[11]。
作品
編集アルバム
編集発売日 | タイトル | 規格品番 | レーベル | 備考 | |
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1st | 2009年8月1日 | 心象スケッチ | 自主制作 | [12] | |
2nd | 2010年12月8日 | THE N.E.X.T. | F.I.V.E. RECORDS | [12] | |
ミニアルバム | 2011年7月6日 | ロンリー論理 | FIVECD003 | F.I.V.E. RECORDS | [12] |
3rd | 2012年9月19日 | DARK SIDE | S MUZIK | [12] | |
MIX CD | 2013年7月25日 | CREATION - Mixed By DJ TATSUKI | S MUZIK | [12] | |
4th | 2014年4月16日 | サードチルドレン | SHWR0024 | 昭和レコード | |
5th | 2015年5月13日 | The Downtown | SHWR0038 | 昭和レコード | |
6th | 2016年10月26日 | 生活日和 | SHWR0045 (通常盤) SHWR0046 (CD+DVD限定盤) |
昭和レコード | |
ミニアルバム | 2017年3月22日 | なにか+1 | SHWR0049 | 昭和レコード | |
7th | 2017年9月13日 | 柴又日記 | SHWR0056 (通常盤) SHWR0057 (CD+DVD限定盤) |
昭和レコード | iTunes総合ランキング1位[13] オリコン週間ランキング40位 |
MIX CD | 2017年12月13日 | Anthology | SHWR0062 | 昭和レコード | |
8th | 2019年5月29日 | LOVE | SHWR0082 | 昭和レコード | |
9th | 2020年10月28日 | 新小岩 | AMH0001 (通常盤) AMH0002(CD+DVD限定盤) |
All My Homies | Produced by BACHLOGIC |
ミニアルバム | 2021年8月4日 | 925 | AMH-0008 | All My Homies | Produced by BACHLOGIC |
セルフカバーアルバム | 2021年12月24日 | Tuxedo | AMH-0011 | All My Homies | When HIPHOP meets ORCHESTRA |
10th | 2022年9月28日 | RAP | AMH-0012 | All My Homies | Produced by BACHLOGIC |
配信シングル
編集発売日 | タイトル | 備考 |
---|---|---|
2018年6月29日 | Walk This Way feat.AKLO[14] | |
2018年10月26日 | Chill Out feat. AKLO[15] | |
2019年10月30日 | Don't Look Back | |
2019年12月4日 | Rep feat. MACCHO | |
2020年2月19日 | Have A Good Time feat. AKLO | |
2020年4月9日 | No Pain No Gain feat. ANARCHY | |
2020年8月19日 | One Mic feat. KREVA | |
2021年5月9日 | 家庭の事情 | |
2022年7月11日 | いたいのとんでけ | |
2024年4月20日 | 声 |
DVD
編集発売日 | タイトル | 規格品番 | レーベル | 備考 |
---|---|---|---|---|
2017年3月22日 | おゆうぎかい | SHWR0050 (通常盤) SHWR0051 (DVD+CD限定盤) |
昭和レコード | |
2017年12月13日 | Collection : Video Clips 2014-2017 | SHWR0063 | 昭和レコード | |
2018年4月29日 | お父さんといっしょ | SHWR0072 | 昭和レコード | |
2019年12月25日 | LOVE TOUR | SHWR0090 (通常盤) SHWR0091 (2DVD限定盤) |
昭和レコード | |
2021年4月28日 | My Life at 日本武道館 | AMH-0005 (通常盤) AMH-0006 (生産限定盤) |
All My Homies | |
2021年12月24日 | ZORN ONE MAN LIVE 「汚名返上」at YOKOHAMA ARENA | AMH-0009 (通常盤) AMH-0009 (生産限定盤) |
All My Homies | |
2023年3月15日 | LIVE at さいたまスーパーアリーナ | AMH-0014 (通常盤) AMH-0015 (生産限定盤) |
All My Homies |
参加作品
編集この節の加筆が望まれています。 |
- NOSTALGIA TRUST - 捨て駒 feat. ZONE THE DARKNESS(2010年7月21日)
- オムニバス - HEADS BE AMBITIOUS / ZONE THE DARKNESS(2010年8月11日)
- LUCK-END - 十影 IN GA KATTAI feat. ZONE THE DARKNESS, 輪入道(2011年1月19日)
- DJ松永 - 東京Night Walker feat. ZONE THE DARKNESS, 輪入道(2012年5月2日)[16]
- TAK THE CODONA - Deep black shadow feat. 仙人掌 & Zone the darkness(2011年5月18日)
- オムニバス - Toy Story / ZONE THE DARKNESS(2012年7月18日)
- オムニバス - WithoutUmbrella / 晋平太,ZONE THE DARKNESS(2012年10月12日)
- 般若 - 倍ヤバイ feat. 田我流, ZONE THE DARKNESS, SHINGO★西成 (2013年7月17日)
- MICHITA - 夕方に feat. ZONE THE DARKNESS(2013年7月24日)
- VIKN - TOKYO Remix feat. 道(TAO), RAW-T, ZONE THE DARKNESS, KNELL, G.O(2013年7月31日)
- NORIKIYO - Hey Money Remix (feat. ZORN、AKLO & OMSB)(2014年10月1日)
- JAZEE MINOR - 100(Remix) feat. ISH-ONE, ZORN, MARIA(SIMI LAB) & Staxx T (CREAM)(2014年11月19日)[17]
- RAU DEF - TERRITORY feat. ZORN(2015年10月7日)[18]
- KEN THE 390 - Make Some Noise feat. ZORN, NORIKIYO(2016年2月10日)[19]
- DJ RYOW - RAINY DAYS feat. ZORN, JAZEE MINOR & Minami(CREAM)(2016年2月16日)[20]
- LostFace - でも、やっぱ feat.ZORN & ZEUS(2016年3月30日)
- AKLO - McLaren feat.T-Pablow & ZORN(2016年6月22日)[21]
- NORIKIYO - Learn 2 Learn feat. ZORN(2017年3月31日)[22]
- DJ TATSUKI - Invisible Lights feat. Kvi Baba & ZORN(2019年1月31日)[23]
- AKLO - FUEGO feat. ZORN(2018年6月8日)[24]
- AKLO - COUNT ON ME feat.ZORN(2018年11月2日)[25]
- AKLO - カマす or Die(feat. ZORN)(2020年2月26日)[26]
- 鬼 & ZORN - 本人不在(2020年6月21日)[27]
- AK-69 - If I Die feat. ZORN(2020年8月2日)
- KREVA - タンポポ feat. ZORN(2020年10月14日)[28]
- OZROSAURUS - Rewind feat. ZORN(2022年2月2日)
- KREVA - クラフト feat.ZORN(2022年2月16日)
- ILL-BOSSTINO - LETTER 4 BETTER feat. ZORN(2022年4月12日)[29]
- RADWIMPS - 大団円 feat. ZORN(2023年7月4日)
- AKLO - 221 feat.ZORN (2024年10月2日)[30]
ミュージックビデオ
編集この節の加筆が望まれています。 |
監督 | 曲名 |
---|---|
Kentaro Abe & Masakuni Nakamura | 「奮エテ眠レ」 |
金允洙 | 「2 Da future」 |
「Life goes on feat. SAY」 | |
飛沫 |
「Reverse (from the album The Downtown) 」 |
新保拓人 | |
山田健人 |
エッセイ
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 非公表だが、自身の曲の中で本名が「杉山」であるというリリックがある。
- ^ 2020年にも「AtoZ 2020」を開催予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、直前での中止となった[7]。
出典
編集- ^ “LITTLEら選ぶ“韻”アワードをZORNが受賞「とにかくすごいと思える韻を選んだ」”. 音楽ナタリー (2020年2月26日). 2020年10月15日閲覧。
- ^ “ZORNとKREVAが自転車2人乗り、夢のコラボが実現(動画あり) - 音楽ナタリー”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年8月18日) 2021年2月27日閲覧。
- ^ “ZONE THE DARKNESS、名義改め新作を昭和レコードから”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2014年4月16日) 2021年5月21日閲覧。
- ^ “般若とZORN、SHINGO★西成によるコラボアルバムがリリースへ”. FNMNL (株式会社スペースシャワーネットワーク). (2018年3月16日) 2021年5月12日閲覧。
- ^ “ヒップホップ/ラップ独自の“リミックス”文化”. Real Sound (株式会社blueprint). (2018年9月7日) 2021年2月27日閲覧。
- ^ “「タジタジ」「でもバチバチ」AKLO とZORN がジョイントツアーファイナルで着火”. うたまっぷNEWS (有限会社インターライズ). (2018年8月26日) 2022年7月7日閲覧。
- ^ “AtoZ 2020 開催中止のお知らせ”. ZORN Official Site. (2020年2月26日) 2021年2月27日閲覧。
- ^ “AKLOの代表曲"RGTO"にZORNをフィーチャーしたリミックスビデオが公開”. FNMNL (株式会社スペースシャワーネットワーク). (2018年7月19日) 2021年2月27日閲覧。
- ^ “ZORNの夢が実現、武道館でワンマンライブ開催決定”. 音楽ナタリー (2020年10月28日). 2020年10月30日閲覧。
- ^ “ZORN、豪華ゲスト迎えた武道館ワンマンをノーカットでDVD化”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2021年3月24日) 2021年9月13日閲覧。
- ^ “横アリワンマン終えたZORN、変わらない仲間たちの大切さ歌った「Stay Gold」MV公開”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2021年9月12日) 2021年9月13日閲覧。
- ^ a b c d e ZONE THE DARKNESS名義。
- ^ __ZORN__の2017年9月14日のツイート- X(旧Twitter)
- ^ “AKLO x ZORN、2マン・ツアーに先駆け新たなコラボ曲「Walk This Way」MV公開”. Spincoaster (株式会社Spincoaster). (2018年6月28日) 2021年5月12日閲覧。
- ^ “AKLO×ZORN、ジャジーでチルなコラボ楽曲のMV公開&配信リリース”. Billboard JAPAN. (2018年10月25日) 2021年5月12日閲覧。
- ^ “DJ 松永1stアルバムにサ上、キリコ、RAU DEF、QNら参加”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2012年5月1日) 2021年5月12日閲覧。
- ^ “JAZEE MINOR 『100 (Remix) feat. ISH-ONE, ZORN, MARIA (SIMI LAB) & Staxx T (CREAM)』”. SPACE SHOWER MUSIC. 2020年10月22日閲覧。
- ^ “RAU DEFの新作はSKY-HI主宰レーベルから、ゲストにPUNPEEら”. CINRA.NET (株式会社CINRA). (2015年8月17日) 2021年5月12日閲覧。
- ^ “デビュー10周年のKEN THE 390、“真っ向勝負”した新作&毎月ワンマン”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年1月18日) 2021年5月12日閲覧。
- ^ “DJ RYOWオリジナルアルバムにAK-69、BOSS、KOHH、T-PABLOW、般若、漢ら”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年2月16日) 2021年5月12日閲覧。
- ^ “AKLO 6月22日発売”Outside the Frame”詳細&ジャケ写解禁!!”. Fanplus Music (株式会社Fanplus). (2016年5月25日) 2021年5月12日閲覧。
- ^ “NORIKIYOの2年ぶりアルバムに七尾旅人ら参加、5月には田我流とのツーマンも”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2017年3月31日) 2021年5月12日閲覧。
- ^ “DJ CHARIとの活動でも知られるDJ TATSUKIがZORNと19歳の新鋭Kvi Babaを招いた新曲本日リリース”. Spincoaster (株式会社Spincoaster). (2019年1月31日) 2021年5月12日閲覧。
- ^ “AKLO x ZORNのツーマンツアー 『A to Z TOUR 2018』に先駆けコラボ曲"FUEGO"のミュージックビデオが公開”. FNMNL (株式会社スペースシャワーネットワーク). (2018年6月7日) 2021年5月12日閲覧。
- ^ “AKLO、新曲『COUNT ON ME feat.ZORN』をリリース&MV公開”. E-TALENTBANK co.,ltd. (株式会社イータレントバンク). (2018年11月1日) 2021年9月1日閲覧。
- ^ “AKLOとZORNがまたもやコラボ曲"カマす or Die"のミュージックビデオを公開”. FNMNL (株式会社スペースシャワーネットワーク). (2020年2月26日) 2021年9月1日閲覧。
- ^ “鬼 & ZORN、「本人不在」を配信開始”. THE MAGAZINE (チューンコアジャパン株式会社). (2020年6月21日) 2021年5月12日閲覧。
- ^ “KREVA、新曲「タンポポ feat. ZORN」地下空間で撮影されたMV公開”. billboard-japan (2020年10月13日). 2020年10月14日閲覧。
- ^ “tha BOSSがZORNやMummy-Dら迎えたソロアルバムの詳細発表、リリースライブの開催も決定”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2023年3月1日) 2023年3月11日閲覧。
- ^ “AKLOとZORN、ファン350人が参加した「221」MV公開”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2024年10月2日) 2024年11月18日閲覧。
- ^ “エッセイ書くのもHIP HOP、ZORNが「POPEYE」で初のエッセイ連載”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2023年9月7日) 2024年5月2日閲覧。
外部リンク
編集- ZORNオフィシャルサイト
- ZORN.Tokyo (zorn.tokyo) - Facebook
- 昭和レコード - YouTubeチャンネル
- ZORN info (@__ZORN__) - X(旧Twitter)
- ZORN (@_zorn_) - Instagram
- ZORNオフィシャルファンクラブサイト
- ZORN - YouTubeチャンネル
インタビュー
編集- HMV ONLINE(2014年4月)
- Amebreak(2014年4月)
- Spice(2015年11月)